「社長のこと、大好きになっちゃいました…っ」引きこもり君の永久就職v活動!祝・デビューコミックス☆

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表題作シューカツ!

高校中退の元ひきこもり新入社員 ハチ(佐藤隆也)
IT会社社長 総長

同時収録作品キミキメスタイル

渡瀬 高校生
横山 高校生

同時収録作品ヒトカラフタコイ

汐見央武 高校生、後輩
宇城尚 高校生、先輩

同時収録作品欲しがり症候群

塚本誠 高校生、義弟
塚本一太 大学生、義兄

その他の収録作品

  • よりも特別な

あらすじ

引きこもり君、一念発起して就活!
でも、やっと掴んだ内定先はまさかのブラック○○…!?
「総長」と呼ばれ、恐れられる(でもやたら男前な)社長と、黒づくめの社員に囲まれた新入社員・佐藤くん。ビビりながらも出社し、次第に社長の男気、器のデカさに惚れ込みまくってしまい…?
社長! 僕が攻めてもいいですか!?

収録作品:キミキメスタイル/ヒトカラフタコイ/欲しがり症候群/シューカツ!/よりも特別な(描きおろし)

作品情報

作品名
シューカツ!
著者
吉田屋ろく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796402347
2.6

(5)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
11
評価数
5
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

それでも私は表題作好きですよ?

表題作とほかの短編のエッチレベルの大きな高低差に「耳キーンなるわ!(@フットボールアワー後藤)」な本です。
恋愛以前から恋愛スタートしましょう、とチュウで終わってるようなほのぼのな物語が続いて最後にガッツリセックスするお話が来ますので。

その「シューカツ」、総長さんの受けっぷりがかっこいいと思う反面、ハチとのエッチに至るまでの言動が「いかにもBL受けはしなさそう」という感じもしました。
でも、ゲイでないフツーの奔放な男の行動としてはごくごく自然だと思うんですけどね。
ハチの事が好きだから、もしエッチとかしたことないなら気持ちいい事だと知ってるんで、一緒に風俗とかいって一発やらせてやりたい。
でも、ハチも自分のこと好きなんだったら相手が自分でもまったく構わんし望むところ。
普通に男気がある「好き」の表し方だと思うのです、BLのファンタジー世界の常識にはまらないだけで。

お互いの心ガッツリ食いついてるよな、と認識した上での「合鍵もらってない~」な書下ろしが二人エロかわいい!と思わされていいです。
本については頭の切り替えができた時に萌え萌え、どっちかしか働かない時には片方が消化不良起こして萌えって感じ。

1

男前受けすぎて、本当に愛ですか?人類愛でないですか?と思わず聞いてみたくなる受け。

作者さんの初コミック。
全部で4本の作品は、表題が大人なのに対し残りは学生モノ。
表題はエッチがありますが、学生モノにはありません(キス止まりもしくはナシ)
こうやって見ると若さで勢いのある少年モノが得意なのかな?とも思えたりもするのですが。
結構勢いのある作家さんかも、という印象です。

表題は登校拒否から高校中退してひきこもりになった主人公・佐藤が一念発起して就職活動を始める。
どこも不採用の連続の中、面接に訪れた会社は自分の中退の理由も聞くこともなく即決採用に。
しかし、その会社は皆黒服で怖そうな人ばかり、おまけに社長は総長と呼ばれもしかして危ない会社?
といった始まりのお話ですが、いわゆる社会のはみ出し者を救済する男気あふれる社長の存在が大きいです。
そんな社長に惚れてしまった佐藤君・・・あ、いきなり社長にハチとあだ名をつけられてましたww
そんなちょっとだけ根性モノ要素が入りながらも、一番の見どころは社長の男前な受けというか、佐藤君が攻めという部分でしょう♪
社長の懐が深すぎて、佐藤君を好きとはどうしても思えない点が難点か?

一本目の高校生モノは、これは何気な日常高校生活が舞台でキュン要素有り。
いっつも決まったヘアスタイルをなでまわして壊すクラスメイト。
彼のもっさり頭がきになって、美容師志望の主人公は髪を切ってあげる。
すると急にそのクラスメイトがモテ出して、自分の腕が認められたのがうれしかったはずなのに、何故か嫉妬を覚え・・・
ワンコのようなクラスメイトと、一人でグルグルする主人公が、爽やかでした。

二本目は寂しがり屋さんのお話。
いつもつるんでいる友人たちが生徒会活動が忙しくて自分に構ってくれなくなる。
一人でカラオケに行くがつまらない。
そんな時そのカラオケ店で出会ったのが、自分を知っているという後輩のバイト君。
友達をとるか、友達より特別な人をとるか、そんなちょっとだけ大人への一歩のお話だったかな?

三本目は、義兄弟モノです。
何でも兄のものを欲しがる弟は、兄の彼女さえも奪ってしまう。
兄が嫌いなのかと思いきや、「兄のものは僕のもの」
そんな傲慢なんだかバカなんだか、こんな弟いたらイヤ!と思うような(w)執着愛物語でした。

どれも短編なので、小じんまりと上手くまとまって手慣れた風ではありますが、まとまり過ぎてちょっと面白みと新鮮さに欠けてしまうような。
何か独特なものが欲しいかな~それは何かわからないけれど、、、
中編くらいのがっつりストーリーを見せるお話を見たら、評価がでるかな?と思います。

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