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表題作弟は兄2人のオモチャ。

長男:継春 次男:夏央
長男第一の旧家の三男 志木野俊秋 高校1年

その他の収録作品

  • 番外編
  • あとがき

あらすじ

「俺に逆らう気か?」17のとき、暴君な長男・継春に貞操を奪われてしまった、俺・俊秋。代々続く旧家に三男として生まれた俺は、「長男第一」という家訓に反抗出来ないでいた。それどころか、継春兄が求めるたびに、俺は何度も何度も体を許していた。頭脳明晰で容姿も端麗、誰からも憧れられる兄が、こんな平凡な俺を欲しがるなんて――。そう思うだけで興奮して、俺も兄さんを欲しくなってしまう……。そんな時、次男・夏央が「俺だってお前を抱きたかった!」と告白。半ば無理やり体を開かれたが、継春兄とは違うやり方に体が反応してしまい――。

作品情報

作品名
弟は兄2人のオモチャ。
著者
高山はるな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売日
ISBN
9784886539854
2.5

(8)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
15
評価数
8
平均
2.5 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数3

ガチ兄弟によるシチュエーションプレイ色々。

物語は小さな一話完結で、様々なシチュエーションプレイを繋いでいく展開。
コスチュームプレイ、保健室プレイ、横恋慕する双子による拉致監禁などなど。
毎日毎日2人の兄に好き放題されちゃう三男坊は日々グッタリ。
けれど愛されることは、満更でも無い。この三兄弟の詳しい説明が一向に無いので、ガチ兄弟なのか、BLあるある義兄弟なのかは定かでは無いけれど、結構厳しいお家柄らしく、屋敷は広く、長兄の言うことは絶対‼︎ という事らしい。え?絶対?なのに、なんで次男歯向かってるのー⁈っていう不条理。絶対、絶対に、独り占めしたいはずなんだけど、何故か継春兄さんは謀反を犯した次男・夏央を許す。まぁ、そうでないと3P成立しませんからね〜。って事で、次兄にも抱かれてしまうことになる俊秋ですが、タイプの違うそれぞれイケメンの兄2人をそれぞれに好きなので、両方とも欲しがってしまう欲張りさんなのだ。「選べないよ。」はい、来た!モテてモテて困る発言〜。そんな可愛い弟を抱き潰す兄2人。2人の兄の取り合い自体がコミカルなのもあって、背徳感ゼロ。この大きな家のご両親や家長はどう思ってるのかも無く。葛藤無き兄弟プレイなのでした。俊秋が女装も似合うほぼほぼ女の子キャラなので、ダメな人はダメかもよ。

0

複雑な気持ちになる兄弟モノ

POPなカラーの表紙に、題名は何げに興味をそそる♪
ひょっとして面白いのかな?と期待して手にとったこの本でしたが、実に複雑な気持ちに・・・。
元が携帯配信漫画なので、こういう展開は仕方ないと思う部分はあるものの、この大都社のこの携帯コミックの紙本化作品は実に惜しいものが多いのかもしれない。
もっと、他の展開したほうが作品としては面白いのにな~と頭の中でもっと面白くなりそうなパターンを考えてしまう。
そのくらい、ちょっと残念な兄弟愛が展開されていて・・・
結局行き着く先はどれも同じで、前が開けてないのです(涙)
きっと一話完結のいつでも終わりにできるような作りになっているためなんだと思うのです。

長男には絶対服従の旧家の三男は、在る晩長男に無理やりてごめにされる。
しかし、長男には絶対服従だから逆らえないという刷り込みがあるから抵抗できないし、しかもそれが嫌じゃないと思ってしまう。
長男に抱かれているところを見た次男も、ずっと前からお前を抱きたかった!と言って、兄二人に抱かれる三男。

こんな第一話から始まるストーリーは、毎度それなりに何かヤマになるものがありながら結局のところ、いつもどっちが好きなのかはっきりさせろ、と三男を攻める兄二人と、火花を散らし合う兄二人。
毎度毎度、決められないよーとどうして二人ともじゃダメなの?と思う三男と、それが常にベースです。
保健の先生にいたずらされてないか心配する兄の話、女装させてエッチする話、兄達を好きな双子が登場して三男に嫉妬する話、そしてはっきり決着をつける話。
一応流れはあるものの毎度同じ結末に・・・

いやねー、弟これ入りは兄への服従という強力な刷り込みだから!!
兄が弟に執着する理由も何げにわかりますが、いっそ弟をかっさらう第三者が登場して兄たちが弟を嫁に出す(!?)ほうが楽しいいよ。
結局最後まで選べない三男だけど、そこには釈然としないものが残ります。

あとがきに登場させられなかった叔父というキャララフが載っています。
登場させて三男を奪う、もしくは長男とデキるとかいう設定のほうがナンボか面白かったのにとも思わなくもない。
この路線でいくなら、こんな8話もなくて3話くらいでよかったかも~と思ってもみる

3

明らかに見えていてほしい落ちを言わない漫画

兄に振られた恋人に凌辱されかけたり、当て馬にもならない当て馬の保険医にイライラしたり、そして目の前の兄弟とあらゆる方法でさや当てしていきます。
お互い「俺のもんだ!」といいながら。微笑ましいです。

・・・が、まぁなんだ。二人の愛の押し方が妙にコミカルな感じだなぁ。
ちなみにパット見より三人の年近いんですね、同じ高校にいる時点で。

エッチのパターンも兄二人が攻めなせいか体位がワンパターン。
兄のうち片方は「本当にそれは気持ちいいのか?」と疑問に感じる体位が多いです。
あと「本当にそれは入っているのか?」とか。

あと、最後の最後まで「どっちかをえらぶ」という二択に振り回されて
「どっちもほしい」もしくは「どっちもいらない」
という十二分にありえる他の選択肢を選ばない俊秋にもイラッとさせられました。
心の中では最後に「3人でこうしているのがいい」とつぶやいているのに!
これが言葉に出せればきっちり兄二人の心も正しい所に落ちるのに!
(競争はしているが、別に仲が悪いわけではないように思える)

ということで、もやっと感が微妙に残る本でした。

ちなみに私はおまけの「叔父」に関しては見た目にちょっと病んでる感を感じたので
登場してたら怖い話になってたんじゃないのか?とも・・・

2

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