私の奥は最上等だ。誰にもやらぬ。

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竜神の花嫁は蜜戯の褥で乱されて

ryuuhun n hanayome wa mitsugi no shitone de midasarete

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表題作竜神の花嫁は蜜戯の褥で乱されて

深山つかさ  山の神で数億年生きている
行平祥 深山に嫁ぎながら大学にも通う 21才

同時収録作品竜神の花嫁は蜜戯の褥で乱されて

清瀬 瀬の主で白蛇 (お山さんの隣人)
上月叶英 祥の先輩で院生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

祥はお山の神様・深山の妻になった。普段は学生、時に異世界の屋敷で四季を過ごす二重生活を送っている。神様の伴侶としていずれはヒトの生活から離れなければならないため、今は大学の勉強に熱心な祥。感覚の違いで衝突はあるものの、深山を愛し永遠を生きていく覚悟だ。一方、深山も祥を自慢の妻だと慈しんでいるが、屋敷を訪れた美しい竜神が、自分も祥のように綺麗な奥方が欲しいと言いだして!? そのことを知らない真っ直ぐな祥は……?

(出版社より)

作品情報

作品名
竜神の花嫁は蜜戯の褥で乱されて
著者
花川戸菖蒲 
イラスト
山田シロ 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
レーベル
ローズキーノベルズ
発売日
ISBN
9784861232657
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

山の神様の世界の描写は素敵なのですけど

「幾億万の歳の差も」の続編です。前作で描写不足のように思えた「お山」や神の世界のことが補足されているように思いました。しかし、祥さんの家のことなどはやっぱり半端に投げたまま放置している気がします…。バレないように二重生活…成り立ってるのかなぁ?

そして、今回登場の蛇の神様・清瀬と祥さんの友人の叶英さんのカップルは…やっぱり釈然としないものが残ります。いわゆる「割れ鍋に綴じ蓋」の組み合わせ…ということなのかもしれませんが、本当にそれでいいの? 叶英さんって、現世でも性的虐待を受けて半軟禁状態、神の世でも…って気の毒すぎやしませんか? 幸せになりました☆ という感じにまとめてあるのですが、どうにもモヤモヤが残るのが正直なところでした。

0

のどかなばかりじゃないお山さま世界の生活

前作「幾億万の年の差も」で消化不良だったお山さまの世界のことや、祥が自然のものと会話できる様子については楽しむ事ができた。

神さまの世界では世間知らずのお大事さま・祥に対してあれこれ教えるお山さまが頼もしく見えて微笑ましい。
祥もすっかり素を出せるようになって普通の男の子っぽくなっちゃったし、何だかお嫁さんとしても逞しくなってきたけれど(笑)。

このまま続編も楽しめるかと思ったが、新たに登場した無邪気な竜神・瀬の主となすがままの叶英(かなえ)の二人が苦手だ。
邪気がなく厄介なばかりで神さまの畏怖の念を感じることの出来ない瀬の主と、祥に負けず劣らず綺麗らしいが、不幸な身の上とはいえ最後までか弱いってだけの印象が拭えなかった叶英の組み合わせは個人的に苦手なカップルだ。

更に連れ去ってきた叶英に対して、瀬の主が彼の体を傷つけて逃げないようにするという横暴さがどうにも駄目だった。

結局はこの二人はお互いの至らない所を補い合える相性良しのカップルだったらしいから
良かったのだろうけど、カップル別に萌えと趣味じゃないが混合した一冊だった。

0

これは・・・すみません。

シリーズの2作目なのですが・・・これは、ホントすみませんって感想です。
中立以前のお話で、個人的には受け付けない系統に出会ってしまったと言う感じ。
神様と人との恋は、設定的にファンタジーが好きな私はOK。
神様のそのものの存在が、人間界とは違う次元&決まりがあるのもOK。
ただ何がダメかと言えば、、神様は人間の事を考えていないと言う設定が強く出ている気がして夢あるファンタジーが好きな私にはちょっと痛い感じなんです。

前作の主役二人は、紆余曲折で夫婦になって、受け様は人とそれ以外のハーフ状態。
お山に帰れば、人間とは違う時間を恒久に生きる事になる存在。
それでも勉強がしたいからと、大学院に進むべく勉強中で週末にお山に帰る生活。
そして、大学での先輩にあたる叶英達と出かけた先で、美形の青年と出会う。
深山にその青年清瀬に近づくなと言われた祥ですが、いつもの執着独占欲で言っていると
大げさに言っていると思ってしまい、それが後のトラブルになってしまう。

深山と祥の二人をうらやましいと思っているのが、神様の感覚ではお隣さんの竜神と
言われている白蛇の清瀬、祥が欲しいと思っても深山にダメだと言われた清瀬は祥の
ような人を奥方にしたいと、祥の先輩である叶英を攫ってくるんです。
叶英は不運な日々を小さな頃から送っていて、その背景もかなり重すぎなんですが、
清瀬に連れ去られ、逃げようとして、足の腱をを切られ、挙句片目もお仕置きと言われ
取られてしまう、後に、治るのなら良しと思えるけど、最後までこのまま状態。
ファンタジーにあるまじき横暴さだったりします。
そしてこの清瀬、やっている事の善悪が無いお子様なんです、叶英は最後は絆される感じで
清瀬を受け入れ相愛になりますが、なんともなぁ~って感じですね。
神様は結局甘くないのですよ!なんて感想を抱いてしまいました。

それに、叶英を助ける為に、祥も不貞を働く事になるんですよね、相手はもちろん清瀬。
天然で無邪気な子宝の神だから、床上手なんですが、それも深山の奥方だと知っていても
関係ない、欲しいものは欲しいと言う子供の駄々っ子なんです。
それに神様たちには貞操観念が全然ないみたいなので、人間と相いれない雰囲気。
でも深山は不貞行為よりも、自分に従わなかった事に怒り、祥にお仕置きする。
この辺もどうなんだろうねぇ~って感じで、ハマれない。
個人的には萌えどころを探す事が困難な作品に出会ったと思いました。

でも、この手のキビシイ感じの作品のほうが、単に人外甘々作品よりも好きな人は
いると思うので、単なる私の好みではない作品だったと言う感じです。

3

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