北九州を舞台にはじける青春☆ハイスクールLOVE!!

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表題作つながりたい

服飾コースの同級委員長 宗政竜仁
ストリートダンスが得意な高校3年生 相良基一

その他の収録作品

  • つかまえたい
  • あとがき

あらすじ

基一(きいち)は学外で活動していたダンスチームが解散してからというもの、不完全燃焼な日々を送っていた。
そんな時、服飾コースを選択するクラス委員長の宗政(むねまさ)から、作品発表会の幕間に踊ってくれと頼まれる。
なぜか自分にだけ厳しく当たる宗政のことが気になっていた基一は、迷いつつ引き受ける。
二人は時にぶつかりあいながらも、互いを認めるようになり……?
(出版社より)

作品情報

作品名
つながりたい
著者
いつき朔夜 
イラスト
石原理 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403522741
3.5

(8)

(1)

萌々

(2)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
28
評価数
8
平均
3.5 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数3

毎度ながら面白かったです!

いつきさんの作品が大好きで、過去の作品全部もってます。
今回も良かったですー!
服飾科の貧乏攻と、ダンス大好きの受けという組み合わせ。
毎度ながらすごく丁寧に作られたお話で、ぐいぐいひきこまれながら読んでしまいました。
貧乏攻めならではのHもよかったです(笑
次の作品も楽しみにしてます!

1

方言バンザイ!

いやぁ、地方都市のさわやかな青春ラブでした
物語序盤、学校では方言が出なかった攻・宗政が受・基一と関わることで段々と方言が出てくる様子はとても微笑ましかったです
文章全体に暗い雰囲気が無く所々でクスッと笑わせるユーモアもあり、読後感はとても良かったです
初めて読んだ作家さんなのですが、他作品にも注目してみようかと思いました
基一は宗政が初めてなのに宗政は手慣れてるようだったので、その事でまた悩む基一を読んでみたいなと思ったり(笑)
あと、北九州の街を知ってる方はより一層楽しめると思います!

1

いつきさんひさびさの九州弁小説

『午前五時のシンデレラ』以来、ひさびさに九州弁を話す登場人物たちでした。また九州弁の郷土小説を書いて欲しいなァと思ってたので、すごく嬉しいです。
いいですねぇ、方言萌え。
関西弁の話はよく読むけど、関西人としてはそこに萌えるのは難しく、やっぱその他の地域の方言モノが読みたいのですよ!九州弁最高です。

ストーリーは高校生同士の爽やか青春モノです。
ごく普通の高校生活に、いつきさんらしいエッセンスが散りばめられてました。
攻めは服飾関係の道を、受けはダンス関係の道を、それぞれに目指してるんですよ。受けの夢はまだ形になってないんだけど、ストーリー進行のなかで少しずつ目指す方向性を掴んでいく。
受けの、ヤンチャで天の邪鬼で言ってはいけないことをポロッと言ってしまう性格は可愛かったです。
攻めは元ヤンの優等生で、揺るぎない大木みたいなキャラなんですが、こっちはもうちょいギャップ萌えしたかったかな。攻めについては若干の物足りなさも感じました。
ストーリーも爽やかでいいんですが、あとひとヒネリ…なんだろ、「泥臭い場面」みたいなものが欲しかったかなァ。

やや物足りないですが良作だと思います。
いつきさんには、また九州弁小説を書いてもらいたいなァ。

1

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