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表題作アンチアルファ

瀬名悠仁,18歳,高校生・α
上代礼,18歳,・高校生・αを装うΩ

同時収録作品アンチアルファ

瀬名悠仁,18歳,高校生・α、瀬名の叔父,α
東條,保険医・Ω

その他の収録作品

  • 7years later

あらすじ

αのみが通う学園の2トップ・上代と瀬名。
だがある日αのはずの上代がなぜか発情を迎える。
強烈な劣情を持て余す上代に、瀬名は……!?

作品情報

作品名
アンチアルファ
著者
奥田枠 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403666841
4

(235)

(111)

萌々

(60)

(40)

中立

(12)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
26
得点
927
評価数
235
平均
4 / 5
神率
47.2%

レビュー投稿数26

既視感

発情とか陵辱とかお好きなんだろうなと思います。
ノーカラー〜のエロの描き方からしてそうでしたもんね。
オレ様で支配的な攻め、涙とヨダレを垂らしてよがる受け。もはや様式美のようです。
それを本作ではオメガバにすっぽり当てはめた。表紙そのものですね。

2人ともただの駒のようで人間性を感じられず、共感も感情移入することもなく、ストーリーにも入り込めずただどうなるのかなと読みました。
瀬名なんてずっと俺様な表情でテンション同じだし。紫苑はそれこそお人形みたいだし。

更に苦手だったのは、保険医の扱われ方。
叔父の登場時、保険医を犯していたのはドン引き。と思ったら会社?でもやってるし。
あげく上代を呼び出して、オメガだからと犯そうとする。いくら前時代のアルファだからって、こんなのただの異常者ですよね。
そんな叔父と電話で話す瀬名、凶暴に抵抗する上代もなんだかなぁ。
ハッキリ言っちゃうと、みんな薄っぺらくて。ポーズにしか見えない。お芝居してるんだなぁて感じがしてしまって。
上っ面の狂気で中身が見えない。すごく苦手で気分が悪くなるくらいなんです。すみません(緒川先生の作品でも同じ感覚になって絵だけでなくそんな所も似るんだなと)

あと、学校であんなに致して周囲にバレないんだろうかと気になり。
今更ですが、全体的にリアリティや説得力がなんもない。ファンタジーと言ってしまえばそれまでですが。

0

ハードめなオメガバース!

αのみが通う学園の上代と瀬名だが、2人は優秀なαとして君臨しており、ライバル的存在で常に喧嘩していました。

しかし...
瀬名(α)が保険医(Ω)とエッチしているのをみた上代が発情してしまいます。
αとして入学しているもΩだったのです。
由緒正しき家柄のためΩが認められず、分化抑制薬だのなんだの未承認の薬剤を摂取していました。

Ωであることが瀬名(α)にばれ、周りにばらさない代わりに俺の前ではオメガでいろと契約させられます。大嫌いな相手と性に振り回されます。

この世界は遺伝子レベルで相性の良い番が決まっているようで、瀬名(α)の運命の相手のΩの子は上代(Ω)の幼馴染みで想い人。
もし瀬名(α)と上代(Ω)がつがってしまえば幼馴染みのΩからαを奪うことになります。しかも上代(Ω)は自分がΩだとはバラしていない......泥沼ですね。。世界観ももちろん、大嫌いな相手なだけあって割とハードなオメガバースです。

0

たとえお前がアルファでも

本能を管理された俺たちは
理性の許しを必要としている

なんかものすごいスピードで読んでしまった。ストーリーはとってもわかりやすく、「名家の生まれでアルファとして育てられたけどオメガでした」「ライバルだったアルファとシちゃいました」「色々あったけど、僕たち番いました」な流れ

ふたりが運命に流されず、どこまでも理性的に、拒絶し、愛するのが素敵。セナくんの叔父さんはとんでもないヤツだったな、、

よく言えば勢いがある、悪く言えば深みがない、という感じです。強いオメガがお好きな方に

0

激しめなオメガバース

性ごとに管理された学校だったり相性の良い番を判別していたり、強制ヒートさせられたりという面白い設定のある作品でした。

上代がαでいなければならない理由は下らないものだったかもしれないけれど、それを土足で踏み荒らすような瀬名のやり方にすごい嫌なやつ!とはじめは思っていました。
でも途中から上代に対する執着心のようなものが感じられて、ただ嫌がらせしているだけではなかったし
ストレートに気持ちをぶつけてきていただけだったと気付いたら瀬名もそんなに悪いやつではないんだな、と。
むしろストレートすぎて逆に上代に伝わっていないという不思議。
上代が素直にそれを受け止められるようになって良かったな~

上代目線で描かれているのでわりと痛々しくひどい仕打ちを受けているように見えますが、視点をかえるとまた違った捉え方が出来るなと思いました。

1

理性と本能

途中あまりにも痛々しくて読むのが辛かったです。
瀬名しかり保険医の東條しかり本能に流されるまま行為にふけってるいるようで不快感を募らせました。
でもちゃんと理性を持って行動していたというのが読み取れて浄化されました。
最初のイメージが悪かった分もあるかもしれませんが。
特に東條は途中までヒート状態の描写しかなかったので、う~んラリってる感じで尻軽、場所も選ばな過ぎるとも思っていたのですが、中盤ようやく正常状態での話を聞けてなんとか呑み込むことができました。
学園唯一のオメガで性処理役として赴任している中で、理性がコントロールできている瀬名だけが特別だったんですね。
他の学生としなきゃいけない時は酷いものなんだろうな。
瀬名にとっては義務みたいなものもあったのかもしれないし、瀬名とできない分溜まっていたからかもしれないけど。
父親が本能で生きているので反面教師になったのに加えて、好きな人がいたからこそ、抑えられた部分もあったんだろうと思います
瀬名がタガを外すのは上代にだけ。
いやでもそのタガの外し方が痛いいいって感じなんですが。言葉責めも本当に好きなの?と疑いたくなるレベル。我慢してたもの全部出してます!という。

痛い関係でしたが、収束の付け方が納得できるものなので、読了後は割とスッキリです。
瀬名が好きなタイプは乙女ゲームで例えるなら「ふーん、おもしれぇ奴」



先生本当に人の嫌な所書くのお上手。
何度読んでも父親が出てくるページは気が滅入るので飛ばしちゃいます。

1

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