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続・人気小説家は犬を飼う

zoku ninki shousetsuka wa inu wo kau

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表題作続・人気小説家は犬を飼う

人気作家 五十嵐隼人
担当編集者 畑野守

同時収録作品弟のくせに生意気だ

会社員の義弟 津森智充 25歳
フリーターの義兄 津森健司 26歳

その他の収録作品

  • ~ワンコの性長☆物語~
  • ~最後の贈り物~(描き下ろし)
  • 後書き。

あらすじ

畑野 守は、人気ハードボイルド作家・五十嵐 隼人の担当編集…兼、恋人v けれど、毎日のように五十嵐の家でこき使われているせいで、他社の編集からは書生と思われている。そのことで不満をこぼすと、「褒美をやる 」と強引に押し倒されたあげく、与えられた『褒美』はセクハラまがいの行為…。あまりの仕打ちに「もうここには来ません」と、守は家を飛び出すが──!?

作品情報

作品名
続・人気小説家は犬を飼う
著者
桃月はるか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775521595
3

(3)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

犬と家族

題名に「続」とある通りに3年前の作品の続きになります。
作者さんも驚いてましたが、読者も驚いた!
人気作家が飼い犬を亡くして創作意欲が失くなっているところに、新人の担当編集の畑野が「何でもしますから」と言った為に犬にされちゃったお話が前編だったのですよね。
まぁ、犬といっても愛玩そして、今回の話しでその「犬」の本当の意味が明かされますから、ある意味本物のハッピーエンドの行きついた先、という事になるのでしょう。

この作家の五十嵐、かなり傲慢です。
一応、畑野は五十嵐を前作で「好き」と認識しており、犬扱いされても一応彼等は恋人関係なのです。
それにしても、畑野が不安がることばかりするし言うし、何と言っても言葉が足りない!
オレを見てればわかるだろ?って・・・わからんっちゃ!!w
仮にも担当編集、なのに側に置いて他社の編集さんが来ればお茶くみをやらせたりとか、
しかもその他社さんに”書生さん”とか呼ばれているし。
後で周囲の人から、五十嵐から言われて、それが畑野をどういう立場として扱っているのかやっとわかるのですが、何もしらないで読んでいると五十嵐の傲慢きわまりない自分勝手な扱いにしかみえないからタチが悪いw
畑野も読者と同じ。
ただ、読者と立場が違うのは畑野はそれでも五十嵐を愛していると言う事。
他社の編集、東海林が登場してちょっと畑野に意地悪するのですが、それは勘違いするって!!
五十嵐もわかるだろ、とか言うし~(汗)

もう、ほんとうに傲慢俺様をこんなに貫いてる攻めも珍しいくらい可愛げのない攻めですよ(笑)
こうなったら、もう畑野が押すしかないでしょう♪
ということで、畑野が犬の意味、そして「家族」の意味との違いを知った時、畑野は押しかけ嫁に変身します(笑)
良くできた犬へのご褒美は・・・結婚指輪!?
家族といいながら、どうにも犬の花子と同列な気もするんですがねw(でも犬とはエッチしない)
浮いたり沈んだり、勘違いしたり、五十嵐に振りまわされて感情の上がり下がりの忙しい畑野であればこそ、五十嵐にとっては可愛くて仕方ない存在なのだ、ということを改めて力説されたような気がします。
もう、出版社辞めて秘書というか嫁になればいいよw

【弟のくせに生意気だ】
1コ違いの血のつながらない兄弟の物語。
デキの良い弟と、フリーターの兄。
日頃の様子は兄弟逆転のように、弟に注意される兄という姿。
でも、兄なりに弟に認めてもらうとバイト頑張ってるのです。
そして、店でチーフを任される事になり喜んで家族に報告すると、弟が兄をバカにするんです。
でも、へこたりたりせずにやっぱり認めてもらおうと仕事を頑張っていると店に弟がやってきて、弟の同僚の女性と話しているのを見て嫉妬するのです。

何と!弟の歪んだ執着よ。
兄を自分より見下して優越感に浸るというより、兄は弟がいないとダメとか自立するな、とかそういう超束縛だったのです。
兄は。。。それを嫌悪するどころか!
どこまで人がいい兄なんだか・・・当人達がよければいいのか。


やはり3年も経つと多少絵の感じが変わります。
デジタルのせいか線が細くなったような?
しかし、思いがけない続編にこういう事もあるのだと何だか前作を読んでいて得した気持ちになりました♪

4

続きがあった…

驚いたー。あったんですね、続編☆
先生のホンワカした絵に釣られて入手しましたょ(○´ω`○)
えーっと今回はー…。。。
何か畑野可哀そうすぎません?いじられ過ぎじゃありません???
そう思ってしまい、いまいち話に集中できずにいました。
先生の思いも分かるけど、見えづらいし理解しづらいんですよ。
これは読者にとってもそうなんじゃないかなーと思いました。
なので、一方的に振り回されている畑野をホントに御気の毒様で…と思いながら見てました。番外編とかで実は振り回されている先生の姿もあれば、少しは人間味がでて良かったかも…。
あれですかね、その振り回し方がハードボイルド小説を書いてますの表現なんでしょうか…。色々と分かりづらい。あまり二人でまったりいちゃいちゃは期待できません。
暴君として存在し続ける攻めがみたいかたにはおすすめです。

最後に表題作とは別の短編があります。表題作の流れに引きずられてしまい、いまいち楽しめませんでした。

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