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表題作僕らの自由な恋の日々

喜多
成績優秀のモテメン同級生
小宮山
クラスで孤立している特待生

その他の収録作品

  • あじさいの日
  • あさがおの人、ひるがおの人
  • すいかの日
  • アイビーの日
  • いちょうの日
  • なんてんの日
  • さくらの日
  • あとがき

あらすじ

チビで眼鏡の小宮山はコンプレックスの塊。努力して入った高校で、顔良し頭良し愛想良しのモテ男・喜多に出会い一目惚れされ……!?

作品情報

作品名
僕らの自由な恋の日々
著者
荒木そらいろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344829848
4

(30)

(19)

萌々

(3)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
6
得点
113
評価数
30
平均
4 / 5
神率
63.3%

レビュー投稿数6

もう、夢中に❣️

ページをめくるごとに夢中に。
あー、可愛らしいお話だなぁと思っていたら、イジメ、貧しさ、人間不信なども軽く描いてはいますが、ずんっと心に響くお話でした。
読み進めて、気付くと涙が溢れて、にっこり笑えて、優しい気持ちに。
3人がとても魅力的なキャラクターでより感情移入してしまって、もう、情緒が…。
良い作品でした。たくさんの人に読んでほしいと思いますし、出会ってほしい。
作者さんの他作品もいつか読むことが出来ればと、楽しみです。

0

もうちょっと大人な雰囲気も欲しかった

 甘酸っぱい青春ものとしては良質なストーリーではあったのですが、荒木先生独特の描き方がちょっと合わないかなと感じました。まるでおもちゃ箱のような、デフォルメ多めのタッチ。こういうタッチ自体は嫌いじゃないんです。ただ、それにプラスして小宮山がかなり小さく、目も真ん丸、頰もぷくぷくした子供みたいな見た目なので、高校生同士の恋愛としてはあまりにも幼い感じがして、キャラクター達の関係性にどっぷりハマることができませんでした。そこを除けば、喜多と小宮山、そしてハナの綺麗な三角関係は魅力的だったのですが。私はやっぱり一番高校生らしいハナが気になってしまったかな。

0

もっと多くの人に読んで欲しい

読み始めはほんわかコメディだと思ってましたが、
後半は胸がキュッとなり涙が出そうになりました。

ノッポメガネ・喜多×チビメガネ・小宮山

そこに、イケメン・ハナが加わり三角関係の模様。
それぞれに「好き」かあるけど、
思い合っているのは喜多と小宮山です。
ハナは、いわゆる当て馬…
だけど、私はこの優しいハナが大好きでした。

小宮山は事故にあい、右足が不自由になってしまいます。
喜多に負担をかけたくなくて別れようとする小宮山に、
喜多は逆算して考えようというのです。
幸せな未来から遡って、
今何をすべきか考えようというのです。
こんな考え方ありますか?
とても素敵だと思いました。

ラストも3人で支え合って登校する姿に、
ホロリと来てしまいました。
キャラが魅力的でとても素敵な作品だと思います。

1

こんなに泣ける作品だなんて!!!

ファンシーグッズのキャラみたいな可愛いイラストと、いかにもほのぼのな表紙絵から、こんなに泣ける作品だなんて想像出来ませんでした。

キャラ以外にも、お花やスイカ、花器や指輪のデザインなど、作画のひとつひとつに作家さんの心配りがあふれていて、作品全体が優しい雰囲気に包まれていました。

高校生同士の甘酸っぱい恋のお話ですが、それだけで終わらない、深く暖かい作品だと思います。

喜多(攻め)から向けられる真直ぐな好意に戸惑ってしまう小宮山(受け)。
喜多が甘いものが嫌いという情報を仕入れた小宮山は、山盛りのパフェを作って、嫌がらせをしちゃおうと思い付きます。(その作戦がすでに可愛くて胸キュン)

甘いものは苦手なはずの喜多はそれを隠し、美味しそうに平らげ、
「おいしいよ、上手だね」と笑うのです。
後ろめたくて恥ずかしくて、真っ赤になってしまう小宮山。

喜多を避けていた小宮山が、それをきっかけに少しずつ心を開いて行きます。
が、いきなり二人きりになることはなく、喜多の友人の花屋敷を交え3人で仲良くお弁当を食べる場面などは、とっても可愛くていいなぁ~と思いました。

アイビーやいちょう、なんてんさくら。
季節を追いかけるようにゆっくりと進む二人の恋が微笑ましく、ずっと見守っていたい気持ちになりました。
かわいくて愛おしくて一人占めしたい、などのモノローグひとつひとつが優しくて、喜多の笑顔と、小宮山の真っ赤な表情を見ているだけで、心が満たされるようでした。
特に146頁の、なんてんの実から溢れる、様々なアイテムや思い出のイラストは、いつまででも眺めていたくなるくらい綺麗です。

中盤は、喜多の友人の花屋敷の隠された気持ちにもスポットが当てられ、さらに切なく、涙なくしては読めないような展開になります。
そんな花屋敷の気持ちにも、きちんと答えが出せる小宮山にさらに涙…。

ネタバレになってしまいますが、ラスト付近は物語が大きく動く出来事もあり、それぞれがそれぞれの形で、それを乗り越えることになります。
そういう意味でも、甘酸っぱい恋だけでは終わらない、作品自体の深みがあるお話だと思いました。

喜多と小宮山がお揃いで買った指輪のデザインがすごく可愛くて、こんな指輪を選んじゃう二人がさらに可愛い!
悲しいことも辛いことも二人で乗り越えて、きっとずっと幸せで、ずっと一緒にいられる未来が見えるよう。

手元に置いて、何度も読み返したい大切な1冊です。
迷わず神評価で\(^o^)/!!

5

あったかいストーリー

一冊できっちりとまとまっていて読後感が良いです。
ほのぼのしてるけど途中で展開が大きく変わります。
それでもおいてけぼりにならず最後はあったかい気持ちになれる素敵な作品。

いいなと思ったのはハナの存在。
彼は受けの小宮山が好きなんだけど、喜多と小宮山を見守りつつ自分も想いを伝えます。
この関係が切ないけど一番いい関係だと思う。
彼が当て馬として登場しなくてよかったー。
できればスピンオフとかで救済するのはやめてほしいな・・・笑


ひとを好きになるっていいな、とじんわりと思いました。

ただ、どうしても某作家さんに似た画と作風でそれが気になって気になって。
それがなければ文句なしの神評価。
ストーリーは本当に良かったので次回作にも期待してます。

2

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