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誰よりもあなたの側にいたい
いろいろ疲れた時の、甘いものを欲している時に、読み返してます。
どこが気に入っているかというと、もう攻めの筒井の溺愛ぶりが、読んでて気持ちいいんです。
筒井と祐一が知り合ったのは、筒井が遊び相手の女性を怒らせ、海に突き落とされて海沿いを歩いているのを祐一に助けてもらってからです。そんな感じで筒井は祐一と知り合うまでは、派手な女関係でした。それなのに、祐一の素直で純粋な人柄に惹かれて、癒されるからと毎週会うようになり、祐一一筋になるのです。今まではもてる容姿のためか、去る者追わずだった筒井が「信じてくれ。愛しているのはお前だけだ」となりふりかまわずにかき口説く姿にキュンとなりました。対する祐一は、出生の秘密からひっそりと生活していましたが、筒井を愛するようになって前向きに行動するようになったのが、好感が持てました。いくつか問題が起こるけど、乗り越えて愛が深まっていく様子がとても良かったです。
読後は、一緒に暮らすようになった二人を見たいな~と心がホッコリした気持ちになれます。
名倉和希さん作+小路龍流さんイラストということで手に取りました。派手さはありませんが、二人の偶然の出会いから恋人になるまでの物語が丁寧に、ときにドラマティックに描かれていて、非常に面白かったです。
海辺の町で一人ひっそりと暮らす祐一がある夜”拾った”のは、モデル並の容姿を持つ若手社長・筒井。その晩に早速エロティックな展開に…!?と思いきや、それは筒井の完全な早とちりで、そこから二人の友人としての交流が始まります。
祐一の素性についてはあらすじで結構ネタバレしちゃっていますが…大丈夫です。あらすじ以外の部分に萌えが沢山詰まっていますよ。筒井はとても頼りになる男性です。不遜なところがあまりないのが好印象でした。一方の祐一も芯のある青年で、ひたむきという言葉がぴったりだなと思います。二人の間に重大な誤解が生じる展開もありますが、名倉作品らしく登場人物が破綻のない行動を取ってくれるので、苛々することなく読み進めることができました。
もっと沢山の人に読んで欲しいな~。
しっとりと昼メロみたいって思っちゃいました(*´∀`)
受け様は、大物政治家と愛人の息子で、母亡き今も、目立たないよう田舎でひっそりと生きている祐一。
ある日、仕事から帰宅途中にずぶ濡れで歩いてる男性を心配して、自宅まで連れて帰る。
これが攻め様の筒井。
会社社長の筒井は、下半身はいい加減なようで、祐一が自宅に連れ帰ったのもヤリ目的だと勝手に勘違いして夜這いに来るようなヤリチン野郎なのですけど。
でも、できませんって祐一が泣いたら手を止めて猛省できる人だっので、まぁよしとしとこう、でした。
すっかり祐一の側が居心地よくなった筒井は、以来週末になると祐一の家を訪れるようになる。
人恋しかった祐一も、筒井の訪れを待ちわびるように。
祐一を大事に思い、押し倒せないほど夢中になっている筒井と、筒井の訪れが一分一秒待ちきれない程に気持ちが育っていた祐一。
2人が気持ちを通じ合って、恋人同士となるまでが、物語の半分にもならない内ですよ(*^^*)
その後は、祐一といつも一緒にいたいと、東京へ呼び寄せようとする筒井の必死さや溺愛ぷりを堪能です。
実は偽装結婚していた筒井にショックを受け、祐一が電話してきたシーンは、筒井の慌てぶりににやにや。
思い込んで身を引こうとせず、ちきんと話をしようとする祐一の姿勢に拍手ものでした。
父親の迷惑になるから別れるように、とお目付けの人に言われたり、襲われたり。
メロドラマのような展開を経て、祐一は東京に出て、人生の再出発。
ひたすら下を向いて生きてきた祐一が、これからは自分で選んだ道を歩いていこう、ときちんと伝える姿がよかった(*´∀`)
イラストは小路龍流先生。
表紙の胸板たくましい筒井と、寄り添う薄幸美人感あふれる祐一がいいです(///ω///)♪
購入したのは、読み物がほしかったから・・・
ということで、
ストーリーの意外性は無さそうですし、
なかなか読むのが進みませんでしたがっ!
4分の1を読み終えたあたりから、
連ドラを1回みてしまって、ついつい最終回まで観てしまったかのように、
先が気になって、グイグイ引き込まれて読んでしまいました。
きっと名倉さんパワーに違いない。
大物政治家の愛人の子と知られないように、
田舎で1人静かに暮らしている祐一は、
都内で企業経営をしている筒井に出会います。
この出会いによって、
その町に縛りつけられたようにいた祐一が、
自分の意思を持って、町を離れ、成長しようとするお話です。
ストーリーとしては、結構地味な方だと思います。
でも、元々は遊び人だったのに、
祐一に惹かれていく筒井だったり、心惹かれるシーンが多くありました。
発売は7月なのに、この表紙ちょっと暑苦しい!と思ってしまってスミマセン。
とても面白かったです。
大きな波というのはほぼないのですが、それでもするすると読み進めることができました。
受も攻もどちらのキャラも好きだな、と思った。
特に攻の受への傾倒ぶりが良かったです。
俺様で、偉そうで、遊び人風なのに、本当は結構いい人(でも隠しきれないやんちゃ部分アリ)な攻が良かった!
全体的に穏やかな流れなんですが、攻が受を可愛がるシーンはとたんに色気がましましになります。
なんといっても、先にレビューされている方も書かれていますが、遊び人だった攻が受にどんどんハマって行くのが読んでいていい!
初心で清楚な、そして真っ直ぐで素直な部分からくる従順さを醸し出す受に、もうめろめろで、可愛くて愛しくて、それでいて無条件に自分を癒してくれる存在というのにどっぷりはまりこんでいく様が読んでいてニヤニヤしてしまいました。
イタしているシーンばかりではなく、裸だけどいちゃいちゃほかほかなシーンもあって、これは冬に読むと幸せになれる話だ、とも。
なんせ炬燵を買いに行こう、炬燵をリビングに設置してくつろぐだのというシーンを読むにはまだ少し暑い・・・
受の幼馴染とのシーンも暖かく、じんわりと身にしみます。
穏やかな話ですが、ふたりの恋路を邪魔する嫌なヤツも出てきます。
結構粘着な感じなので、その部分だけ異色に感じました。
これからのふたりの門出、どんな風に受は攻の元で自分の道を切り開いていくのか?
見守りたいお話でした。