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小椋ムク先生推薦帯付き!
◾︎巣我博(ゲイデリヘルのスカウト)×荻野陸(23歳〜解雇されてアルバイト)
ミ・ディアブロを読んだ後なので、陸くん逃げて〜〜世の中優しい人ばかりではないのよ〜〜〜って気持ちで…でも陸くんは予想外にたくましかった。
ピュアでスレてなくて健気なのに身をやつしていく様も好きですが、陸くんが前向きでまさかの巣我救済ルートだとは。幸せにして欲しいと言うより、幸せにする、幸せになろうって人物のほうが断然好き。
あとがきの、巣我がお姫様に妙に納得。そしてリバ!!!陸くん再登場から抜群に雄みがアップしてましたし、巣我は姫だし、アリアリのアリだど思っていたところのリバ。感謝。カバー裏も必見。
萌2〜神
梶本先生の作品は『高3限定』『コオリオニ』と闇が深過ぎるものから先に読んでしまっていたので、この作品の爽やかさ(※梶本作品比)に本当にこのまま幸せを掴む2人をただ見ていてもいいのだろうか、とそれこそ巣我のようにびくつきながら読み進めていました(笑)。でも、梶本先生のこういう雰囲気の作品、いいですね。前述した作品達はどうしても痛々しい描写や読む人を選ぶ壮絶な展開などに焦点を当てられがちですが、この作品を読んで、本来梶本先生はどの作品でも愛を追求していて、先生自身も愛に溢れた方なんじゃないかと思いました。
読む人をまったく選ばないかといえば、そうではないのだけれど。荻野も巣我も、過去を引きずって生きています。特に巣我の過去は重い。彼の生き辛さは『コオリオニ』の鬼戸を彷彿とさせました。一見荻野を救えるような陽の人間に見えるけれど、過去を掘り下げてみると実は彼の方がずっと人生に彷徨っていて、陰で生きているんですよね。彼の過去を辿れば納得の嵐でした。
彼はきっと、自分を傷付けた人間を根っからは恨めない性格なんでしょう。こんな母親、恨んだっておかしくないのに、彼はずっと心のどこかで自分を責めている。なんて優しい人間なのか。荻野もすこぶる人がいいけど、それに負けず劣らず巣我も悪者になりきれない純粋な人なんだなと感じました。どんな仕事をしようと、他人に何を言われようと、けっして心まで穢れない2人。この相手となら、きっとこれから心穏やかで豊かな人生を送れるだろうと、希望を持てるカップルでした。
絵が良かったです。感情が伝わります。
読みごたえのある回があるので、物語に入りこみます。
陸君が良い人です!陸君のおかげで最後巣我さんよかったね!って思いました。
描きおろしの巣我さんがツボでした。可愛い…!
面白かった、漫画として面白かった
でもりっくん(表紙左)が健気で頑張り屋で可哀想で途中すごい辛かったです
苦労した就職した会社で下手をして傷心の所に優しくされて
舞い上がって惚れてしまった男(巣我・表紙右)に騙されて
知らない男のペニスを咥えさせられて吐いちゃって
そんな事があったのに巣我に褒められて必要とされて嬉しくて
尻尾振って売り専ボーイになっちゃって
巣我に似てる客に抱かれて感じてしまう…
就活に売り専の仕事にと頑張り過ぎて倒れるわ
必死で好意を伝えても捨てられるわ
辛すぎ…頑張り過ぎでしょ
でも最後まで読むとこの子しぶとくて頑張り屋で凄いなって思います
しかもセックスは全然トラウマになってなくて
最後はエッチ大好きネコタチどっちも行けます!朝までやりましょ!
な淫乱ちゃんになってるし…(笑)
芯が強い子でした
巣我はオヤジですが繊細でめっちゃ面倒臭い性格してます
それもそのはずの過去が詳細に描かれてるので納得します
そりゃあこんなに面倒臭い性格になっちゃうよな…なヘビーさ
これはちょっとBLを気軽に楽しみたい派としてはヘビー過ぎました
あと人間的にそんなに好みじゃなかったです
説得力があるストーリーで読み応えがすごくある作品でした
評価はBLの好みとしての評価です
梶本さんの作品は絵、ストーリーともにかなり深層えぐってくるエゲツないものが多いと思うのですが、その中でもこの作品は大分読みやすいです。
読みやすいと言っても、重い過去背負った売り専スカウトマンとノンケなのに売り専やりはじめる事情あり青年の話です。
出生と環境、素質と才能、諦めと足掻き、それらから生み出される現状
が鮮烈に描かれているのは他の作品同様なので、痛み重みのバランスの良い作品だと思います。
絵柄も他の作品にくらべたら大分デフォルメも線もスッキリしてます。
今連載中のモノは昔以上にすごいので、あえてこの線なんだな、と。
巣我さんも陸くんも普通にイケメンなんで読み始めは驚きました。登場人物がイケメンで驚くっつーのもなかなか…
陸くんの心身、性のポテンシャルの高さ好きです。
不採用した会社の人事どもはどこに目をつけてんだよ!この子はやればできる子なんです。褒められて伸びる子なんです。そして黒子。あー黒子は萌え。
書き下ろしとカバー下で大円団ありがたい。
梶本さんの作品の最初の一冊として良いと思います。是非ここからgo to hellしましょう。