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あらすじ

直野儚羅「TRIP LOVERS」
国枝彩香「スピンアウト」
SHOOWA「ジュグリノ・ジュグリノ」
高緒拾「九月のサヨナラ」
やまかみ梨由「ないしょの本気」
吉池マスコ「D・D・T」
猫田リコ「目と目が合ったらサヨウナラ」
鬼嶋兵伍「しかられちゃりおっと」
北別府ニカ「安藤はママの味。」
井上佐藤「10DANCE」
CJ Michalski「俺はヘンタイだろうか」
深井結己「いきなりゲイビデオ三昧」

巻頭カラーは直野儚羅先生「TRIP LOVERS」!! ある日ユタカが飛ばされてしまった異世界では、戦って負けたらその者と結婚しなければならないというハードなオキテがあって…!? カラダでLet's異文化コミュニケーション!!

国枝彩香先生「スピンアウト」/自分から逃げ回っているばかりか、涼馬に接触した三木に怒り心頭の巽。久々の逢瀬で巽は三木に――…。三人の思惑が絡み合い、関係はよじれ狂ってゆく――…。

SHOOWA先生「ジュグリノ・ジュグノ」/とある世界。巷を賑わす凄腕の運び屋、ジュグリノ・ジュグノを追って吸血鬼狩りに潜入した刑事が目撃する秘密とはーー…!?

作品情報

作品名
麗人 2014年3月号(雑誌著者等複数)
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

性を連想させるムーブメントの描き方の追求

「10DANCE」のコミック2巻を購入してすぐに「ああ~、こりゃ3巻出るまで待てないな」と確信し、雑誌を買いました。

#11 ムッシューお手をどうぞ(22頁)
2巻のすぐ後の話です。
踊り続けて雪の中でぶっ倒れてしまった二人を、翌朝、通りすがりの人達が心配して起こすところから始まります。
二人とも楽しかったらしく、キラキラしてます。
また一緒に外で踊る約束をして別れました。
一人になった杉木は帰路でペアを組んだ相手たちに練習方針を否定された過去を思い出します。
そして、ずっと探してたぴったりの相手が男(鈴木)だったこと、それでも一瞬夢を見たことに思いをめぐらせます。

レッスン場に場面は移り、ラテンをほんわかふわふわ踊る杉木・矢上組。
踊れているのにラテンらしからぬ爽やかさの二人に、鈴木・アキ先生は駄目だしを連発。
色気のある表情を引き出すため、アキ先生の提案で相手を口説きながら踊るという演劇方式の練習をさせることにしました。
・・・が、杉木の口説き文句「僕と寝る?」に、房ちゃん「お断りです」とドン引き。
そこで鈴木先生は杉木を女側にして組み、お手本を見せます。
演じるキャラクターは「女性向け官能小説の男」。
視線をそらして無言の杉木に対して、すらすら出る口説き文句と押しの強いダンスを見せる鈴木先生。
(矢上さんは「これを自分が言うかと思ったら恥ずかしすぎます。でも言ってみた」と顔を真っ赤にしてキャー!となり、アキに「房ちゃんは男側言わないと思う」と突っ込まれてました。カワイイ!!)

今度は鈴木先生が女側、杉木が男側で実践します。
女側でも色気全開の鈴木先生。相手を翻弄する駆け引き上手な女性を演じます。
一方の杉木は「女性向け官能小説の男」を演じろといわれてるのに「気取った紳士」のまま。
業を煮やした鈴木先生はアキと房ちゃんに聞こえないように小声で性的な挑発をします。
とうとうスイッチが入ったのか、「犯れ、馬鹿」と身をそらした鈴木先生をグイッと抱き寄せ「お前の悦ばせ方くらい知ってるさ、牝猫!」と杉木の表情が一変します。
驚いた鈴木先生の額には「牝猫」の表示がw

とにかく鈴木先生がエロいエロいw
外見はどう見ても男なのに、遊びなれた大人の女性のように錯覚してしまいました。
杉木の豹変も自然に思える納得なエロさでした。


他、表紙がカラーの3作品

直野儚羅「Trip Lovers」(40頁)
ファンタジー作品。
異世界では珍しい外見が仇になり、求婚目的の決闘を男女問わず申し込まれる日々。
ある日、勝てそうにない強者に求婚されてしまったユタカは、常連客の剣士に代わりに戦ってもらうことにしました。
しかし、決闘のルールを完全に把握しておらず、代理人を立てて勝負した場合、その代理人の求婚を受けなければならないことを後から知ります。
しかもその常連客は国の第五王子で、お城に連れて行かれそのまま初夜コースに。
翌日、政治利用の駒にされたのではないかと穿ったユタカは城から逃げ出しますが、途中で女性に見初められ決闘を挑まれてしまいます。
間一髪のところを追いかけてきた王子に助けられ、誤解もとけたところで話が終了します。
読みきりとしても楽しめますが、7月号の予告に作者のお名前があったので連載するのかな?

国枝彩香「スピンアウト」(42頁)
連載作品のようで、麗人を初めて買った私にはストーリーが把握できませんでした。
全体的にSMプレイをずっとしてた印象です。
前半は主人公の巽に本気で殺されると怯えた三木が失禁してしまいます。
終盤、主人公をこっそり尾行してホテルに入ってくのを目撃していたことを電話で涼馬から伝えられます。
慌ててホテルの外にいる涼馬のもとへ行く主人公ですが、二人の目の前をニヤニヤしながら三木が通りすぎるところで話が終わります。

SHOOWA「ジュグリノ・ジュグノ」(38頁)
カラー表紙に書かれたうたい文句で全てが語られてました。
「巷を賑わす凄腕の運び屋ジュグリノ・ジュグノを追って、吸血鬼狩りに潜入した刑事が目撃した秘密とは・・・・?逮捕しちゃうぞ、可愛いオレのあんちきしょう(ハート)」
コメディ路線のファンタジー西部劇?といっていいのか、、、
主人公は運び屋ジュグリノの追っかけをこじらせた刑事だと思います、多分。
ジュグリノの相棒ピルシエの正体がどうやらオオカミ男っぽいみたいなんですが、これが秘密なのかなぁ?
コメディ路線なものの、かなり抑え気味で私は一度も笑いませんでした。
読者の反応が良かったら連載になるのかな~って終わり方です。

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