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その時はただ心に触れて

sonotoki wa tada kokoro ni furete

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表題作その時はただ心に触れて

和南城世一・サラリーマン・20代後半
小鳥遊晴生・大学生・和南城の8歳下

同時収録作品逡巡落下のレオン

社会人 尊
大学生 敬

同時収録作品椿の恋

純一郎

同時収録作品主役になれない君のこと

吉良
さとる

その他の収録作品

  • 僕の大事な君のこと
  • あとがき

あらすじ

映画製作関連会社勤務の世一の会社に大学生の晴生がバイトで入社する。後日、彼が以前観て興味をもった映画の脚本家だと知り……。

(出版社より)

作品情報

作品名
その時はただ心に触れて
著者
海行リリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685150
3.2

(12)

(1)

萌々

(3)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
37
評価数
12
平均
3.2 / 5
神率
8.3%

レビュー投稿数5

落ち着いた作品たち

◾︎表題
和南城(会社員)×晴生(アルバイト,サークルで映画脚本を書いている大学生)
ロマンティックな雰囲気で1話綺麗に纏まっていました。仲の進展が急速だったけれど、40ページそこそこでは仕方ないだろうか。

◾︎逡巡落下のレオン
尊(山岳ライター)×敬(大学生)
予想以上に先生の描き方が好きかもなとこの表題に続くこのお話で思う。設定は平凡なんですけど、ドラマティックな見せ方がお上手!でもやっぱり1話だと急展開になってしまいますね。

◾︎椿の恋
話の雰囲気はこの本で一番好き。
絵と演出が好み真中心だったらな〜

◾︎主役になれない君のこと
密かにこの一冊は映画シリーズですかね?(椿の恋は違う)
そういう目で見てみると、海行先生の描きたいものって"映画っぽい雰囲気"の作品なのかもな、とふと。コメディや萌え路線に寄ってもいい絵柄ですが、割と静かに描いている気がしてそんな印象を持ちました。
そういう盛りの高校生がよくもまぁ2年以上も。

0

BL自体、ファンタジーですからねえ

繊細な作風の作家さんだなあというイメージです。
絵柄と話が合っていて、素敵だと思います。
言葉にしなくても伝わる想いっていうのは素敵ですね、実際は言葉にしなければ何も伝わらないのですけれど。
そこらへんは本来ならば重要な点なんですが、話に寄ってはこういう形でもいいかなあと思いました。
BL自体、ファンタジーですからねえ。

絵が儚い感じなので、特にエロは必要ないかなというのが個人的な印象です。
なので最後にそういうシーンがありましたけれど、私はない方がいい気がして。
矢張り、基本としてBLにエロは必須なのでしょうか。
エロは好きですけれど、それよりも話として成立して欲しいなあと思う読者でした。

1

繊細な

実に繊細な、ほっそい線だなぁ。

お話も、この細ーい線の絵柄に見合った、繊細で、淡い物でした。
初めての大人の恋と、揺れ動く心、
みたいな。
好き合って、付き合っているのに、不安で、切なくて
みたいな。

ここまで、ふんわり切ない、いつの時代の乙女チックラブ?な、少女マンガ展開と、受けの子の初々しい恥じらいッぷりときたら、、、
ここまで来ると、逆に寧ろ、現代では、こんな世界はBL界でしか存在できないのかもしれないって感じさせられました。

1

優しい恋がぎゅっと詰まってます

表紙がタイプだったのでジャケ買いです。
内容は4組のカプのお話が収録された短編集で、どのお話も作者様の絵柄に似合った優しいラブストーリーばかりでした。元々短編集は嫌いじゃないし設定も萌ツボも自分に合ってたので私は結構楽しめたかな^^
個人的にCannaコミックスは8割方アタリが多いんですよね~♪←私好みv
ただ値段の割に内容量が少ない?のがアレなんですが…まぁハズレを引くよりは断然マシなのかw

*その時はただ心に触れて
映画配給会社で働く和南城はバイトの大学生・晴生が以前から気になっていた自主映画の脚本家だと知り興味を持つ。親しくなるうち人見知りな晴生が色んな表情を見せてくれるようになった事で、和南城はもっと彼を知りたいと思い始め―
よく『目は口ほどに物を言う』とは言いますが、晴生の場合もまさしくコレですね。口下手で意思表示が苦手なぶん、彼の素直な感情がモロ顔に出ちゃう訳です、本人無自覚でww
それを察知し、逃げ腰な晴生を焦らずリードしてやれる大人な和南城。でもどうせならベッドの上でも大人な所をもうちょい見たかったかなぁ。ま、いずれにせよベタな甘々カプになるのは間違いないw

*巡回落下のレオン
友達の兄(山岳ライター)×大学生
10歳差というジェネレーションギャップから、お互い相手に不釣り合いなんじゃないかと遠慮してスレ違っちゃう年の差ラブ

*椿の恋
このお話、最初は幽霊×作家編集のファンタジーものかと思ったんですが、ちゃんとカラクリがありましたw
幽霊相手だとあまりハッピーエンドは望めそうになかったんで、これはこれでいいお話だったんではないかと。

*主役になれない君のこと
今作品中、一番好きです~♪
自分の声を誉めてくれた同級生に恋するさとると、そんな彼の気持ちを知りながら傍にいる吉良。
それぞれが向ける想いのベクトルが一方通行なとこにキュンキュンさせられました!
結果的にはさとるが失恋する事で吉良とのハッピーエンドが迎えられる訳ですが、ぶっちゃけ心変わり早くね!?←と内心ツッコミつつも吉良の告白には私も思わずオチそうになっちゃいましたwwしかも卒業するまで手が出せず、やっと初H出来たと思ったら『しあわせすぎてせつねえ』って…キミどんだけ可愛いのぉおぉ~!!
チャラそう(というかポジティブ)に見えて、でも実は一途で健気だった吉良が今回一番の萌キャラでした♪

カバー下は『椿の恋』のスピンオフ付き!

1

四つのオムニバス

てっきり一つの話で一冊かと思ったら四つのオムニバスでがっかり
あらすじ良さそうで買ったのに~

最初の三つの話は内容が薄くて印象に残りませんでした
くっついたら終わりみたいなもうちょっと内容凝ってほしかったです。オムニバスじゃ難しいですが

でも四つ目の高校生同士の恋愛の話は純粋で内容も良かったです。
一応エチシーンはありますが少なめです。


初コミックですからこれからもっといい作品を描いてくれるのに期待です。

1

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