表題作 真昼の恋

岡崎一 → 鳥海浩輔

中川正午 → 日野聡

その他キャラ
五十嵐[高瀬右光]

あらすじ

きる営業のつもりでいた中川正午が新しく任された取引先―――
そこは経営経験ゼロの天真爛漫な青年・岡崎一が営む、どう考えても潰れそうな町工場だった。
リストラの前触れかと落ち込む正午をよそに、一は腹が立つほど前向きに仕事をこなしていく。

年下の男は嫌いで、自分の名前も嫌いだった。
それなのに、「まひるさん」とうれしそうに呼んで懐いてくる一が、次第に特別な存在になってきて―――。

作品情報

作品名
真昼の恋
著者
草間さかえ 
媒体
CD
作品演出・監督
土屋雅紀
音楽
スタジオマウス
脚本
酒井克彦
原画・イラスト
草間さかえ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フィフスアベニュー
収録時間
62 分
枚数
1 枚
ふろく
通販特典: トークCD
発売日
3.8

(9)

(3)

萌々

(3)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
34
評価数
9
平均
3.8 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数5

ヘタレワンコ攻めと美人受け

年下のヘタレワンコ攻め!
年上の美人受け!
鳥海さんと日野さんが、私の一番好きなワンコと美人のカップリングを演じて下さってました。
すごく良かったです。お二人ともハマり役でした。
鳥海さんはヘタレワンコが上手いんですよねぇ。セリフを聴いてるだけで、キャインキャインと嬉しそうにシッポ振ってるワンコな様子が浮かんでくる。
対する日野さんも良かったです。好きなセリフは「可愛いを武器にしやがって」←ニヤニヤしました。それなりに経験を詰んできた大人な部分と、ファザコンで恋愛経験じたいは少ないという子供な部分の同居するキャラです。大人の可愛さに満ち溢れてました。

ストーリーは、シリアスな部分とコミカルな部分がめまぐるしく移り変わりながら進んでいきます。なのにちぐはぐな感じがまったくない。草間さかえさんのお話づくりの上手さと、主役の声優さんお二人の演技の上手さ、両方を感じました。
濡れ場は少なめかな。

良作です。
お話そのものは地味めですが、萌えはたっぷり詰まってる。
草間さかえ作品はやっぱり音声化に向いてるなァと思いました。

3

年下ワンコがかわいいです

原作既読。声優さん皆さんいいんですが、とりわけ年下ヘタレワンコ攻めの鳥海さんがかわいくて、キュン死(死語?)しました。
原作通りで、セリフもほぼ同じです。
「真昼の恋」「楽しい平日」「冬空の軌道」「春と嘘」「夜明けの虹」それぞれ10分ほど。「3度目の夏」2分。キャストトーク3分ほど。
お話はそれぞれ独立しています。10分の間に起承転結があり、オチもあります。基本ラブコメなので、どこからでも気軽に、何回でも聞けます。年下攻めのハジメがお笑い担当です(笑)
工作音のキィーンという音とか工場の雰囲気がよく出てます。
原作が好きな方なら絶対買いだと思います。

ただ1点。独白部分やハジメとの会話はマヒルそのものでしたが、仕事中のマヒルの声はもう少し淡々とした大人っぽい感じがよかったかなーと。
日野さんは最初出来る大人風に演じられていたそうですが、常にどこか不安を抱えた繊細な感じにとの指示があったそうで。
淡々と仕事をしつつ、五十嵐課長にほめられたりすると、デレるというのがよかったなー。

別CDキャストトーク15分。日野さんと鳥海さんが疲れハイでテンション高めです。鳥海さんの16年間の声優人生をかけた泣きシーンと日野さん渾身の最後のシーンなど裏話が興味深かったです。

1

ヘタレワンコでほのぼの。

鳥ちゃん(鳥海さん)×日野さんです。
日野さん演じる正午はゲイで上司である五十嵐にほのかな好意を寄せつつ仕事に精を出していて。
そんな彼が新しく担当することになった町工場の二代目が鳥ちゃん演じる一に出会う。
その真っ直ぐに頑張る姿に正午は惹かれていって。
正午は仕事のデキるクール系というかなんというか。
一に出会うことで恋をすることで少しずつ優しい感じというか角が取れて丸くなったような印象もあって。
ドライな性格なのかと思いきや、一のことはちゃんと好きで甘やかしたり。
一方の一はヘタレワンコ系でしょうか。
とにかく正午のことが好きで正午の周りでキャンキャン吠えてた印象(笑)
もう何してても無駄になんかかわいいんだ。
ちょっとしたことで浮気を疑ったり、正午に詰め寄られてキョドったり。
個人的には電話越しの「餅はもうついた!」がかわいくて好き。
なかなかテンションの起伏が激しいというか降り幅があるので聞いてて楽しかったです。
最初キャストとあらすじだけ見た時は逆キャスト(日野さん×鳥ちゃん)でも面白いんじゃないかなーと思ったけど、一のこの感じは鳥ちゃんじゃないと出せない気がしました。
そして、日野さんのえち声。
なかなかの男前声でした。
線が細すぎないっていうか。
今まで聞いた日野さんモノで一番「男」を感じたかな。
そして、日野さんのインパクトシーンといえばおまけの父親に告げたあの言葉でしょう。
バカと天才は紙一重とはよく言いますが、クソ真面目と天然(バカ?)も紙一重な気がしました。
頭の中でいろいろ考えて、自分の中で処理してしまったが故のあの言葉でしょうが、普段がクールな感じなだけにある種のギャップ萌えです(笑)
プッと吹き出したくなります。

フリトは日野さん、鳥ちゃん、高瀬さん。
日野さんがコメントした後、同じようなことを言う鳥ちゃん。
「先輩?」「あれ、先輩、俺のパクってませんか?」な日野さん。
高瀬さんはフリトにまで呼ばれたのでもしかして絡みでもあるのかと台本を見たが最後まで何もありませんでしたとさ。
特典フリトは日野さんと鳥ちゃん。
なかなか仲良しげ?
なかなか息の合ったテンションでした。
聞きどころの話だったかな?
鳥ちゃんが頑張ったのは泣きつくところ。
でも、やりすぎてリテイクをくらったとか(笑)
鳥ちゃんの16年ほどの声優人生の中で1,2を争う出来だったらしいよ!
そして、鳥ちゃんに比べれば振り幅の少ない役だった日野さん。
そんな彼が渾身の力を込めたのがアレです。
たぶん、最後のアレのことなんだと思います。
だって、やっぱりあれは一番印象残りますもの。

大きな事件もなくほのぼのといった感じの作品でした。

2

あまり構えずに聴けるお仕事BLCD

草間さんの作品はわりとドラマCDは
原作の雰囲気が出にくい感があると個人的には思っているんですが
こちらは微笑ましさが前面に出ている印象です。

最初は鳥海さん×日野さんって逆のイメージでしたけど
日野さんが柔らかいお声!でも美人そう!
喘ぎも派手じゃないけど気持ちよさそうなのがわかるし
高めじゃないあたりめちゃくちゃ好みです!!

鳥海さん、意識して若くしていらっしゃるんでしょうね、
しっかり年下感出てます。
でも無理っぽいようには聴こえませんでしたし
正午を心底好きなのをビシバシ感じますよ!

生真面目・几帳面な正午に頑張ってアプローチするワンコな一、
なんていうか……知ってたけど(原作既読)お似合い……。
そして私は大体こういう匙加減のCPが好きなんです…。

五十嵐さん役の高瀬さん、いい塩梅の課長っぷり!!!!
「えぇ!?行かないの??」が可愛かったですが
渋さも絶妙で人情味溢れていて、あれは正午も憧れるわ…。
なので五十嵐さんのエピソードがカットされているのはとても残念です!!
そこが正午が五十嵐さんに憧れた大事なところだし
いちいち一が五十嵐さん絡みになると躍起になる理由なのになぁ…。

巻末(?)フリトの鳥さん、試行錯誤なさったってwww
フリトまでもちょっと作ってませんかね??ww
高瀬さんマジでメインでお願いしますよぉおおおお!!!
…もしかして私が存じ上げないだけで別作品であるのかな…??
ぶ、ぶちょおおおおおおお………。

フリトのあとにもうひとつエピソードって斬新でした!
あーあ、正午父に水かけられちゃって気の毒ですが
言わなくてもいいことを正午が言っちゃったから!!ww

でも深刻になりすぎず、声優さん方の演技を堪能させていただきました♪

1

東雲月虹

シトリンさん、初めまして、こんばんは!!

ああー!!高瀬さん、「すべてはこの夜に」に出演なさってたんですね!
数年前に聴かせていただいて泣けた作品でしたー!!
気が付かなくて大変申し訳ございません…m(__)m
なんかもう口数が少なくとも愛をひしひしと感じる
素晴らしい作品でしたね!!
腐海へのきっかけになった作品なんですね、
それは大変思い入れがおありでしょう(*^_^*)

私は原作でも挿入の意味で「いれられるのは」だと思ってたんですがww
ホント正午さんはしっかりしているように見えて
結構天然さんですよねww

とても温かいお言葉をいただき非常に励みになりますし、
ずあーっと沁み入ります…!!
こちらこそ、ありがとうございました!!!
もしよろしければまたお付き合い下さいませ(^_-)-☆

東雲月虹


シトリン

東雲月虹さま、こんばんは
シトリンと申します
私もこの作品が大好きです
バランスの良いカップルのお声が心地よくて、
リピート率が高いです

そしてそして、高瀬さんですよっ!!
こんな上司なら、ファザコンでなくても憧れずにいられまいっ!

『すべてはこの夜に』は聴かれましたか?
この中の 高瀬さん×遊佐さん のお芝居に衝撃を受けて以来、大好きな声優さんなんです
YouTubeで一部分を聴き、その後中古CDを入手、
そして新装版の原作を購入~という、
腐の森へ足を踏み入れたきっかけになった作品
であります
(スミマセン、興奮してしまいました…)
こちらでは寡黙な高瀬さんを堪能出来ます

ところで最後の「いれられるのは…」は
(籍を)入れられるのは…を父親が『挿れる』と勘違いしたと思ったのですが、
天然な正午さんがやらかしてしまったのでしょうか?
原作を読むとしましょうか

長々と失礼致しました
これからもレビューを楽しみにしております
ありがとうございました



ちょっと 惜しいかも

コミックが原作です。
草間さかえ先生です。
コミック好きだったんでCDも買いました。
で 聴いたのですが
惜しい仕上がりとなっていました。
コミックの独特の間の雰囲気を出すのはとても難しいと思います。
会話の無い時の間って本当にたいへんなんだろうなあと感じました。
あいだの繋ぐ間が 惜しいです。
なんて説明していいのかわからないのですが。
攻め(鳥海さん)と受け(日野さん)のコンビは良かったです。
もうちょっと攻めが大人な感じがでれば原作に近づいたかもしれない。
全体に地味な雰囲気がとてもよく出ていました。

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