糸永くんの恋の糸

itonagakun no koi no ito

糸永くんの恋の糸
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神29
  • 萌×232
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない7

10

レビュー数
8
得点
282
評価数
73
平均
4 / 5
神率
39.7%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784403666322

あらすじ

糸永は、大学で昔自分をいじめていた真田と再会する。
自分をいじめたことを覚えていない真田と親しくなる糸永。
実は糸永は真田を好きで……。

表題作糸永くんの恋の糸

真田、大学生
糸永、中学生の時に真田にいじめられていた大学生

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レビュー投稿数8

スムーズに読み進められない

 目が細いことで虐められてきた経験を持つ糸永のビジュアルや導入は良かったと思うのですが、なんというか、冒頭と結末だけ先に決めて、繋ぎ方を後から一生懸命考えたかのようなこじつけ感がすごく伝わってくるなぁという気がしました。別にそういった描き方自体を否定しているわけではありません。繋ぎが突っ込む隙もなくナチュラルであれば、後から考えても全然問題はないと思っています。ただ、それがあまりにもこちらに透けて見えてしまう作品だったように感じました。

 糸永のことが既に好きだったにも関わらず、自分の想いを気取られたと勘違いして率先して虐めるようになった真田。いくら最初は優しかったとはいえ、突然酷く虐められるようになっても糸永が裏切られたと思わずに、真田を好きなままでいられるのがどうしてもすんなり受け入れられませんでした。それを何事もなかったかのようにして新たな環境で糸永に近づいてくる真田の神経もどうなのかと疑ってしまいます。そしてそもそも序盤の真田の告白の流れが、脈絡がなさ過ぎて非常に浮いている気がしました。その場でオッケーを出す糸永も、いくら気弱だからとは言えちょっと信じがたいですね。後からあの時こういう考えで行動したんだというのは一応明かされるんですが、どれも私には理解できない動機付けとなっており、ハマることができませんでした。

5

いじめっ子といじめられっ子

きゅんとしましたが、心の片隅で、本当にいじめっ子といじめられっ子の関係で恋になるのかなという引っ掛かりはありました。重くなりすぎない心情の変化と、読み終わってしまうと結構早かったなというスピード感はありました。

2

どちらの気持ちも分かる

過去にいじめた人×いじめられた人の、両片想いのこじらせカップルです。
"好き"を悟られないためにいじめた過去を悔やみ、もし会えたら、次は間違えないと誓った真田(攻)と、"好き"だから責めることが出来ず一途に思い続けた糸永くん(受)が、大学で再開してお付き合いを始めます。いじめていたことを思い出されたら、嫌われちゃうんじゃないかと思い、ビクビクする真田。過去に自分(糸永くん)をいじめたから、その負い目を感じて真田は付き合ってくれている…そう感じている糸永くん。お互いずっと好きだったのに、このすれ違いが切ないですよね。1話から泣きそうで、全体的にクるものがあり、終始胸が痛みました。こじらせ系大好きなので、2人の心情がより深く描かれるにつれて、私が泣く時間も増えていきました笑。
順調に見えたお付き合いも、内心はすれ違ったまま。なのにやる事はドエロい!そんなある日、偶然糸永くんのメールの下書きを読んでしまい、"別れたい"を見つけてしまう真田。メールには勿論その真意は書かれていませんが、なぜ別れたいか、それは、自分といると、真田が他人から悪く言われたり、変な目で見られるからなんです。それを真田は"いじめていた自分だから、気が付かれて、糸永くんから嫌われた"的に解釈。糸永くんから言われる前に、真田は自分から別れたいと伝えます。そんな真田に"真田が好き。真田と付き合えたから、自分は惨めじゃないんだよ。だから可哀想だなんて思わないでね。"と話す糸永くん。真田が自分と付き合う理由が"可哀想だから仕方なく"で、真田は自分(糸永くん)を好きではないと思ってるんですよ糸永くんは(๑*Д*๑)!! お互いが"すれ違いをしている両片想い"と気がつき、誤解を解き、2人は体だけでなく心も結ばれました(^^)

描き下ろしは、ハメ撮りする2人の様子が描かれています!真田が撮影している途中で、携帯越しで見るのが嫌になり、生で糸永くんの全てが見たくなるという、萌エロい(萌え+エロい)状態を拝めますのでぜひ!

神評価をつけた理由は、すれ違いカプという王道ながらも、2人の心情が分かりやすく描かれていたからです。真田目線でも、糸永くん目線でも楽しめます!!たくさん泣いて、途中は萌えシーンもエロシーンもあって、ハッピーエンドで終われます(^^)大満足だったので神!

5

なんだか女々しい。。

高評価なレビューが多い中恐縮ですが、個人的にはあまり刺さりませんでした。。
いじめっ子との再会で、どんなハラハラ展開になるのかと思いきや、いたって普通の展開過ぎて拍子抜けでした。
両片思いは嫌いではないのですが、すれ違い方がお互い後ろめたい感じで、あまり萌えず。。
糸目でニコニコしてるように見える受けは可愛らしかったです。
ただ、攻めの魅力が感じられず、私はあまり好みではありませんでした。
男なら過去悪いことをしたと思っているならちゃんと謝ってスッキリさせたら良いのにと女々しさを感じてしまいました。

9

エロいけどカワイイお話。

攻め受け共にかわいすぎかっ!
攻めは、中学時代は子供だったけど気づいてからはきちんと大人になれてるし、受けはネガティブの中に前向きさや健気さがあってすごく2人共がかわいい。

真田が一言さっさと「ゴメンね」を言えばすれ違わなくて済むのにー><とか思いながら読んでましたが、それじゃぁここまでかわいいお話にならなかったですよね。

真田自身もとても後悔して次こそ間違わないように慎重に慎重に、でも嫌われたくないからセックスに溺れてしまえっていう感情。
糸永君の好きだから色んな思惑があっても目をつぶって、すこしでも今を引き延ばせたらいいと言う感情。
読者はベッドでゴロゴロと悶えながら読むはずです!

4

やさしいすれ違い

細い目の男の子の泣き顔につられて手に取りました。結果表紙買い大成功でした。いじめられた糸永くんもいじめた真田くんもいじらしくて健気で、読んでる私も糸永くんのように終始涙目でした。
二人ともそれぞれ過去の自分を責めて後悔していて、そのためにお互いが「無理して付き合ってくれている」と思いこんでいます。最後 糸永くんが素直に思いを伝えることで誤解とすれ違いが解けていく様子はカタルシス以外のなにものでもありません。目新しい要素はない作品なのですが、丁寧な心理描写と言葉選びに惹かれました。グッとくる独白がたくさんあります。いじめた側の真田が糸永くんを「くん付け」で呼び、糸永くんは「真田」と呼び捨て。恋愛関係の優位性は糸永くんにあるのがいい。これ逆だったらテイストが変わったでしょう。絵も上手だしHシーンも多めで、BLファンのツボを心得た作家さんだと思います。
ただひとつリクエストするならば、ラストに真田がきちんと糸永くんに申し込む箇所で、まずは中学時代にいじめたことを謝罪するシーンが欲しかったかな。糸永くんは苦しみ抜いたのですからね。

6

すごく好き

この作者さんは心理描写がわかりやすくて丁寧(この表現で合っているのか…)なおかつしっかり辻褄があっていてすごいなぁと感じました。すれ違い系のお話はなんとなくグダグダしちゃったり、え、そんな理由でそんなことしたの?って感じることが個人的に多いのですがこの作品はどうしてすれ違ってしまったのか、本人達はどんな気持ちでいるのかスルッと納得いきました。捻りがないと言ってしまえばそうなのですが、そんな難しい話はこの作中の人物にはには必要ない要素だと思います。すごく分かりやすくてまとまっていて綺麗です。お話作るのが上手だなぁ。


糸永くんがとてもいい子で可愛いです。過去のお話は辛いけれど、作中では幸せそうな顔をたくさん見ることができました。
作中のセリフにもありますが糸目の子って確かに常ににこやかな表情に感じられますね。

ピュアで可愛い。私にとってはすごくオススメできる作品です。

4

すれ違い、モダモダ進む恋に萌え。

奥田さんのセカンドコミック。前作『ノーカラーベイビー』とは全く異なる雰囲気の表紙に、どんなお話かなと思いつつ手に取りました。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





主人公は大学生の糸永くん。

中学生の時に細い眼を理由にからかわれるようになり、クラスの人気者だった男の子・真田くんにいじめられるようになったことが決定打になり、いじめの対象に。その後いじめを苦に引っ越しをした糸永くんですが、そのことがトラウマになり大学生になった今でも引っ込み思案な性格。

人と関わることなくひっそりと日々過ごす糸永くんですが、ある日、真田くんと大学で再会し…。

というお話。

自分を苛め抜いた真田くんですが、そのことを忘れたかのように優しく接してくれる。さらに真田くんから好きだと言われ―。

実は、糸永くんは、中学生の時真田くんのことが好きだった。
その気持ちが真田くんにばれ、気持ち悪がられていじめられたと思っていた。

それなのに、なぜ今、自分のことを好きだと言うのだろう。
もしかしたら、中学生の時に自分をいじめていたことの償いとして付き合ってくれているのではないか。

そんな思いに駆られ、それでも良い。真田くんが自分との関係に飽きるまででいい。
それまで、恋人として真田くんと一緒にいられたら―。

そんな糸永くんの想いが健気で、思わずウルっとしました。しいて言えば、昔自分のことをいじめた男の子をいまだに好き、というのに若干無理があるような気もしますが、何をされても、それでも一途に真田くんを想い続ける糸永くんがめちゃめちゃ可愛いです。

後半は真田くん視点に切り替わります。
そこで、真田くんの想いが見えてくる。

不器用で、子どもだった中学生時代。
糸永くんへの懺悔の想いと、それに付随するように湧き上がる糸永くんへの恋慕の想い。

よくある話といえばよくある話で、それでも、彼らのすれ違う恋心に激萌えしました。読後、タイトルと表紙を見直すと、なんとも気持ちがほっこりします。

自分の想いが届くことはないと思い込んでいる二人。ゆえに、身体だけでも繋がりたいと願う彼らなので、ストーリーとしては純愛に分類されると思うのですが、エロ度はかなり高いです。
何度も事を致しているのに、いつも赤面してしまう糸永くんが可愛かった…。

序盤、「いじめ」が描かれているので、苦手な方はいらっしゃるかもです。
でも、すれ違い、時に勘違いし、モダモダ進む恋。

そういったものに萌えを感じる方にはお勧めの、めっちゃ可愛らしいお話でした。

8

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