藤崎都×陸裕千景子で贈る新シリーズ第2弾!

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表題作俺のそばから離れるな!

忍成徹
昔受け様の隣に住んでいた初恋の人,弁護士
柏原鉄平
23歳,不運体質で職が安定しない元ホスト

あらすじ

柏原鉄平は黙っていると賢そうに見えるが、人がよく騙されやすい上にトラブル体質だ。騙されて薬を盛られた上に裏ビデオを撮られそうになった鉄平は、以前隣に住んでいた弁護士・徹に助けられ…?

作品情報

作品名
俺のそばから離れるな!
著者
藤崎都 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784041000878
2.9

(15)

(1)

萌々

(2)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
41
評価数
15
平均
2.9 / 5
神率
6.7%

レビュー投稿数7

トラブル体質の可愛い系受け

1冊すべて表題作です。鉄平(受け)の視点でストーリーは進みます。

元隣人の初恋相手・徹(攻め)から逃げてしまった鉄平が、再会して誤解がありつつも恋人同士になる話です。

鉄平の視点からなのですが、徹が鉄平を好きな気持ちが読者にはきっちり伝わるのが嬉しいです。
ストーリー上、鉄平はあれこれ理由をつけて悩んでいるのが面白いですが、じれったく感じる方もいるかもしれません。襲い受けエッチまでしておいて、何言ってるの!とは思いました(笑)

タイトルの「俺のそばから離れるな!」はもっと強調しても良かったかもと思いました。鉄平のトラブル体質もストーカー衛藤の件以外は細々したものでしたし、借金は騙されたという感でしたので、もっとトラブル引き寄せますの方が楽しめた気もします。とはいえ、その分鉄平の恋愛に比重が置かれていたので、恋愛小説としてはこちらが良いのかも。

徹は「ヤクザと間違われる位の強面」とあったのですが、可愛い印象の強い陸裕先生のイラストでは、単なるイケメンだと感じてしまったのがちょっと惜しかったです。部屋で徹に叱られるイラストが好きですが、2人の場面ばかりでしたので、他キャラと絡んだものも見てみたかった気もしています。

0

再会ラブ

不幸体質な天然美人と、お堅く見えて実はムッツリ?な弁護士の再会ものです。

昔から何故かトラブルに巻き込まれやすいという鉄平は、騙されて裏ビデオを撮られそうになってしまう。
そこに現れたのは、かつて隣にすんでいた初恋の相手、徹さんだった。

初恋の相手との再会、気持ちを隠しての同居生活。
徹さんと仲のいい女性の出現に嫉妬、変な輩に目を付けられてピンチ!
と至る所に難が散らばっていて、読みやすい。

硬派かと思いきや過保護でベタ甘の徹に、どうせならこれからのラブラブ生活のほうが覗いてみたいと思ってしまいました。

0

天然!?おバカ?

とりあえず読みやすくスラスラよめちゃいます

昔、御隣同士だった初恋の相手が現れて
受け様・・・騙されて借金背負わされて、ビデオに録られそうになっている
危うい時に助けてもらいます

その時に薬のせいでボーっとしているのかおバカなのか
夢だと思い込んで、自ら積極的に迫っていくことからはじまりますwwww
これは夢なんだ~~~という展開ですねw

受け様は昔から不運が付きまとうし、これと言って頭もよくなくて
お人よしなために騙されやすいと、
攻め様はそんな受け様がかわいいみたいでw

勢いあるドタバタした感じで面白くよめました

0

もしかして天然の…

 鉄平は幼いときからトラブル体質で、いつもトラブルに巻き込まれてばかりの気の毒な人です。顔はいいのに、勤めていたホストクラブでもやはりトラブル体質が元で首になったばかりです。

 さらに、怪しげなビデオに無理矢理出演させられそうにもなるのですが、徹に寸前のところで助けてもらいます。

 鉄平ひとりだけで生活させるには不安ということで、徹との同居が始まります。

 今は弁護士として活躍している徹ですが、私生活は結構ずぼらです。そこを鉄平が補っているから上手くいくCPなのです。
 それにしても、鉄平のトラブル体質と、無知が少し気になりました。家事は万能なのに、鉄平は天然のような気がして、もったいないなと思ってしまいました。

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しっかり者攻めとぼんやりお人好し受け?

 柏原鉄平は、元ホスト。
 けれど、ホストを首になってしまい店で食べれると思っていた食事も不意になり、空腹に釣られ、ふらふらと「アイドルにならないか?」というセリフに誘われて見知らぬ男たちについて行ってしまう。
 おいしい食事をお腹いっぱい食べ、いつもより多めにお酒を飲み、ふらふらになった鉄平は、そのまま自宅に連れ込まれ、裏ビデオを撮影されそうになる。
 そこに現れたのが、以前、鉄平の隣りの家に住んでいた忍成徹に助けられる。
 どうしていきなり、徹が現れたのか、鉄平は確かに秘かな恋心を抱く彼にこれ以上迷惑をかける前に逃げるように姿を消したはずなのに……。
 鉄平にとって都合の良すぎる展開に、鉄平はてっきりこれは自分の妄想だと思い込み、薬で朦朧とした意識の中で、これが自分の妄想ならば……と徹に襲いかかり身体を繋げてしまう。

 翌日目覚めた鉄平は、その事実が夢ではなかったことを知り、大混乱。
 それどころか、ホストクラブの寮で生活しており、クビになった今、そこを出る必要がある鉄平に大して、徹は自分の部屋で生活していいとまで言ってくれる。
 あんまりにも都合のよすぎる展開に鉄平は喜ぶよりも先に、自分の気持ちを知られないようにしなくては! と不安が先に立つ。

 ところが、仕事も見つからず、なかなか徹の部屋を出て行くきっかけが掴めない。
 そうこうしているうちに、実は徹が所長を勤める事務所の同僚と付き合っているんじゃ……と疑惑を抱いた鉄平は酷く落ち込んでしまう。
 そして帰ってきた徹と言い争いになり、そのまま家を飛び出してしまう。
 そこでまた、別の事件に巻き込まれて……

 そこでなんとか事無きを得て、徹から告白されてハッピーエンド。

 どこまでもぼんやりさんの受けを攻めが一生懸命守ろうとする話でした。
 しっかり者な攻めとぼんやりお人好し不幸体質な受けのお話がお好きな方にはオススメします。

 でも、最初にやっちゃった後に徹がさっさと告白しておけば、こんなややこしいことにはならなかったような気もします。

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