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表題作Count07 (1)

その他の収録作品

  • 書き下ろし「おまけの一日」
  • あとがき

あらすじ

*BL作品ではありません

ぐるぐるめぐる因果が彼らにもたらすものとは――?
幼いころから「見てはいけないものが見える」体質の持ち主・野久保圭司は親の事情で祖父の暮らす田舎へと引っ越してきた。
転校先で、犬の頭と人間の体を併せ持つ「見てはいけないもの」を憑けた少年・藤堂七尾と出会う。
藤堂は「七代祟られている」と、地元でも有名な家系だといい、そんな藤堂が野久保のことをなぜか知っていて…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
Count07 (1)
著者
ヒノモト円時 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's-LOG COMICS【非BL】
発売日
ISBN
9784047275034
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

見える者と祟られる者

作者さん、前作「犬の生活」で何となくモヤっとしたブラック風味が気になっておりまして、今回祟りとかそんなものがテーマになった作品ということで思わず注目!
BLではないんですが、高校生が二人主人公で、それが因縁のある関係を持つというという設定であるだけに臭いはかなり薄いですが萌え要素としてはありえます。

7代まで祟られるという呪われた家系の7代目・藤堂七尾と転校してきて再会した何かが見える野久保圭。
圭が七尾の背に見たものは犬の頭に人間の身体を持つ怨霊!?
それは実は圭の御先祖様の怨念が、恨みのある藤堂の子孫の七尾についている姿。
おどろおどろしいのに、ご先祖様だけあって圭には何故かなついてくるw

この七尾が祟りの為に隔離された生活を送っているにも関わらずポジティブ。
祟りを怖がって皆が近寄らないのに、学校へ通ってきている。
そして、悪気に傷つけられながらもへこたれない。
あきらめているように見えても強いんです。
呪いをすべて自分で背負う覚悟ができている男前!(但し天然)
一方、圭はそんな七尾を不憫に思うのではなくて、祟りが見えるからこそ、自分の先祖と七尾の先祖の因縁を知った為に、その子孫は関係ないんだと仲好くしたいからと、何とかしたいと思っている。
まだ圭が何かできる展開にはなっていないのだが、これから七尾にしか祟らないはずの呪いが他の人も巻き込むという原因を探る展開できっと何かしらの役割をはたすのかもしれない。
冒頭で登場した犬の頭の人は、暴走が収まった時に子孫である圭のなだめによって仔犬に生まれ変わり、七尾の飼い犬となるのだがこれは一体どうなって行くんだろう?

呪いの元となった七尾の先祖の悪行!とんでもないです!!
首が飛んでますw
これじゃあ呪われても仕方ないよな~って思うんですが、圭のご先祖様を諌めたのにどうしてまだ七尾はのろわれてるんだろう?
そんな謎もあって、ドキワクします!
ワンコの目が人間の目をしているのが怖いよーー!(本来はかわいいはずなんだけど)

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