商品説明

榎田尤利100冊記念特別小冊子
本人による作品解説とイラスト担当者によるコメント、イラスト、ショート漫画、発刊リスト、人気アンケートの結果発表、アンケート上位3作品がコラボした特別小説が書き下ろして収録。読み応え抜群の1冊です。

作品情報

作品名
One Hundred Thanks
著者
榎田尤利 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
本品が「交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版」特典小冊子
4.9

(10)

(9)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
49
評価数
10
平均
4.9 / 5
神率
90%

レビュー投稿数2

大変に満足でした

100記念の小冊子・・・小冊子というにはあまりに豪華すぎるこの本は、榎田尤利という作家のそれまでの作品を色々見て知ると共に、何と言ってもゲストの作家さんの、特にイラストレーターさん(漫画家さん)の寄稿も見逃せない!
この記念本は大洋図書から出はしたけれど、出版社の垣根を越えて人気作品の番外マンガなんかも載ってしまっているのだ。

-注目したいとても気になったアレコレ-
◆たった1Pのイラスト寄稿だけど、ここ最近描かれていない、もう筆を置かれてしまったの?その雪舟薫さんが『寡黙な華』に寄せてらっしゃる!
そこにも5年以上ぶりにペンをとったと、トーンの粘着がまだ残ってました、と…またお会いすることができましたらうれしいですとコメントも下さってます(待ってます!)
◆『交渉人シリーズ』記念作品 休めない~で兵頭が付けていた際どいローライズな水着姿がここで見られました(笑)
こりゃぁ、大きくなればコンニチハしちゃうよねw
◆『普通のひと』から木下けいこさんがショートマンガを!
お、おもしろい!なんてバカップルぶりに、バーテンはそれぞれノロケを聞かされていて「お幸せねぇ」という言葉の底に、きっと犬も喰わないとか思ってるんじゃないかってw
だって~何をしてもカワイイ、何をしてもカッコイイv
それが、鼻くそほじってもカワイイ、キン○マかいててもカッコイイだなんて(爆笑)
◆町屋はとこさんは、すごいんです!『恋愛シリーズ』に芽吹と兵頭、ルコちゃんと東海林が!というコラボを実現♪思わずニヤニヤしちゃうんです、持って行き方が上手いよね~♪
”にゃんにゃんパラダイス”を風俗と勘違いした芽吹とか(笑)ルコちゃんの天然がサガンのやきのりネーミングと合致したとか、橘高と東海林が似ているとか(笑)町屋はとこさん、スバラシーのです!
やきのりちゃんも言うもがなvはとこさんの兵頭も見ものですよね。
◆中村明日美子さんは『erotica』からアニバーサリーと称して、絵の表情とパーツで見せるこのエロさ!白濁まみれは果たして一体どれがどれだか、最後にストロベリーを口に…たまらないエロスでした。
◆『聖夜』のヨネダコウさんの、二人の別れのシーンの漫画での再現は、見事でした!
思わず、すごい、オリジナルの漫画なのか?と思うほどに、シマとアマチのあの別れの間合いと表情が、それだけでジーンとさせてくれました♪

他にも草間さかえさんや金ひかるさん小椋ムクさん、もうすぐ単行本になるリブレの海シリーズの峰島なわこさんの漫画があったり、ユウリ名義の宮廷神官のショートマンガも。
イラストでも沢山寄稿があって、それだけでもかなり読み応え、見応えが。
それに、人気投票で上位を獲得した【久留米×魚住】【沓澤×核+天×フミ】【轡田×ユキ】をコラボさせた『夏のリング』も。

『夏のリング』
榎田さん独特の、第三者を主人公に据えて・・・この話は轡田の事務所に所属する手タレのサヤカと、体型や外見にコンプレックスがある恋人・廣田が、南の島へ旅行へ行った事で、それぞれのキャラクターが絡んできます。
そう、その舞台は交渉人でも舞台になった”宮之島”
彼等が泊るホテルはサンクチュアリ、そして食事に行くのはSeatatolのおばあがやっている郷土料理の店・くわっちー。
外見にコンプレックスのある廣田が出会う男たちは皆イケメンでね。。。
ホテルのプールでは沓澤と核。
核の女王様ぶり健在!
ビーチでは撮影中のユキとそれに付き添う轡田。
ユキに女性モデルがくっつきすぎだと、文句垂れてました、沓澤w
そして、くわっちーで出会ったのは久留米と魚住くん。
血の繋がらない祖母が亡くなり渡米してしまった魚住と遠距離恋愛を続けている久留米ということで、彼等は38歳!
寝室の様子、その後の描写で、エッチ描写はないけれど彼等は求めあう仲なのだと何より久留米の魚住への愛のスタンスが見えたのと、魚住の決意に思わずキュンとしてしまう。
魚住は相変わらずぼや~んとしていて、ソーキソバの器をひっくり返してしまったり。
何より着ているモノが、あの舎弟'sも着ていたゴーヤ柄のアロハ(笑)後、パーティーに呼ばれた時なんか琉神マブヤーのTシャツとかって、そのセンス表現でも彼の性格がわかりますよね。
ちょっとツンケンして傲慢そうな久留米なんだけど、天然風味の魚住との組み合わせはとても自然で、ああー彼等が帰ってきた、いつもそこに当然のようにあったような、そんな雰囲気でこの物語に存在しているのが、何故かしっくりくる。
しかも、この南の島が、二人にとってのとても重要な位置を占めた話になっていたなんて。
あの、『夏の塩』の一番最後の日本の大学の教壇に立っている魚住君の話し、あの前にこんなエピソードでプロポーズが・・・と
心憎い演出がされていました。

それぞれに穏やかな彼等の姿。
特別なプレゼントをもらった気持ちでいっぱいです。

9

魚住くん!

豪華な寄稿と榎田先生による作品解説など、流石な内容でした。
まだまだ積読作品あるので、この冊子片手にサルベージしないとと(;・∀・)

実はここに魚住君のお話があるって知りませんでした・・・。
なので、とっても嬉しいサプライズ。
魚住君シリーズが一番好きなので。

「夏のリング」では他作品のカップルも出てるのですが、未読なのでまたそれぞれ読んで再読しようかな~と。
とりあえず久留米くんと魚住くんが38歳になってました。
相変わらずぽや~んとしてて可愛い!

また作家生活〇周年とかそういう記念の時に、魚住くんや交渉人の面々と再会できること期待してます~

1

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP