表題作錦鯉の伴侶 下巻

彩河/美貌の錦鯉/20才
テン/花房頂点眼/18才

あらすじ

彩河に真綿に包むように大切に愛しまれ、
漸く伴侶として意識し始めたテン。
同じ『錦鯉の伴侶』として、彩河の従兄・緑栄の伴侶である蝶華と思いがけず交流が深まってゆく。
そんな中、数少ない他の頂天眼に会える機会が巡ってくる。
どうしても会ってみたくなったテンは、躊躇うテイと共に城を抜け出してしまい…。

美しい者しか認めない錦鯉の王族。
そして、テンのような希少種の子供を売買している保護施設。
更には、伴侶があるにも関わらず彩河に思いを寄せる金魚。
錦鯉にとって、運命の伴侶とは。
そして、選ばれし伴侶の思いは…。

不細工テンちゃんに試練が降りかかる完結巻。
勿論、攻め様も頑張っています!

作品情報

作品名
錦鯉の伴侶 下巻
著者
本宮榎南 
イラスト
露鴨 
媒体
小説
サークル
ちゅぱかぷら<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
4.3

(3)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

テンちゃん緊急事態です!

上巻で王子の伴侶として一緒に暮らしているテンですが
なにも知らない子供なので王子は焦らず甘やかしています。
それとは反面、王家の反対も相変わらずで・・・
王子はテンの為に真摯に説得を続けますがうまく行きません。
また、テンがいた黒い噂の絶滅危惧種保護センターを
取り潰す事を提案するのですがそれも反対を受け
なかなか思うように進みません。

穏やかに王子の屋敷で暮らしているテンでしたが
王子の従兄弟の伴侶に騙され、保護センターに連れ戻され・・・
テンちゃん危機一髪です。

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錦鯉の下巻

流されるまま伴侶になったテンが、
改めて伴侶とは何か?と自覚を持つようになります。
また、テンは両性なのですが、
初めて「卵の日」というのを迎えて、
自分も子供を産めることを実感します。

2人の障害になるのは、やはり、テンが錦鯉から好かれない
花房頂天眼という種族であること。
認めてもらえず、自分の伴侶を嫌悪されることから、
彩河は、テンを連れて、国を離れようとしますが、
彩河の兄の働きにより、認めてもらえるようになります。
認めてもらえるまでの展開が好きで、何度も読んでしまいます。

また、テンとテイの駆けっこ遊びの様子にニヤニヤが止まりません。。。

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