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表題作仕立て屋の恋人

伊達雄一
中津侑希 メンズスーツ専門のテーラー

あらすじ

中津侑希は、メンズスーツ専門のテーラー「アトリエ松島」に勤める若き仕立て屋。 侑希は師匠で新進気鋭のクチュリエ・松島晃司に想いを寄せるが、おっとりした人柄の松島には、やり手の営業部長・森川聡という恋人がいた。 ある日、侑希はアトリエの上の部屋に住む伊達雄一という新規の顧客を担当することになるが…テーラーズ・ラブストーリー書き下ろし。

作品情報

作品名
仕立て屋の恋人
著者
峰桐皇 
イラスト
宗真仁子 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592871620
1

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

いまひとつ…。

職業的にも古さを感じさせられるものの、職人さんというのは惹かれるお仕事。
なので、もっと、仕立て屋の仕事についての描写があれば良かったんですけど、あまりに浅くしか描かれていないのは残念でした。

メンズスーツ専門のテーラー「アトリエ松島」に勤める、若き仕立て屋の中津(受)
上司で憧れの師匠クチュリエ・松島に想いを寄せていました。
でも彼には営業部長の森川という恋人がいて…。
そんなある日、アトリエの上の部屋に住む伊達(攻)が新規の顧客として現れ、その担当に中津が選ばれ…⁉︎

お仕事面の内容もものたらなかったんですけど、恋愛面も同じで中途半端、今一萌られなかったです。
伊達との恋愛よりも、中津が片思している松島への恋心や告白シーンの方が良くて、肝心のメンイカプの恋愛プロセスの内容のなさはどんなものかと(笑)
よくあるパターンで、好きになった理由が今ひとつ伝わってこないけど、攻様が受様に惚れて積極的にアプローチしていきます。
その方法も、両思いにならなかったら間違いなくストーカー行為みたいな(笑)
最後に、中津を好きになった理由も明かされるんですけど、余りに弱すぎて微妙でした。
あと今回の作品も、年の差&年上攻と美味しい設定なのに、攻様に魅力を感じなかったんです。
だから余計に、中津が伊達の何処に惹かれて好きになったかが分からなくて、ただ強引さに流されていったようにしかみえませんでした。
2人の感情面が今一つなので、Hシーンも甘く感じられませんでした。

テーラーズラブで、最後、新進気鋭なテーラーと表現してくるなら、中津が仕立て屋として、顧客の伊達に刺激を受けながら、成長していく過程を丁寧に描いていて欲しかったです。

脇の松島カプの恋は気になるところでした。

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