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滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 4~

sitataru botan

男公关白皮书

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表題作滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 4~

聖鴉門,36歳,受様を拘束する経済ヤクザ
吉原雛胡,28歳,客に遺産を残されたホスト

同時収録作品レオパード白書 Page16-17

周防燐花,ホストをやめた受様一筋高校生
薬師寺灯,実は腕っ節も気も強い生物教師

その他の収録作品

  • leopard is given to worrying

あらすじ

なんで俺は、この男と、唾液が繋がるキスなんかしてんだ……。ホストクラブ『レオパード』の毒舌ホスト・雛胡(ひなこ)に、亡くなった客から巨額の遺産が転がり込んだ。その金を狙い、雛胡の前に現れたのは、銀縁メガネでエロいオールバックのヤクザ・鴉門(あもん)。鴉門は、雛胡が他人の体液の恐怖症だと見抜き、強引にキスをしてくる——!!

作品情報

作品名
滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 4~
著者
扇ゆずは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
レオパード白書
発売日
ISBN
9784403663420
4.1

(50)

(20)

萌々

(22)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
10
得点
201
評価数
50
平均
4.1 / 5
神率
40%

レビュー投稿数10

灯の可愛さ!!

2巻のバチバチな燐花と灯はどこーーー?な大好きっぷりが微笑ましくて可愛くて、照れて素直になれない(でもエロい)可愛い灯がたっぷり。教授とも切れてめでたしめでたし!こういう場面でバシッと言える燐花はかっこいい!最終的にカッコイイとこは灯がもってくのも2人っぽく、灯自信が燐花と灯の力で前に進めたように感じれたのが良かった!!書き下ろしの焼きもちえっちもエロ甘で!!!

そして、絢をからかったり、燐花に手厳しくも的確な言葉を投げてくれた雛胡パート!!生きるのも死ぬのも無頓着、体液恐怖症、だけど自分の体液には興奮するってめちゃくちゃすぎる!!えろい!!!亜門も胡散臭い関西弁っぷりも効いててワクワクします。沼の目、亜門と最初の出会いは底知れない虚無的な美しさだった何も映さない雛胡の目が、光をほんの少しづつ得ていくのも魅せられます。亜門×雛胡の不敵で内心翻弄されてる駆け引きも良い!メインは次巻なので、一気に読むと楽しさ倍増です。

0

ぜひ次巻も読んで


"したたる"と読むのかと思っていましたが、"しずる"なのです。
語呂がなんとも、お洒落ですよね。

前回までのレオパード白書では、達観したミステリアスな聞き役お兄さん(お姉さんとも言える)な雛湖が、今作のメインとなります。

今までの雛湖は、謎でした…。
ビジュアルもそうだし、受け答えや表情や仕草がなんかもうとにかくミステリアス。
そんな雛湖のお相手はもちろん、普通の男じゃ務まりません。そこでこの、鴉門(あもん)さんですよ…。  

インテリでもあり武闘派でもあるヤクザで、眼鏡で関西弁て…。
バリバリです。バリバリの攻めです。


15歳の時に交通事故に遭ったのが原因で、家族と15歳までの記憶を失くし、同時に体液恐怖症になり、誰とも愛し合ったこともない。
人生に夢も希望もなくて、でも別に絶望してる訳でもなくて、持って生まれた美しい容姿は必要以上のお金を稼いでくれて、だからただ生きてる。
そんな雛湖。

ある日突然、ヤクザの厄介ごとに巻き込まれてしまうのですが、本当はそこで死んでしまうはずだったんですね。雛湖は。
でもそこで出会うんです、鴉門に。

鴉門も別に、最初は雛湖のこと、何とも思ってなくて普通に殺そうとするんですけど…
"沼みたいな目"をした雛湖に、昔の、どうしても消せない後悔を強く思い出して、思わず抱きしめてしまうのです。

雛湖を救いたいと思ってしまった鴉門との逃避行が始まります。

ストーリーが進むにつれて、段々と見えてくる雛湖の素顔と過去。
鴉門が雛湖を放っておけない理由。

はじめは酷く危うかった2人の関係が、少しずつ、少しずつ、解かれて結ばれていくように感じました。

個人的には、次巻がより好きです。
というか、次巻も読まないと、正直この"滴る"シリーズの良さが伝わらない気がします。
2巻通して読むと、鴉門の心と雛湖の変化に、胸がギューン…!となるんです…。


"別に、いつ死んだっていい"

これは、救いの物語ですね。

0

関西弁がたまりません・・・




今まであまり関西弁には手を出してこなかったのですが
これはすごく面白かったです。

レオパード2.3巻の二人の話も結構載っていて
読みごたえ満載でした。

続編も見ましたが
キュンキュンしながら読んでいました。

2

ヤ○ザ×ホスト

これまたキレッキレの組み合わせです。
ホストクラブ「レオパード」の雛胡とヤクザの聖鴉門編です。

ページの3分の1ぐらい燐花×薬師寺が入っています。
しかも最後に描き下ろしも入っています。
こちらは甘甘モード全開です。

雛胡編ですが、まさかあの雛胡が体液恐怖症という設定とは驚きました。
ホストでも特殊な仕事を請け負っていたというのはそういうことだったんですね。
でもヤ○ザの鴉門さんに出会い、そっちのほうを荒療治されてしまうという。

ただのホストだった人が一日でヤ○ザに追われる身になるとは。
雛胡が大変そうでした。
でも雛胡もなかなかに強いキャラです。ふてぶてしいまでの堂々とした態度がいいです。

3

体液=生きてる証

鴉門×雛胡編(4-5巻)。
4巻はまだ序盤ですが、いい感じに面白いです。
ヤクザ・トラウマ設定の割に暗くなりすぎず、プラトニックだけどエロく…と、シリアスに寄りすぎないバランスが絶妙で。

オールバック・眼鏡・三つ揃えスーツ…と表紙から萌えアイテムが揃っている新キャラの鴉門(あもん)。

関西弁のインテリヤクザで男前、色素薄い系の容姿、スーツの下にはビッシリ刺青…と読めば読むほど萌え滾る要素ありすぎでどうしようかと(何が)。
クール美人な雛胡(ひなこ)ともいい組み合わせだし、36歳×28歳という年の差もいいし…うん全てが好きw

雛胡は2巻から登場し、後輩ホスト達の相談相手になりつつも、どこか黒いオーラを発していて気になる存在でした。
予想以上に重たい過去の持ち主でしたが、本人は至って淡々と、その過去をも商売道具にして生きている強さ(図太さ)が魅力的ですw

15歳のとき交通事故で家族とそれまでの記憶を失った雛胡。
それ以来他人の体液が生理的にダメになり、人と深く関わらずに生きる人生。
顧客は在宅高齢者など自分に触れない富裕層の人々で、出張サービスで話し相手や絵本の読み聞かせを行なっている…という、すごく特殊なホストでした。

そんな雛胡が顧客の一人であったヤクザの組長に遺産を残され、鴉門に捕まるところから始まる今回のお話。
脅迫に全く動じない雛胡の、何の感情も映さない「沼の目」が美しくも怖いです。

ここで鴉門が暴力的な行動に…出ないところがこの話のポイントですね!
鴉門は、潔癖性だった初恋の人の自殺を止められなかった過去を持っていて。
雛胡の容姿・境遇にその人を思い出した鴉門は、組を裏切って雛胡を助けると決め、
側近・郡司と雛胡の三人で逃避行に出ます。

逃避行中、雛胡の体液恐怖症をも治そうとする鴉門。
この治療と称してのHシーンが!!!(挿れてないけど)
鴉門の指や唾液に反応する雛胡が、普段のクールさとのギャップもあってすごく色っぽく。
生きることについて、雛胡に触りながら静か~に語りかける鴉門が、エロイけど真摯さもあってグッときます。

ヤクザとの本格的な抗争や、二人がどう恋愛に発展していくのかは5巻に持ち越しですが、
今巻の触れ合いだけでも非常にドキドキしました。

2-3巻カプの話も入っていて、このカプも好きだったけどそろそろ食傷気味に…(ボソ
最初に前巻カプの後日談が2話、雛胡編3話を挟んで、描き下ろしも前巻カプ…という構成がキリ悪くて微妙に感じたものの、雛胡編の面白さに神評価で。

4

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