• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作愛に目覚めてこうなった

藤原時憲
26歳,同期でイケメンの営業社員
倉地大紀
26歳,面倒見のよい総務部員

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

小柄で働き者の「総務部の小人さん」倉知大紀は、同僚から変なミッションを仰せつかる。大紀の友人で男前すぎる営業マン・藤原時憲に女性達が夢中で仕事に支障が出ているから、彼女を作らせようというのだ。だが肝心の藤原は硬派で女嫌いで、なんと26歳の今まで童貞だった。人肌の良さを知れば気が変わる、と結論づけた大紀に、藤原は「じゃあ試しにお前が触ってくれ(股間に)」と無茶なことを言い出し――。

(出版社より)

作品情報

作品名
愛に目覚めてこうなった
著者
名倉和希 
イラスト
伊東七つ生 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
ISBN
9784778113933
3.6

(92)

(27)

萌々

(31)

(20)

中立

(3)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
18
得点
322
評価数
92
平均
3.6 / 5
神率
29.3%

レビュー投稿数18

ストレスなし。笑いあり。とにかく面白い。

萌えるかどうかの前に娯楽として最高です。
私にとって読書は娯楽ですから。

攻めが最高におかしく面白いです。

何も考えることはない楽しんでください。って感じです。

3

まるで快感を覚えたてのサルみたい(笑)

この展開はかなり好き、26才イケメンで不愛想だけど仕事も出来るからモテ男の攻め様。
しかし、その実態は何処か精神発達に微妙な遅れがあるみたいな感じで、
ある種の人間嫌いで潔癖症で更に童貞、それに女はめんどくさい、ウザいと思ってて
ストーカーされた経験もあって、唯一心を許せる相手が受け様なんです。

その受け様は、160cmにギリギリ満たない小柄ながらも、どんな仕事もコツコツ
やり遂げ、総務部の小人さんと慕われる受け様なのですが、過去に付き合っていた相手に
下半身の事を言われた事と、うまくHが出来なかった事で恋愛には消極的。

そんな二人は中学の同級生で、同じ会社で同期入社として再会してから、攻め様からは
中学からの親友だと周りに言われ、受け様は面はゆい思いを感じながらもイケメンで
仕事の出来る攻め様からの親友発言は嬉しいと思っている下地があります。

攻め様と同じ部署の同僚で二人の同期でもある友人からある日相談を受ける受け様。
それは、攻め様が無駄なフェロモン出しているから、部署の女の子たちが攻め様を
巡ってバトル勃発の危機があると言って、攻め様に適当な相手を作らせて欲しいと・・・
そこで、受け様は攻め様の元へ出向き、攻め様が未だに恋愛一つした事がない童貞だと知り、
面倒だと言う攻め様に無理やり女の子を紹介するが、受け様同伴でなければ女性と会う事も
嫌だと言われ、付き添うが、もちろん女性はご立腹。

あらためて攻め様の向き合い、恋愛や女性の肌の温かさを教えようとするが、
攻め様から、人肌の快感なら受け様がしてくれと言われ、攻め様の自慰のお手伝い。
しかし、そこで得難い快感を知った攻め様はドンドン日増しにエスカレート。
恋を自覚する前に覚えたての快感に攻め様はノンストップ気味で受け様を困らせる。

それでも、社内でも受け様を甘く追いかけまわすようになってしまった攻め様に
同じ課の友人から受け様に対する思いは刷り込みだと諭され、受け様の為にも距離を
取るように言われ、攻め様も反省し、仕事に打ち込むが、今度はメール一つ無い
攻め様との距離に受け様が寂しさを感じ始める。
結果的には相愛になり、受け様にメロメロな攻め様を堪能出来る甘い作品になってます。
表紙のイラストもマッチしている感じで個人的には楽しめる作品でおススメでした。

10

26歳、猿になりました

まるで某サラリーマンneoのドラマを見ているが如くの展開に、私の萌えつぼは刺激されまくります。
どっちかっていうと藤原が変な人です。
大紀は面倒見の良さが仇になったか?
でもね、藤原は大紀が大好きな要素はあったものの、この展開は想定外だったんです!つい、流れで…
人の手の心地よさを知った藤原は猿になったそうな(爆笑)

ここからが、恋愛へ行くための本筋ですね。自分的にはもうこの前振りだけでも充分に堪能しておりますが(汗)
邪な気持ちを押さえられない藤原と、無かったことにしたいと思いながら、アノ時の藤原が可愛いと思わずキュンする大紀。
藤原、何か上手いよな!人の良い大紀を乗せるの、何気に誉めて自分を貶めてチャッカリしてるの!天然腹黒とはこれのことか?
コキ合い→スマタ→www
二人とも悪くなくてズルズルパターンですが、藤原嵌まると執着するタイプだったのね。

この話の面白さは、会話と思考、キャラにあります。名倉さんのコメディの際立った部分がキラリと光る非常に分かりやすい展開でした。
読めばわかるのでネタバレなしで♪
とにかく全部が楽しいよ

8

愛が溢れて止まらなすぎです ‼

攻め様は26歳寡黙でクールなイケメンです。
受け様は人のいい真面目な26歳。

中学が一緒だったこともあり、攻め様が唯一優しい表情を向けるのが受け様限定なのですが…。

この攻め様がとにかく強烈でした。
寡黙でストイックな外面に対し、受け様以外の人間に無関心なため童貞で、大好きな受け様の一言で一喜一憂し、さりげない表情に頭の中で可愛い!を連呼しています。
恋愛感情無自覚です。
困惑しながらも真面目な顔でおかしな理論を説き、強引に物事を進めて行きます。
こういうキャラ大好きです。

いい年して恋愛経験も性的経験もない攻め様ですが、初めて触りっこで快感を覚えてしまったら…
さぁ大変‼
妄想と欲望が止まりません…。

はじめは中学生の初めての恋愛のようで、何だか微笑ましく読んでいたのですが好きでたまらない気持ちが暴走していきます。
この年齢でこんなに余裕なく受け様を求める攻めは滅多にお目にかかれないでしょう 笑

受け様もさすがに腰が引けるけど拒絶はしないため丸め込まれます。

今後の社内の2人の立ち位置が心配でたまりませんが、攻め様がとっても幸せそうなのでよしとします。

それにしても触りっこやキスですが、お互いつたないのに攻め様の感じる様がとても良かったです( ̄▽ ̄)満足

8

暴走童貞攻め!!

とても面白かったです!
嫌な感じのキャラや不快な展開は一切無く、安心して読める話だと思います。
特に攻め・藤原のキャラが良すぎです。暴走童貞攻めはかなり美味しく頂けました。
受け・大紀も働き者でお人好しで自分の好きなタイプの受けです。
サブキャラの徳竹もいい味出しています。

受け攻め両視点。
藤原は潔癖症気味の上に過去の出来事が原因で女嫌い。
藤原は大紀くらいしか友人がいなかった為、昔から大紀の事が友人として大好きです。
現在も家にゲームをしに来る大紀の為だけに、普段しないゲームの腕を磨くという健気な人です。
そんな藤原がある事がきっかけであれを大紀に扱いて貰う事になるのですが、
扱くだけ→キス→素股と会う度にどんどん要求はエスカレート、大紀の方も結局は流されます。
この辺りの藤原の暴走ぶりがたまりません。
特にキスと素股の間の会社での妄想…完全に危ない人です(笑)

一つ気になったのが二人が完全に結ばれるシーン…場所は一応伏せますが、あの場所であんな事をしたら壁薄そうだし周りに聞こえるんじゃないか…と気になって集中して読めませんでした(笑)

挿絵ですが、大紀の髪型が仕事とプライベートで違うのが、公私を分けていて仕事が出来る男という感じがして、かなり良いです(プライベートの髪型の方が好み)
逆に藤原の(徳竹も)下睫毛が気になります…下睫毛バサバサ、攻めなのに(笑)多分こんな事を気にするのは自分だけですが。藤原は成長前は美少年だったそうなのでその名残でしょうか(笑)

軽い明るい話を何も考えずに読みたい時にお勧めです!

個人的にはもっと増えて欲しいですね、童貞攻め。

6

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP