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名倉先生だし秋吉先生だしマストバイ。どうかな?と思ってたのですが、めっちゃ良かったです、先生有難うございます!受けの両親と受けがとてもとてもとても好きだったのと、多分、時間を置いても「読みたい」と思うだろうと感じるので、神にしました。本編240Pほど+あとがき。
食品関係の会社社長を務める島崎。才能ある社長でバリバリ働くもんですから、社長秘書が過労で倒れてしまい、派遣会社から秘書を派遣してもらうことに。来たのは有能な受け。その秘書のお蔭で、ワーカーホリックだったのに、早めに業務終了になり、仕方なくセフレと頻繁に会うようになり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け両親(偽装離婚中、受けを溺愛)、受け祖父(わーお・・な方)、攻め両親弟(父親がくそ)、派遣会社社長さん、攻めの腹心ぐらいかな。受けの両親がそれはそれは素敵な方々で・・・(´;ω;`)
++好きだったところ
あれこれあって、受けが大ピンチになる訳ですよ。そこを救うべく、きりっと立ち上がるのが、母親!すごい!偉大!母、有難う!と泣いちゃうんですよね、私。こういう母親になれているかなあ。子どもをとても信頼していて、子どものことを全力で守ってあげる。本当に感謝しかないです、こういう親には。
父親がまた可愛くって偉大で、ああよかったなあと本当に思う方。幼い頃に子供がピンチになったため、守るために離婚するんですよ、親権を母親に託して!偉すぎん?そして子供を産む&地方移住するという受けのために、「うん、町作ろうか」的考えをしそうな、力バリバリある逞しいアルファ。還暦間近なはずなのに、元嫁を溺愛していて、きゅるーんって甘えそうなところも良い~♡
そんな両親に大事に育てられた受けがまた思慮深い有能な方で、俺様攻めを最初やり込めるところは、「よし!エライ!」と溜飲が下がる心地。くそったれ攻めに捨てられたと思って悲しんでいるところは、こっちまで心が痛い・・・
最後は「好きだから」という全て許す理由になる感情で、丸く収まるんですけどね。ホントくそったれ攻めには「一生土下座してろ!」という意見に大賛成ですわよ。超俺様というか傲慢攻めでも大丈夫な方でないと、ちょっと最初シンドイかも?
受けとの間に出来た子どもは可愛く思うらしく、最後にひざの上に置かれたお子様に対する攻めの感情(ぐわっと溢れてきたらしい)には、とても同調するので・・親として、しっかり20年間鍛えてもらえ!と思った一冊でした。
名倉先生の新作!電子配信をいまかいまかと楽しみにしておりました。新年一冊目!早速拝読しました。
このアルファ、まさに傲慢!
なかなかに癖の強い、何様俺様アルファ様でした。身体は立派な大人、心は小学生。BLを嗜んでいると俺様キャラによく遭遇するのですが、なかなかどうして、ところどころ腹が立つけどちょっぴり可愛げがあり憎めない、そんな攻め様でいらっしゃいました。
受け様は仕事のできる有能男子。嫌な面がありませんでした。素晴らしく人間のできた受け様です。彼を育んだ環境が素晴らしいからでしょうかね。祖父はアレでしたが。世代が違うと考えも違うしお年寄はね…頑固だものね…と思ったり。
受けの両親やサブキャラもみんないい人で。受けの両親(特に父)が個人的にすっごく好きですw
両視点なので攻めと受けの気持ちがよくわかります。特に俺様アルファ攻めが有能受けに溺れていく様子が面白かった。無自覚にメッロメロになっていって、「これぞ名倉先生の!攻めー!!!!!」とわたし大歓喜。攻めざまぁパートに突入してからはヘタレ属性まで付いちゃって。とても面白かったです!
ご安心ください、ハッピーエンドです。名倉先生のラブコメ最高。
後書きに本編後のことに少し触れてくださってて読後感も最高に良かったです!
面白かった〜!
名倉先生の書かれるハッピーBLはやっぱり最高に面白くて、元気を与えてくれます。
コミコミさん限定のSS小冊子がかなり笑える内容だったので、これから読まれる方にはそちらをおすすめ致します〜!もう声をあげて笑い転げましたw
傲慢なアルファも妊娠・出産も実は苦手な設定ですが、そこはさすが、名倉先生の攻め…ということで見事に途中からヘタレ攻めになってくれて、嬉しい限りです(笑)
攻めの島崎は傲慢ではあるんですけど、父親の威光を借りず(むしろアルファ性にこだわる父親に反発している)、大学を中退して会社を立ち上げたりと、気骨も実力もある男。
言動全てが偉そうなのに、何故か心底嫌いにはなれない!
そんな島崎のもとで、オメガであることを隠してベータとして秘書になった悠斗。
「女とオメガは妊娠する可能性があるから抱かない」と堂々と公言してきた傲慢な島崎が悠人に夢中になり、甘い甘い恋人生活が続くかと思いきや悠人がオメガだと発覚してー
悠人のバース性が発覚した直後の、島崎の子供っぽく散々な仕打ちには「こんにゃろ!」となりました。
傷心のまま消えた悠人を追いかけ、悠人が父親と一緒にいるところを勘違いして「このエロジジイ!」「クソジジイ」と暴言を吐き(笑)、誤解が解けた際には土下座ー
必死なんだけど詰めが甘いというか、どうにも格好つかないヘタレな様子に笑っちゃいました。
イライラさせられるんだけど憎めないし、ちょっと可愛いような気がしちゃうアルファ。
悠人が妊娠した後、暴言を吐いたりしたけれどきちんと考え直して、自分が被害者のつもりだったけど加害者でもあるんだと認識し、アルファ用の抑制剤を飲み始めたりするんですよ。
仕事上のパートナーの角田のことも大切に思っていて、自分が悪いと認めた時にはきちんと言葉と態度で謝罪もできる男なんです。
自分の相手だったら絶対嫌だけど←、悠人の愛する相手だから、微笑ましく(+厳しく)見守ることができます( ̄∀ ̄)
これから生まれたベビーに対してはデレデレ鼻の下が伸びたパパになりそうな予感。ちょっとそんな様子も覗いてみたい!
途中、辛くなる展開もあったけれど、悠人の両親が本当に心温まる素敵な方々でじーんとしたし、丸く収まってハッピハッピーな気分に◎
あとがきで先生が書かれていたように、バース性にやたらこだわる島崎父だけは好かん!
でもそんな父親からもきっと島崎が守ってくれることでしょう。
名倉先生の現代物はお初だったんですが、最高に面白かったです!
まず、私が読んできたオメガバース作品の中で一番社会が成熟してるかも。あとオメガの存在感がすごく薄いです。だからこそ悠斗の嘘が効いてくるんですが…
攻めの島崎が傲慢だけど憎めなくて、読んでたら自然と好きになってしまいました。有能だけど子供っぽくって意地っ張りでプライド高くて。現実世界で近くにいたら厄介な人だけど、やっぱり攻めはこれぐらいてんこ盛りな方がいい!笑
受けの悠斗もしっかりしていて好印象。ナヨナヨしたオメガがあんまり得意ではないので、周囲に支えられながらも1人で子供を育てようとする悠斗をつい応援したくなっちゃいます。
あと島崎、悠斗の周りの人たちがいいですねぇ。皆キャラが立ってます。悠斗を溺愛するお父さんも島崎をしっかりサポートする角田も皆んないい人。
挿絵もすごくあっててよかったです!
超おすすめ!
ここ最近の名倉和希先生の作品はほぼ神にしてるくらいに好みなんです。
今作もタイトルに「傲慢アルファ」とあったので、もしかして攻めザマァが読める⁉︎と期待してました。
こちらのオメガバの世界は成熟していてオメガはベータと変わらない生活を送れていて、また就職の際には告知義務がないのです。なので悠斗がオメガだと知るのは家族を含めてごく一部の人間でした。
そして島崎がオメガ嫌いとなった理由は彼の生い立ちに由来してるのですが、さすがに傲慢アルファとあるだけにかなり癖の強い人物でした。www
そんな島崎が悠斗と関係を持って徐々に情愛を育てて行く過程が凄く良いのですよ。悠斗と両思いになって甘々な時間を過ごして、2人の仲が順風満帆に思えた時に事件が起こってしまいます。
この時の島崎の態度が本当に酷かったし、意固地になってしまったばかりに全てが後手に回ってしまうんです。更に悠斗がオメガであることを黙っていた事に負目を感じていたので、事がややこしい方向に動き出してしまうんです。
島崎の親友である副社長の存在や、悠斗を溺愛する両親やその友人の存在がとても効いていました。
期待してた攻めザマァもちゃんとありましたが、クスッと笑える後味の良いものでした。
個人的に好きだったのは悠斗の父親でした。叶うなら島崎の父親にぶつけてその結末が知りたかったです。www