色づく音は、きみのせい。

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表題作ふるえる指は、あまい

甘木千早、道場の息子の大学生、22歳
本城千鳥、バーでバイトしている高校生、17歳

その他の収録作品

  • うみのそこすみか(描き下ろし31P)
  • あとがき(コメント+4コマ)

あらすじ

一生続く退屈を紛らわすため、つかの間の刺激を求める日々を過ごしていた本城千鳥。
しかし、具合が悪くなったところを助けてくれた甘木千早との出会いによって、千鳥の日常は大きな変化を見せる。

どんな男に触られようと感じたことのない高揚感と緊張感。
いつだって心を落ち着かせてくれるピアノを叩く指がどうしようもなく震えるのは、きっと、恋に落ちてしまったから――。

いくつもの想いがきらきらと響きあう純度の高い恋のおはなし、一冊に。

作品情報

作品名
ふるえる指は、あまい
著者
高菜 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758073431
3.1

(8)

(1)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
1
得点
23
評価数
8
平均
3.1 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数1

光と影…正反対の二人が奏でるラブ・シンフォニー

■プロローグ
幼いころに母親を病で亡くした本城 千鳥(ほんじょう ちどり)。彼は母に似て病弱な体質だった。
ある日、千鳥は道端で座り込んでいる所を通りがかりの甘木 千早(あまぎ ちはや)に助けられる。
それから少しづつ会う約束をするようになった二人は、自分には無いお互いの感性に惹かれ合い…!?

■感想
千早の「眩しいほどの明るさ」と、千鳥の「心の内に秘めた想い」が、物語になんとも言えないバランス感を作り出しています。
千早も千鳥も、自分の芯はシッカリ持っている性格なのですが、会うたびに心の中のモヤモヤが増大していきます。
千鳥の事を真っ直ぐに見る千早と、そうされることであたふたしてしまう千鳥のやり取りが絶妙な一冊です。
世界観・ストーリー・作画ともに独創的でありながら、いつの間にやら「高菜ワールド」に引き込まれること間違いなしです。
登場人物の心の動きに注目すると、より一層楽しめると思います。評価は「神」とさせて頂きます。

1

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