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ものすごく面白かったです!
この作者さんの作品は不幸健気受けのイメージがあり、自分は不幸健気受けが大の苦手の為今まで避けていたのですが、
marun様のレビューを読んで心惹かれて購入しました。
読んでみたら自分の好き要素がかなり詰まった話で、買って大正解でした。
・攻めが受けに執着している
・受けは結構モテて今まで何人か女性と付き合っている
・攻めは受けに一途で女性の影全く無し
・受けに苦労人要素あり(だが虐げられてはいない)
・好感の持てるサブキャラがいる
(医者で攻めの友人の白根がいい感じでした。受けの元恋人の香純はとんでもない女だが別に嫌いじゃない。
受けの友人の横井だけは好きじゃないが、悪役で作中で攻めに殴られているので好感持てなくても別にいい)
などがこの話の中での自分の好き要素です。
話の流れ自体は
攻めが受けを好きすぎて襲う→受け逃げる→受けが自分の気持ちに気づいて攻めの元に戻ってハッピーエンド、という感じのBLとしてありふれたものですが、
攻めは受けを初めての時に最後までやってしまうのではなく、じわじわと時間を掛けて開発するのがとても良かったです。
受けの慎也、攻めの直樹兄弟は幼い頃に母親を亡くしていて、兄の慎也が弟の面倒を見る事が多かった(父親は当時まだ生きていて物質的には苦労はしていないはず)
攻めの直樹は優秀で華やかな兄の事が大好きなのですが、思春期に自分の思いを自覚した時に兄を避けてしまうのですが、
その時に慎也が言った言葉が良い感じで、良い兄さんだと思いました。
前半の話の中では失明していてふて腐れているので、良い兄さん振りが発揮されていませんが。
そんな慎也を直樹は自分だけの物にする為に自立させないようにするのです。
白根には諌められますが。
白根、本当にいい人です。
直樹が横井や香純にするであろう報復が気になります(笑)どんな事をするのかものすごく読みたい!
社会的に抹殺レベルの報復をしそうだ…
白根がとても気に入ったので白根スピンオフ出ないかな…と思いましたが、
白根には真っ当な人生を送って欲しいとも思います。
評価は「萌×2」とちょっとだけ迷いましたが、思いきって「神」にします。
実の兄弟物OKな人にはお勧めです!
この作品がとても良かったので、同作者さんの他作品(但し不幸健気受け要素の無いもの)も読んでみようと思いました。
事故で失明した弁護士の兄と、その兄が大好き過ぎて行き過ぎた愛をぶつけまくる作家の弟とのお話。
ちなみにcpは、弟×兄。
彼女もいて、仕事先にも恵まれ人生順風満帆だった慎也は、ある日事故に巻き込まれてしまう。
奇跡的に骨折程度の外傷で済んだが、実はその事故で失明してしまう。
途端、彼女も仕事も友人も無くし、自暴自棄になる日々。
そんな慎也を弟の直樹が、手厚く世話をしてくれるがそれすらも卑屈になってしまう。
事故から半年後、偶然テレビで流れていた男女の恋愛のそういうシーンで生理的現象を催してしまう慎也。
誰もいないからと耽ろうとすると、そこへなぜか出かけたはずの直樹が戻ってきた。
最中の現場を目撃され、気まずさから萎える慎也だったが、、、
とにかく弟の長年の執着愛が重すぎて、背徳、激重愛が好きな人は、萌え転がりたくなる素敵な作品でした。
個人的に背徳BLは、ハードルが高ければ高いほど萌えるタイプなので、今や古代の腐の産物的実兄弟
CPは最高すぎて、寝しなに少しだけ…と思って読み始めた作品でしたが、結局東の空が白むまでノンストップ読書してしまいました。(今、寝不足( ⌯₄⌯)←こんな顔してる)
電子配信ではイラストがないですが、面白いですし、200ページにも満たない作品なので、興味を持たれた方はぜひ!!
途中、冒頭であっさり慎也を捨てたはずの元カノが図々しくも何回か登場しますが、それが気にならないくらい直樹の愛が激重なので、女が絡んでくるBL苦手だよ! という方にも読める展開となっていると思います。
失明した兄を甲斐甲斐しく世話を焼く中で、
兄の自慰現場に遭遇したことで
弟➝兄の押し殺してた気持ちが爆発!!!
容赦ない緊迫感切迫感がたまりません!
愛の深さを受け入れてからも、これでもかって責め立てて、愛を確認するのたまりません!!
全てをゆだね、差し出されることで愛も快楽も増幅してくのとてもとても良いです。
兄が拉致られる事件も、さくっと弟が助けにくるのか本気でやられちゃうのか分からん作風にヒヤヒヤでした。
最後は蜜蜜蜜な時間たっぷりで、愛してる!の加速っぷり、ぶつけっぷりに打ちのめされました。
電子は挿絵がないのは残念だけど、激重愛とどエロ堪能させていただきました。
BLではお馴染みの、ガチ兄弟禁忌ものですね。
兄である受け様は弁護士として順風満帆、プライベートでも結婚をそろそろ考えている
彼女もいて、これからますますという時に、交通事故に遭い、視力を失ってしまい
彼女も仕事も無くして、既に両親は鬼籍でたった一人の弟で作家の攻め様に引き取られ
面倒を見てもらう生活になってしまう。
始めは大好きな兄の面倒を見る事で禁忌の欲望を抑え込んでいた攻め様が
受け様の自慰を見てしまった事から理性の箍が外れ、自慰の手伝いと称して
徐々に受け様を身体から自分のものにしてしまうお話です。
読みはじめは兄としてのプライドがあり、目が見えなくて苛立ち、更に何を言われても
怒る事一つしない良くできた弟への八つ当たりで身勝手に見えた受け様ですが
攻め様に毎日欲望の処理をされ始め、弟が怖いと、兄弟でする事でないと悩むが
いくら言っても聞き入れない弟の行為は次第に激しくなっていく。
攻め様の友人で受け様の主治医に助けを求め、禁忌の関係を断ち切ろうと逃げる事に
でも、それが攻め様にバレて結局最後まで関係を持ってしまう事になる。
それと同時に自宅階段で落ちた受け様は何かのショックなのか、突然目が見えるように。
それと同時に二人の関係が終わり、受け様は攻め様の元から去るのです。
でも元カノと再会し、キスをしたことで嫌悪が湧き、受け様は弟への気持ちを自覚。
受け様に逃げられ憔悴していた攻め様の元へ行き、禁忌の関係を受け入れる。
受け様はかなり真っ当な感覚の持ち主で、とても優しくていい人なんですよね。
受け様は弟が優しいいい子だと思っているけど、実は受け様に対しての執着や独占欲が
激しくて、受け様を手に入れる為には手段を選ばないタイプなのです。
そんな内面を受け様には一切見せない狡さがあって兄は弟に騙されてます(笑)
でも、攻め様の受け様に対する思いは本物で真っ直ぐ受け様一筋。
これだけ思われて愛されて求められたら弟を拒絶なんて出来ないよと思えます。
書下ろしは、二人のその後で、元カノが再び登場していて女のしたたかさが醜いです。
受け様の親友の裏切りも、元カノが関係しているのですが、
恋に溺れた男ってダメねって思えるような内容です。
攻め様が後にするであろう仕返しが気になります(笑)
久々に読みました、実の兄弟もの。やはり兄弟ものにはヤンデレがよく似合うw
ある意味病んでないとそうそう実の兄弟をどうこうしようとは思わないでしょう。
順風満帆な生活を送っていた弁護士の慎也は事故をきっかけに失明し、恋人や友人と別離、仕事も辞め、弟と生活をする事に。自暴自棄になっていた慎也がある時自慰をしているとそれを弟の直樹に目撃されてしまう。それをきっかけに直樹は性的な行為を慎也にし始める。慎也は嫌がりつつも直樹の行為に気持ち良くなってしまう事をやめられない。慎也は直樹から逃げようとするがそれも不発に終わってしまう。でもある事をきっかけに慎也の目はもう一度見えるようになり・・・
弟の執着ぶりにゾクゾクしました。あそこまで愛されていたら慎也も本望ではないかと。直樹の慎也に対する過保護っぷりだったり、周囲に対する嫉妬だったり、慎也が自分を必要とするように手回ししてしまうところなんかもツボでした。慎也は弁護士なのに簡単に人を信じてしまう天然ですが、それに対して直樹がヤキモキしてしまうところもステキでした。
実の兄弟だけど、慎也もここまで来たら腹をくくったようなのでこれからも仲良くやっていきそうな二人です。
これも闇堕ちというのでしょうか?わかりませんが、ハッピーな2人ですので良いのではないかと。テンポが良いのであっという間に一冊終わってしまいました。美味しかったですw ご馳走様でしたww