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メイドさんが男らしくて可愛いすぎて混乱しました

山田まりお節がこれでもかと炸裂しております。

本っっ当に面白かったです。
先生の安定のやくざものでありながら、そこにメイド・・・メイドコスが加わるという斬新さ 笑

しかしそこは先生、設定オチにならないのは
それぞれのキャラクターがしっかり描かれてるからでしょうか!
特に当て馬?の三國さん・・・ツボキャラすぎます。

何より、主人公の鮫造さんが可愛すぎて
一瞬頭に「??」が浮かびました。
鮫造さん誰より男らしいのに・・・なのに何だろうこの可愛さは??
どんどん可愛さが上がっていくので感服です。
攻めが暴走するのも無理ないですね。

という感じで私のツボにドンピシャだったので、文句なしの神評価です!

才能ってなんだろう

さらっと描いたような画に、奇想天外なストーリー。
この人しか描けないよなーと思わせる作家さんだと思います。

この本に関して言うと、
表題作があまり好きになれなかったのでこの評価です。
主人公の高校生に感情移入するとどうしても、なんだか虚しい。

ですがそのほかの短編はわたし的にはどちらも良かったです。
テンポがいいというか、グダグダは置いといて恋愛成分をぎゅっと抽出した感じ(何言ってんのって感じですがそう思ったので・・・)

ちょっと変わったBLを読みたい時にいいんじゃないかなーと。

じっくりに期待

一言で言うと、詰め込みすぎの印象です。

序盤は海外にて、アクションありの謎めいた感じで始まるものの、一瞬緊迫したのちあっさり日本でコメディ色強めに。
攻めのキャラは最初のアクション系のクールなタイプかと思っていたら、その後はテンション高めですんなり受を好きになり・・・。

受けは受けでなにやら過去を背負っている様子で、ちらちら見える過去シーンで相当なトラウマが・・・と思いきや、あっさりその元彼と和解してて拍子抜けします。
結局なにがあったかというのはなんとなーくのまま終わり。(これは私の読解力の問題かもしれません)

終始賑やかなので、明るいテンションか!とサスペンス感強めの導入部から気を取り直そうとしても、ちょくちょく過去のよくわからないけど重たいシーンにとらわれ、かと思ったらおねえの友人とテンション高めにシフトチェンジ。

といった具合に終始雰囲気が掴めなかったです。
でももしかしたらこういうのが昨今の流行なのかも・・・?
アナログ世代の私はビクビクしながら辛口でレビューしております(白目)

作品へのこだわりやキャラクターへの愛はひしひし感じますが、
それが読者に伝わりにくいというのが悲しい点。
読者としては、終始どういうテンションで読んだらいいのかわからないまま、お話がどんどん駆け抜けてしまった印象です。

飛行機や中東のことなどよく調べられていると思いますし、引き出しがいっぱいなんだろうなーと思います。表紙も素敵ー
好きなものをたくさん詰め込んで(あとがきより)というのは伝わったので、もっとじっくりだったらな、惜しいなーというのが個人的な感想です。

溶ける コミック

加東セツコ 

なんか怖い

先生の作品の一番の特徴は何かと考えたら、雰囲気。
お話や設定がそう突飛なわけでなくてもどこか個性的です。
トーンを多用しない、くっきりと綺麗な線画に独特の間。
行間で訴えてくるというか。
そして今まで読んだ加東作品のどれも、たとえキャラクターが若くても
なんか大人!という読後感。

こちらもそれは当てはまるのですが…

まず設定的が個人的にダメでした。自分でもびっくり。
医者とMR。ここまで奴隷扱いされんの??ってドン引き。
大病院とかはこんな状態なの…?とそっちに気を取られて
正直2人の恋愛に興味湧かないという事態に。
というか淡々と進んで行ってちょっと不気味。
それこそ多くは語られないので、
(例えば冒頭の前任者の何がNGだったのか、当て馬先生に何の恨みがあるんだとか)
え?え?となったまま置いてきぼりというか。

いつも通りの先生の持ち味が裏目に出てしまった感です
大人の男たちの色気は健在です。

家族の成長

面白いです。
面白いんですけど・・・
萌えるか萌えないかで言うと自分は萌えませんでした。

タイトルからして基本弟視点ですが
カップルは兄と兄が拾ってきた怪しい男。
このカップルがどっちもあんまり好きじゃなかったというのもあります。

一番大きいのは、感情移入するキャラとすれば弟君なのに(私個人は、です)
彼が不憫なところでしょうか。
若干弟くんの方にもフラグが立った気がしたのですが、気のせいかな。

お話は丸く収まりハッピー♪な終わり方ではあるのですが、
なんせメインカップルに思い入れがあまり無いせいで
個人的にはふーん・・・みたいな感じで終わってしまいました。

おじさんたちが頑張ります

表題作の方は
うーん・・・
キャラもお話も自分の琴線には触れませんでした。

しかし!

謎の生物が可愛すぎて!
あ、表題作ではなく同時収録のお話です。

勝手にどんどん増えていく・・・
という冷静に考えればホラーすぎる生物ですが、
なんせ可愛い。
そして受け?も細かいことは気にしない、快楽に弱い
程よいおっさんでとてもイイ。
どうなっていくのか未知のカップル(?)ですが
末長く楽しく幸せにやって欲しいですね。

そしてもう一本の
イケメンアイドルと芸能事務所社長のお話。
アイドルに詳しくないけど
こんなアイドルいたら全力で応援するよ!と。

全体的に読みやすいコメディで、
楽しく自由でいいと思いました。
萌え2に近い萌え評価です。

バランスがいいロマンスー

表紙が素敵・・・・!

表題作。
ビッチ系かな?と思ったら、そうでもなく。
攻めの純情学生くんがいい感じです。
自然な感じで恋愛していく二人にほっこりしました。
まあ最初の情景が特殊なんですけどね。
ランジェリー姿のお隣さん(男)なんて目撃したら
そら夢にも見るでしょう・・・。

同時収録のサウンズクリエイターと休職中の男の話。
シンプルに好みでした!
またしても出会いが「え?」っていう状況なんですけど、
前後編で余計なことは抜きで、二人の関係性がゆったりと描かれています。
うーん 碓氷さんイケメーン。
こういう肝心なところで無口でアレな人が好みなもので・・・。

作者ご本人もあとがきでおっしゃってますが、
本編(どちらも)のエロ度は低し。ランジェリー姿でエロそうなのにエロなし(!)
描き下ろしでしっかり取り戻されてますけどね!

個人的にはすごくバランスいいなあと思いました。
無理やりエロをねじ込まれるより
余韻とか、今後への期待に包まれたい派なので!

梅松先生のセリフはシンプルなのに言い回しに工夫があって好きです。

お兄ちゃんのセット力

双子と言われて育った(同じ年なので?)義兄弟のお話で、出てくるのは
熱血兄貴肌(外見は可愛い系?)の兄さんと
グレちゃったツンデレモテ弟
プラス弟の謎の友人。

弟は兄たん大好きだけど、兄ちゃんは自分とベクトル違いの愛情で自分に接してくる。
まっすぐな兄に対する自分の邪な感情を持て余して、兄につめーたくなった・・・
と言う、兄弟モノではよくある設定かな?と自分は思いました。

よくわからんなーと思ったのは、引っ掻き回すお友達(城戸)の立ち位置。
えーと、弟が好きなのかな?
存在感がすごい割に結局何がしたかったのかな?と言う感じです。


そんなことより何よりも。
この本全体を通して私はキャラクターの髪型が気になりました。

特にお兄ちゃんと友達の城戸。

電撃でも受けた?みたいな立ち上がり方で、
そこに気が行っちゃって内容がなかなか入ってこなくて
予想外にじっくり読むことになってしまいました。

少年漫画が好きなんでしょうね・・・作者さん。
城戸に至っては襟足を伸ばすスタイル。
これ昔のヤンキーにいたやつ!!!と思ってすごく気が行っちゃって(略)

でも最近あー・・・・という作品に当たっていたせいか、
個人的には総じて面白かったと思いました。
カラー絵もいいなーと思います。

絵とお話のシンクロ率が高い

中盤まで時々「まだ続くのか…」としんどくなる暗めな話ですが、
主人公の性格が男らしいので持ち堪えられます。

確かに過酷な状況ですが、設定が特殊すぎて絶望感にも共感しきれないのも
読み手としてはある意味バランス取れてて良かったかも。
ていうか陵辱やら痛い系の話は、もっと酷い物を読んでしまったので
何だかんだで受けはまあまあ大事にされてるし…とすら思いました。

それより!
ストーリーが暗くても、
主人公が痛い目に遭ってても

とにかく攻めがエロい。

作者さんもあとがきで仰ってますが、このお話の肝はそこにあるのではないかと。

そして笠井先生のイラストが
このお話にバシッと合っていて痺れました。

表紙で恐怖の大魔王(序盤は)なクロウもぽろりしていて
流石としか言いようがありません…。

ハッピーエンド!とは言いにくい終わり方ですが、
どん底を知っている2人なだけに、
狭い世界でも愛し合うお互いがいればそれで良い!って私はアリだと思いました。

人生何が起きるか分かりませんし…

君に遠回り 電子 コミック

あべはるみ 

なかなか癖になる

表題作は高校生の初々しいお話。
攻めの子の態度がおかしいと受けの子が悩んでいるところからスタート。
告白され、猛アタックされ、気まずくなったり誤解が生まれたり…

というこれぞBL!という鉄板なお話です。

先が読めすぎてうーん…などと思っていたのですが、
なんと言いますか、
スッキリした絵にゆったりとしたコマ割が
段々と癖になっていく感じ⁉︎

展開も余計なことは一切ない、的なまとまりの良さで
ストレスフリーで読めました。

同時収録の二編はどちらもホストのお話
ですが関連はないようで、全くタイプの違うキャラたちで
どちらも楽しく読めました。

あまり濃い心理描写等はなくエロ度も低めで
全体的に可愛らしい雰囲気です。