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本宮榎南先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
モフモフ 3
可愛い 3
健気 3
エロ 2
な感じだと思います。
山犬のギンさん×鼬のキイチくんのカプです。
人間に化けて人間社会で生活している鼬のキイチくん。趣味で集めている蝉の抜け殻が、最近誰かから届くようになり、更には突然「尻を見せろ」と男に迫られた。その男はどうやらキイチくんと同じで、人間に化けている獣のようだが…。
妖力を持ち、人間に化けている鼬のキイチくん。人間の姿の時な獣ミミや尻尾は無いので、獣人にカテゴライズされる姿ではありません。勿論、完全な獣の姿の描写もあり、鼬のキイチくんが可愛いし、ちょっと泣き虫なので、そこも可愛くて堪らないです。
ある出来事が原因で、お尻にコンプレックスを持っているキイチくん。そんなお尻を執拗に追いかけ執着するギンさん。俺様っぽい発言をしますが、キイチくんに対する想いや言動に優しさと健気さがあって格好良いです。人間の姿もありますが、山犬の姿の方が描写としては多いかと思うので、モフモフ要素も楽しめます。
少ししんみりとした描写もありますが、相手を想い合う優しさや健気さに胸がジーンとして、いつかギンさんの願いが叶ってほしいなと、応援したくなりました。モフモフ獣達にほっこり癒されるので、是非とも読んでほしいです。
鼬のキイチは良い尻をしてるようで尻を狙われてます。
表紙の半尻と四つん這いで尻を上げてるイラストしかないんだけど、良い尻してます。
できれば、真っ正面から拝みたいもんです。キイチの尻。
ギンに噛み殺されそうだけど。
コタはアホの子だったけど、キイチはヘタレです。
本宮榎南先生のモフモフなストーリー他にも読んでみたいです。
できれば、三尾じゅん太先生のイラストで。
タイトルの鼬といっしょと検索しても出てこないのでちょっと困りました……。
【狸といっしょ】のスピンオフです。
今回は 山犬×鼬 です。
BLって何でもありだなぁ、というのを強く意識するのって、こういう話が出てきた時。
狐と狸ならまだしも、山犬と鼬って! 体格差凄いなおい(笑)
で、今回も再び俺様攻とアホの子受という、同じパターンできたか、と最初はがっかりしてたんですが、モフモフの前ではそんなことどうでも良くなってしまいます。
耳が付いてて尻尾があって、それがモフっとしてたら結局やっぱり楽しんで読めました。
このシリーズ、アホの子好きには本当におすすめで。。
鼬のキイチのために、せっせせっせと贈り物をする山犬のギンの姿にきゅん……とします。
私はどちらかというと前作の方が好きですが、こちらのモフモフもなかなかのもので、是非ともモフモフ第3弾が読みたいものです。
何か最近本当に心身ともに疲弊してるのか、ライトなノリで、もふってるだけで満足感を得られるような状態。
特にこの作品、表紙イラストからして癒しオーラを発してます。
『てめぇの尻は、誇って良い!』
とか、帯でいかにもなお墨付きをもらってますが、この帯を取ったら鼬のお尻がぺろんと見えるとか、絶対狙ってるとしか思えない……嬉しいけど。
前作「狸といっしょ」のタヌキのコタの幼なじみ、都会育ちのイタチの子・キイチが今回の主人公。
人間体のキイチは高校2年生。
今時っぽいミルクティ色の髪に、ちょっとタレ目がご愛敬なイケメン君。
身長は結構高いけど、若干胴長で、程よく隙のあるハンサム。
ちょっとばかり忘れっぽくておバカさんな所も、いまどきの高校生っぽい。
そんなキイチの趣味は、抜け殻集め。
一人、公園や近くの山に行っては、蝉の抜け殻や、蛇の抜け殻を探しています。
この、人間体の時の外見と、ケモノとしての幼さとのギャップ。
これがあるから、山犬とイタチなんていう、サイズ違いのケモノ同士のアレコレが成り立つわけで。
カップルとしては、タヌキ編より、断然こっちの方が好みでした。
鼬のキイチ、でかくてコタのような可愛いらしさは、あまりないけれど
鼬に姿を変えたときはやっぱり…vv
「狸といっしょ」に少し登場の鼬のキイチ。
今回はそのキイチがお尻を狙われてるの巻。
ってコミカルな部分もあるのですが、
キイチの番いとなる山犬のギンの孤独な過去などもありでちょっとウルッ。
最後の山犬となったギン。
最初はエサにと捕まえたキイチでしたが、一目で自分の運命の番だと。
それにはギンの過去が関係しており…
本当なら山犬の群れの長となっててもおかしくないギンでしたが
双子として生まれた事から運命が変わってしまった。
同時に2匹以上生まれた子供達は長を巡っての争いの元になる
(そうなると一族崩壊の危機)という事で、1匹だけを育て残りは山に捨てられてしまう。
そして捨てられた方が、このギン。
ギンの代わりに残した子供はギンより弱く、1匹ではとても生きていけない
でもギンなら自分の力で何とか…と、両親だってどちら共に愛情を持ってるんだから
苦渋の決断だったと思います。
でも両親の希望通り、ギンは1匹でも生き延びてくれて
逆に何が起こったのか、一族は滅び最後の1匹とギンがなるのです。
だからギンはとにかく群れというか番いに凄く執着を持ってる。
その愛情を一心に向けられるキイチ。
最初は自分が食べられると勘違いしてましたが(こういうところはコタと一緒で鈍いんだ(^^;)
ちゃんとギンの愛情も伝わってめでたし、めでたしなのです。
この2匹にも早く子供ができるといいね。
そしたらギンはもっと幸せになれるはず…。