• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作家路

実の兄・小泉月哉
実の弟・小泉璃夜

その他の収録作品

  • 家路2

あらすじ

瑠夜は年上の、好みのタイプの男に抱かれていると安心した。でも、自分を求めてくれる男が何人もいても、瑠夜は誰にも本気になれなかったし、一人に絞ることも考えなかった。―ある日、大学進学のために一人暮らしをしていた兄が突然帰ってきた。瑠夜は、兄・月哉があの月夜に自分に何をしたか、思い出す。兄が自分に求めたものは何だったのか。瑠夜はやっと、自らの答えを出すが―。

作品情報

作品名
家路
著者
五百香ノエル 
イラスト
イシカワナナエ 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アイスノベルズ
発売日
ISBN
9784872786521
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

実の兄×弟で、精神的緊迫が伝わってくる話

実の兄×弟の近親物で、受けの弟の方が積極的に兄を求めるのが珍しいです。
兄の方がヘタレ気味で、弟の方が小悪魔受けな感じです。
フェラだけする先輩が3人位いたり、他の男と関係を持つので、苦手な方はご注意。

実の兄・小泉月哉(ヘタレ執着攻め)×実の弟・小泉璃夜(小悪魔誘い執着受け)
高校一年と大学一年で、4つの年の差です。
背が小さくて外見は綺麗とか可愛いというレベルじゃなく、ヤンチャな普通の男の子っぽいのですが、ある種の男を引きつけてしまう璃夜。
年上の好みのタイプで、自分に興味を持つものなら誰でもいい。
無邪気で憎めないことから、いつも複数の男と関係がある。
と言っても、触りあいからフェラまで。
兄が問題を起こして家に帰ってきて、自分の放蕩の理由が判明する。
それは、兄に犯されてからであると……。
兄が好きであることを確認する為に、先輩とHをして確かめてみて、再確認する。
自分の身体で確認してから実感するというのに、子供ながらの破天荒さ、残酷さを感じました。
ぎりぎりの良心で関係を続けずに逃げた兄も、璃夜の魅力に耐えきれずに好意を告げる。
兄の好意も興味も璃夜にしか向けられていないので、双方共に執着しています。
弟が主導権を握っているのかと思いきや、自分の魅力を信じておらずに、いつまで飽きないでいてくれるのかと不安がっていて、また兄もしかりで。
気がつくと冷や汗をかいているような濃密度と緊迫感でした。

家路2
7年後の二人ということで、弟を逃したくない兄が考えた手段が衝撃的です。
カップルになって結ばれて終わりで、その後ってどうなのかは想像の限りなのが多い中で、7年後をしっかりと書く作品は珍しいのではないでしょうか。

どちらも好きでたまらないという実の兄×弟が好きな方に、お勧めです。

エロ:★3 最初が無理矢理で痛いだけで、後は普通。他の男と関係を持つのと他の男とのフェラ描写有。
総合:★3 誘い受けが苦手なので点が辛いだけで、好きな方でしたら★4です。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP