罠にはまったのは…僕だろうか?

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表題作偽りの求愛

三条智範,28歳,青年実業家
村田弘樹,20歳,カフェのバイト

あらすじ

青年実業家・三条に復讐のため、近づいた弘樹。しかし出会った彼は想像とは違う優しげな男性だった。弘樹への好意を示す三条に、彼の大切な存在になったあと裏切ることを決意するが、恋愛に慣れない弘樹を大切に扱ってくれる彼に、触れるだけでは我慢できなくなっていたのは自分の方で―。それに気づかない振りをしながら弘樹は三条に身体を差し出す。初めての身体を押し開かれ、最奥を疼かせる三条の熱は、やがて弘樹を追い詰めていき―!.

(出版社より)

作品情報

作品名
偽りの求愛
著者
水島忍 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
レーベル
ローズキーノベルズ
発売日
ISBN
9784861231698
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

誤解が誤解を招くすれ違う思い

姉のを傷つけた相手に復讐する為に近づき
苦しみを与えるために抱かれた受け様でしたが
攻め様を知るたびに戸惑う心が出てきて苦しむ
受け様と、相手を好きになり過ぎて追い込んでしまう
攻め様との誤解から始まる切ないラブストーリー。
今回の攻め様は「強欲な求愛」に出てきた三条が
主人公のスピンオフ作品です。
攻め様とデートを重ね、身体の関係になって
受け様は攻め様に惹かれてしまった自分を自覚します。
でも、姉の為にはこのまま付き合う事は出来ない。
攻め様は、受け様が自分の事を何も言わない事に
不安を感じていますが束縛しないように自制します。
お互いに好きとも言わないうちに恋人のように
暮らしてきたが、受け様はこれ以上はダメだと
攻め様に別れを言い出します。
そして全ては復讐の為だと・・・しかしそれが誤解だと
分かった後に、攻め様から今までの優しさが嘘のように
冷たく償いを要求されて、辛い身体だけの関係に。
もうこれは可愛さ余って憎さの世界でしたね。
内容は受け様視点ですが攻め様の苦悩が見えるようでした。
お互いに愛し合っているからこそ、拗れてしまった
見えない糸が複雑に絡み合ってしまう。
そして受け様は、限界を感じて攻め様から逃げ出す。
しばらくして姉の内緒の計らいで再び二人で逢う。
そして互いの気持ちを・・・
後半で本当の誤解が解けた二人が永遠のパートナーに。
ちょっぴり切ないけど甘いお話でしたね。

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