ボタンを押すと即立ち読みできます!
シークレットフロア、「グランドオーシャンシップ東京」で出会い恋におちる話の
シリーズ最新作は「お見合い」今までの運命的な出会いとは一線を画している。
双子で兄妹の実家が紡績業を営んでいて、昨今の経営難で資金繰りが厳しい時に
担当銀行マンからお見合いを進められた妹。
別に資金援助の策略ではなく、単に仲人好きの銀行マンが融資を望む家に年頃の
女の子がいたので~って展開だけれど、父親は担当者の機嫌を損ねないように
合うだけでもなんてお願いする事から始まる。
兄は家族よりも仕事にのめり込む父親に恥をかかせるつもりで妹の代わりに
「グランドオーシャンシップ東京」でするお見合いに自分が女装して出向くことにする。
相手が怒って即刻破談を申し入れてくれる予定で、二次元コスプレ衣装で参戦。
しかし、待っていた相手は、自分と対の二次元コスプレ衣装を着ているのではと
思える服装の金髪美丈夫で、ナルシーな真広は初対面で負けたと思ってしまう。
なかなかコミカルな展開で始まるストーリー。
もっとも相手はコスプレでは無く、御国の正式な軍服だったりするのですが、
女のフリして出向き、相手が怒るはずが何故かそのままシークレットフロアに誘われ
男同士なのに流される展開で抱き合ってしまう。
今回の受けである真広は今どきの軽めの青年で、好奇心と同性同士の禁忌感に
煽られるように見合い相手と関係を持ち、翌日にやっちまった状態で逃げる。
男だからもちろん断られると思った相手からアプローチを受け始め、困惑しながらも
実家の経営を相談することになり流されるまま関係を続けてしまう。
今回の不思議能力はかなり控えめで、真広には人のオーラが見える設定。
それもかなり特殊で双子の妹に害があるかないか限定だったりします。
おちゃらけで今どきの若者、そしてシスコンでナルシーで博愛主義みたいなタイプ。
しかし、妹に関する事だけに見える善悪のオーラが真広の心の奥底で自己嫌悪するような
感情があるのですが、お見合い相手のレオのオーラも見えた事から誤解が生じる。
攻めであるレオは「~炎の王子」の主役であるフリードリヒの部下にあたるのですが
闇の一族として生きて来て、真広に出会ったことで真広に光を見出す設定。
一目ぼれ状態で、真広に甘く、時には腹黒く、Hの時は傲慢意地悪系になるレオ。
全体的に不思議感は今までのシリーズの中で1番控えめながらも甘さはたっぷりでした。
って、それがどれだけ凄い事か、あまりよく解ってない私ですが…(^^;)
とにかく好きなシリーズに変わりはないので。
いつもパラ見から始まる私。
最後のショートを見つけると本編そっちのけで、とにかく読む!!
どれだけこっちのカップル(八神×卓斗)の方が好きやねん。
今回は卓斗の出版社のお仕事で八神が三日三晩貫徹したその後。
数日振りに訪れた卓斗が見た先生。
お仕事後でボロボロです(笑)(無精ヒゲもたまにはいいなぁ)
その先生に編集の立場からでなく、恋人として奉仕するお話。
相変わらずの絶倫です先生。
そして相変わらずブラコンの兄でした。
(オイオイ、アンタには素敵なパートナーいるでしょうに)
さてさて本編。
今回はなんとコスプレもの?!
前作のコミックスで主役の王子様だったフリードリヒの部下にあたるレオと
妹大好き、貞操観念のゆるい真広のお話。
今回の真広はどんな力みたいなものがあるのかなぁと思ってると
今までのキャラ中では一番普通の現代っ子で力も無いに等しい。
あったけど妹に対してのみ発揮されるものであまり意味が無い。
その2人の出会いはお見合い。
実家の経営が厳しい時、大事な妹にお見合い話。
妹より会社を取った父親に腹を立てた真広は
コスプレして妹の変わりにお見合いを!!
男だと解り、相手を怒らせお見合いを潰すつもりが、相手は更に自分の上をいくコスプレで!!
(実はそれがレオの国の正装であるのですが)
とにかく最初から真広に好意を持っていたレオ。
どんどんと求愛をしてくるのです!!
途中でも述べたようにこのレオはフリードリヒの部下
お国の為に裏の仕事を引き受けてきた。
そんなレオにともされた光が真広でどうしても自分のものにしたい。
強引な部分もあるのですが、やはり相手の事もちゃんと考えてるので俺様ではないのです。
と、思っていたら王子からの祝福を受け、名実ともに夫婦となった2人。
完全に自分のものとなった途端のレオの独占欲が良かったです。
これからもレオの光でいてあげてください真広。
そして余談ですが真広の妹の真白がいい感じ。
兄弟で恋バナしてるのとか良かった~。
もし真白が結婚するなら、衣装は勿論、節が作るんだよね!!