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表題作狸といっしょ

薊紫苑
ゲーム会社の社長
コタ
妖怪狸

その他の収録作品

  • 狐といっしょ
  • あとがき

あらすじ

人に化けて暮らす仲間の家へ遊びに行った帰り道、郵便ポストにぶつかって気を失った妖怪狸のコタは、ゲーム会社の社長、薊紫苑に拾われ、喋る狸は珍しいと勝手にペットにされてしまう。そのくせコタが人に化けた姿を見ても驚くどころか気にもせず、まったくの放置状態。すっかり拗ねたコタが久々に構ってきた紫苑を無視していると、撫でられていた場所から変な感覚が…。コタは紫苑の手を叩いて抵抗するが──!
(出版社より)

作品情報

作品名
狸といっしょ
著者
本宮榎南 
イラスト
三尾じゅん太 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
シリーズ
狸といっしょ
発売日
ISBN
9784778111618
3.4

(47)

(8)

萌々

(17)

(12)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
19
得点
151
評価数
47
平均
3.4 / 5
神率
17%

レビュー投稿数19

神秘的な狐の嫁入り & 本気で狸が欲しい (≧▽≦)

どのようにして知ったのかは覚えていませんが、
初めて見た時から表紙がずっと気になっていました。
人外モノは食わず嫌いだったので、
なかなか手が出なかったのですが、
特典ペーパー付きで販売されているのを見つけ、
思い切って新刊で購入しました。

何なんですか?!この可愛さは!!
とにかく、とても可愛いお話です。

可愛すぎて、この本を読んだ後は思わず狸が欲しいと、
狸を飼いたいと思わずには いられなくなりました。 f(^^;
出来ればコタみたいなタヌキが良いです(笑)。

読み終わってからレビューを書くまでに、
人外モノ、動物モノをいくつか読みましたが、
コタが一番 可愛くて、モフモフしたい衝動が
一番 強かったです。

コタが発する言葉一つ一つから無垢で穢れのない
雰囲気が伝わってきました。
コタの言動や行動の全てが可愛いの一言に尽きます。

受けのコタがショタ系で可愛い系だけど、とても萌えました。
ショタ系や可愛い系のお話は苦手で関心もなく萌えないはずなのに、
そんなことは読んでいたら どうでも良くなりました。

表紙絵だけでなく、挿絵の全てが可愛かったです。

もふもふ度は、★★★★★でした。
挿絵のタヌキ姿のコタがとても愛らしく描かれていて、
モフモフ感が溢れ出ていました。

そして、何より最後の結婚式のシーンは幻想的で神秘的でした。
「狐の嫁入り」について、人間の目から見れば晴れているのに
雨が降るという自然現象だけど、妖怪の世界では花の道を作って、
道を避けて雨を降らせて結婚式が行われている、というのは、
思わず「なるほど!」って思いました。
ファンタジーではなく、現実に妖怪の世界が存在していたら、
妖怪の世界の結婚式はこんな感じで行われているのかなと思いました。
この本を読んで以来、狐の嫁入りに遭遇すると、
妖怪の世界の結婚式を想像してしまうようになりました。

今回は「神」と「萌×2」で迷いました。
やはり、どれだけ強く萌えても、どうしても受けが小学生っぽいと
「神」評価するのは抵抗が強いです。
しかし、一方で、苦手と思っていたのが実はそうでもなくて、
作品によっては好みでない設定でも抵抗なく読むことが
出来るということに気づかされた作品でもあります。
最後の「狐の嫁入り」の話が無ければ「神」に近い「萌×2」
にしようと思っていたのですが、最後の最後で良い思想に出合えたので、
最終的に「神」評価にしました。

3

かわぅい!

これ好きだ(*´Д`*)ノまぢでw
「これカワイイですよ!!」な声に惹かれて衝動買い。
読み始めた今作なのですが、なんて可愛いのよぉぉぉお!
おもわず小躍りしてしまいそうな作品でした。
狸の擬人化ってのも珍しいですよね。
犬とか猫ならともかく狸。擬人化じたいが好きなのですが
これはまた、その狸(コタ)の可愛さをいかんなく描かれておりまして
紫苑(攻)じゃないが、あちこちに吹聴して回りたいくらい可愛かった。
こういうホノボノな本。癒されますwww

お話は、街にやってきたまだまだヘッポコ妖狸なコタ。
そこで自分が喋れる狸であることをひとりの青年に知られてしまう。
面白いと連れていかれて・・・から始まるお話。
準能力の高さもそうですが、あまつさえそれが当然になり~好きになり~なストーリー。

可愛かった。
何も知らないコタと結婚してしまう紫苑もよっぽどだと思いますがw
というか、紫苑。
最終的に、この人どんだけコタが好きなのよwwwww
そこが一番のツボでした。
フモフモな狸コタももちろん萌ツボつきまくりなのですが
そんなコタが可愛くてしかたない。
狸なんてキライだと思っていた紫苑が目に入れてもいたくないほど
溺愛している様が見ていて面白かった。
最初の意地悪な感じも好きでしたが、なんともなんとも。
とにもかくにも
癒される作品でした。 
挿絵の三尾じゅん太 さん。抜群でしたww
漫画じたいはちょっとタイプじゃないのですが、イラストはすごく好きです。
オススメ

2

可愛い、可愛い、可愛い!

もう可愛いとしか言いようがないお話でした。
狐がお嫁にもらわれちゃう、もしくは受けであるというお話は結構多いと思うのですが、狸は初めてじゃないか!?とドキドキしながら手に取り、速攻何も考えずに購入です。

もうっ!コタが可愛くて、ド天然で、ズレてて、アホの子炸裂で、とってもちょろくて、面白かったです。
おまけに狸らしく(?)ぽよんぽよんの体型ってのがまた!
狸姿でも、人間姿でも体(というかお腹?)が柔らかそうな表現をされていて、またそれがアホの子なコタに良く似合う!
お腹もふりたいわーと何度思ったことか。
紫苑みたいにイタズラはしませんが、お腹をもふらせてほしいなぁ。
おやつを片手に釣れば簡単にもふれそうなぐらい喰い意地のはったコタは文句なく可愛いです。

前半は紫苑とコタの出会いと、上手い具合に誘導されてワケも分らず白無垢姿になり婚儀に持っていかれ、紫苑の伴侶になってしまうまで。
後半は伴侶になった、新婚のはずなのに紫苑はコタの事をかまってくれず、コタが拗ねてしまって、自分の中にあるもやもやとする紫苑への感情をもてあます、というちょっと大人への成長第一歩を歩んでる?なお話でした。
前半も後半も、コタは可愛さ炸裂。
攻めの紫苑はコタにハマって行ってるのが丸分り、そして自分のコタへの感情がお菓子とか、じいちゃに負けていることにちょっと溜め息をついたりと鈍いけれど、可愛い憎めないコタへの愛情があって素敵でした。

物足りなさを感じた部分はイラストがほぼ紫苑とコタ(狸姿or人間姿)のふたりばかりだった所です。
コタのじいちゃや、紫苑の弟の朱音、朱音のお腹にしがみつく狸コタ、紫苑の○○(ネタばれワード)な姿でコタを咥える姿など普通はイラスト入りそうだけど?ってなシーン満載だったですが、全くなくて残念でした。

しかしこの可愛いお話、小説だから許せる感じです。
少し雰囲気が似ているなと思った加納邑さんの『だってキツネなんだもん 』(子狐受け)を読んだ時も、これは小説だからともすればこのあざとく感じる可愛いすぎるオーラを受け止めれるんだろうなぁと思ったのを思い出しました。
常に可愛いしぐさのオンパレードは疲れちゃう。
文章で読んでちょっと想像する、もしくは挿絵で満喫するのがちょうどかなと。
甘くて、可愛くて、まんまるなコタのお腹が魅力的なお話でした。

6

なんて可愛い子狸ちゃんでしょう。

とにかく可愛いぃ~~人外萌えでウハウハでした!
箱入り息子のようなもの慣れない半人前の狸のコタちゃん
人間界に遊びにいって、見知らぬ人間に攫われちゃう
狸姿のコタがうっかり話しても、攻め様はびっくりともしません。
だって攻め様キツネさんですもの~
でも、ぽやんとしてるコタちゃんは全然気が付かないのよね。
キツネさんのお宅で餌付けされちゃってますし
お腹ぽこぽこ音しちゃいそうなくらい食べちゃうしね。
初めは観察日記的な感覚で小狸コタちゃんを見てたキツネさん
いつのまにやら、やけにコタちゃんにハマってます。
あれよあれよという間にキツネさんのお嫁さんになってるけど
コタちゃん、きっとはっきり分かってないだろうなぁ(笑)

6

かわいいは正義!

もこもこさんのおっしゃるとおり私も「だってキツネなんだもん」を思いだしました。
コタちゃん、コンちゃん(あ、名前にてるw)と同じくらいかわいいよ~~~!!!
ずうっと転げ回りながら読みましたっ(≧▽≦)
普通の人間だったらさすがに引いちゃうカモ?でも狸だから最高かわいいです。おバカで天然ちゃんに癒やされまくりました!!!
なにあのおなか。さわらせて!
お菓子にめちゃくちゃ弱かったり、お昼寝に紫苑のにおいのシャツ集めちゃったり、エピソードひとつひとつがお子ちゃまでかわいすぎます。
これマンガかOAVで出してくれないかな~。ぜったいかわいいもんーー!!
恋愛BLとしてというより、動物系癒やしBLとして最高でしたo(^▽^)o
動物好きさんはゼヒ読んでください!

4

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