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表題作池上准教授の恋愛学異論

情報誌を扱う会社の社員 榛名修二
准教授 池上和也

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

頭脳明晰。容姿端麗。人当たりもよくて、いつもにこやか。池上和也は、ずっとそんな自分を演じてきた。でも、別に苦でもなんでもなかった。そのほうが人生は生きやすいし、面倒も少ないからだ。本当の池上は他人に興味もなければ、自分の外見の魅力を利用することも厭わない、
どちらかといえばエゴの強い、性格の悪い男だった。そんな池上だが、幼馴染みに密かな想いを抱いていた。けれど、自分の想いが永遠に叶わないことはよく知っていた。そんなとき、仕事相手として、池上の片想いを知る男・榛名が現れる。いつものように適当に相手をするつもりが、なぜか榛名は池上の思惑通りに動かなくて……!? 高飛車な准教授・池上と、年下の男・榛名の恋の行方は?

(出版社より)

作品情報

作品名
池上准教授の恋愛学異論
著者
野坂花流 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813012412
2.5

(7)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
7
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ツンが強めの准教授

舞台は大学。
受けはツンとデレが9:1ぐらいの美形准教授。
攻めは寡黙系。

余裕ある年下攻めは好きだし、アカデミック系の話も好きなので
期待してたんですが、うーーーーーーーーーーーん・・・

主人公である受けが終始イライラしているので、
読んでるこちらもイライラしっぱなしでした。

関西人の先輩教授も合間合間に思わせぶりに登場しますが
ただイライラさせて終わるという。

受けがキツすぎるのもあって、
攻めが受けを好きな理由は外見だけ??っていう。

個人的にもうちょっと糖度がないとキツいみたいです。

1

完璧な外面が崩れる時に

頭脳明晰で誰にでも優しく見た目も綺麗なイケメンの
受け様は、実はかなりの曲者で、二重人格のように
外面がいいだけのホントは性格が悪い人物。
両親にさえ本当の姿を見せない受け様が唯一、素で
向き合えるのは幼なじみだけだった。
その幼なじみに片思いをし続ける受け様を唯一知って
いたのは、後輩である攻め様。
攻め様も受け様に片思いしていたから・・・
受け様の素の顔も知っているのです。
幼なじみにしか見せない本当の顔。

エッセイを依頼される事で知り合う受け様と攻め様。
でも、後輩である攻め様の事を受け様は覚えてなくて
攻め様は、自分を覚えて貰うためにかなり印象を
悪くしてるんですよね。ある意味健気です。
受け様は他人への興味がかなり薄いんですよね。
攻め様は受け様が幼なじみに向ける本当の顔を
自分にも向けて欲しくて強引にコンタクトを取ります。
それによって攻め様への反発などから言い合いに。
攻め様にしたらどんな形でも仮面でない受け様は
歓迎できるんですよね。
受け様も自分を作らないで攻め様と話すように、
そんな中で幼なじみの結婚が決まり幹事に依頼される。
攻め様も後輩として同様に頼まれていたのですが・・・
それが受け様の激昂を買い、攻め様と口論。
そして幼なじみの代わりに慰めてやると関係を・・・
片思い同士のじれったいすれ違いな話でした。

前半よく出てくる関西弁の准教授がいるのですが
彼はいったい何だったんだろう?
受け様がイラつく人ではあったけれど
本性が出る事も最後までなかったし・・・・
それなのにかなりの出番があったので何かある?って
思ったけどなんもなかった(笑)
関連作品にでも出る予定でしょうかね。

2

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