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まず。私は、書き下ろし作品の前まで読み終わった所で号泣しました。 なぜ大粒の涙が出てるのか、泣いてる自分が可笑しくなるくらい。
全体を通して、エロなしでも良いじゃないか。あー。これぞボーイズラブの原点だと感じました。
ほぼどの作品もキスまで。そして高校生ものです。※一部例外あり。
何年もBLを読んできて、色んな耐性も出来、次はどんなジャンルが出て来るんだろうと際限なく思っていた矢先に、このコミックに出会いました。
読む作品どれも青春の淡いトキメキが満載で、今にも溢れそうな色んな感情を必死で抑える苦悶した表情とか、行動にキュン。表情の魅せ方がとても良かったです。
リブレ出版さんのKiss×Kissフェアの書き下ろしペーパー目当てで対象作品を物色してて辿り着いたのですが、とても良い買い物でした。
佳門さんなのにエロくない短編集です
エロくないのに、これがまた可愛かった゚+。:.゚嬉(pq・∀・`◎)シィ゚.:。+゚
面白かったのです。
エロがあればいいと思っていた私からは脱皮したようです(嘘
というかね、卒業をテーマに描かれた作品なのですけどね。
最後だからこそのパッションというか。
おもいっきりぶつかっていくこの感じがなんとも言えないというかですね。
ほら、ウジウジどーだこーだよりも。
ガツンとぶつかっていく若さが良かった。
佳門さんらしいキャラクターなのだけれど、佳門作品で一番すきな本です。
キュンがつまってます。
最初の、頑張りすぎちゃう委員長。これがまた可愛くてな
同じ学校で、同じ卒業式という舞台での、オムニバスでのお話になってます。3組のカップルが登場するけど、どのカップルも可愛くて好きです。
『さくらのきみと』
不器用で頑張りすぎる委員長と、ケガが原因でピアニストを諦めてしまっているコのお話です。
お互いの存在の影響で、肩の力が上手に抜けるようになった委員長と、やる気が再び出て皆の前でピアノが弾けるようになったのが良かったです。
『さいごの日の恋』
卒業式で先輩に一目ぼれした、次期生徒会長のお話です。
勘違いで生徒会長に啖呵を切ったのはカッコイイし、先輩と離れるのがイヤだと門から出ないのが可愛かったです。
『遅さきのさくら』
このお話が一番好きです。
全然仲良くなかったのに、喫煙を目撃したことから関わるようになった二人のお話です。
ちょっと不良なコが、好きなコの「先生に向いてる」の一言で、教師を目指すようになったところが好きです。
喫煙が教師に見つかって、お互いにかばい合う様子にはキュンキュンします。
告白した時に10年待てと言われて、本当に待ってたのも萌えます。
『3つの恋』
3カップルのその後です。みんなの仲良さそうな様子にニヤニヤします。
エッチはないけど、ちょっと切なくて、ピュアな気持ちを思い出せるような、そんな1冊です。
これ好きだわー♡
佳門先生のプラトニックラブって珍しいですよね。
でも、キュンキュンしてとっても良かった^^
Hなしの方がいい作品てあるんですよね。
全部高校生のお話です。
短編集ですが、同じ学園を舞台にしているので、どこかしらで繋がっています。
もっと読みたいと思える素敵な作品ばかり。
今も昔も絵がとても綺麗で、男前は本当に男前だし、美人は本当に美人!
眼福でした♡
また佳門先生のキュンキュンする話を読んでみたいです。
Hなしの爽やかなやつ。
こんなオトナが読むと、恥ずかしくなるくらい。
前作(となりの〜)も純愛だなぁ、と思ったけど、今回はもっと。
舞台はいずれも高校。
そして高校生たちの恋のお話。
「さくらのきみと」は、自由奔放くんと委員長。ピアノを弾く男子がお好きな方に。
「さいごの日の恋」は、次期生徒会長と苦労人(現生徒会長の親友)。一目惚れのお話がお好きな方に。
「遅咲きのさくら」は、ヤンキーくんと真面目くん。真っ直ぐで強気なチビがお好みの方に。描き下ろしで成長した二人が楽しめました。
「ふたりきり暮らし」は、幼馴染な二人。付き合いが長くても、大切なことは言葉にしなければ、なかなか伝わらない!そんなメッセージのお話でした。
回想ですが、上下が明らかな、唯一のお話です。
短編集だけど、前三編は同じ舞台でオムニバスになっています。そして描き下ろしに繋がるのです。
自分にとっての萌要素はありませんが、春、さくら、ピンクのよく似合う、
恋って言葉が妙にしっくりくる1冊です。