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表題作先生のおとりよせ (1)

あらすじ

出版社からコラボ話を持ちかけられた美少女マンガ家・中田みるくと官能小説家・榎村遥華。一見、全くそりが合わない2人だが、実は共通点があった! そう「おとりよせ」である。実在する「おとりよせグルメ」を軸に、マンガと小説のリレー形式で進む、グルメマンガ業界に革命を起こす新感覚グルメ作品★
☆作品登場商品☆

order.1 初対面は和菓子
琥珀柚子(永楽屋)
れんこん菓子西湖(紫野和久傳)

order.2 再会の洋菓子
バームクーヘン(CLUB HARIE)
キャロットチョコフラン(パティスリー ポタジエ)

order.3 捲き返しのプレミアムジュース
バームクーヘン(CLUB HARIE)

order.4 発酵するは我にあり
とうふ味噌漬 信州味噌、江戸たまご(銀座若菜)
低温熟成一夜干し くさや(ヤマサ水産 長田商店)
伊予のみそ(ギノーみそ)

order.5 細く長くのご縁で麺
盛岡温めん〔カルビスープ&ユッケジャン〕(戸田久)

order.6 サイン会とYO!YO!MEN!
養々麺(雲仙きのこ本舗)

order.7 ハッピーミルキーウエディング
カップソフトクリーム(シックス・プロデュース)

order.8 焼きまんじゅうのハローグッバイ
焼きまんじゅう(原嶋屋総本家)

order.9 かきおろしエピソード
宇部ダイヤ「黒」(パティスリーケンジ)
ご黒うさん(菜の花)

order.10 かきおろしエピソード
青森県南部名物せんべい汁(大浦食品)
タムラシードル(タムラファーム)

作品情報

作品名
先生のおとりよせ (1)
作画
中村明日美子 
原作
榎田ユウリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
クロフネコミックスDX【非BL】
シリーズ
先生のおとりよせ
発売日
ISBN
9784799715048
3.7

(30)

(8)

萌々

(12)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
110
評価数
30
平均
3.7 / 5
神率
26.7%

レビュー投稿数7

お取り寄せブームの夏がくるぜ☆

本屋のBLコーナーにいましたが、これは一般図書の本棚で売るべきだと思います。全然BLじゃないし、むしろお取り寄せの内容が充実していて、どれも食べたい!!と誰もが思うはず。
そんなわけで、『江戸たまご』を求めて渋谷のデパ地下へ凸するも、店頭に無く。チキンな私は店員にどうしてなのかを聞くことが出来ずに、帰ってまいりました…。通販限定なのかな。その辺の情報もほしかったです。
あと、遠方の美味しいスイーツ情報は嬉しいです。東京に出店してないけど、美味しいものあるんだよーって感じで、元気になれますね。
願わくば、2巻は酒のつまみになるお取り寄せをしていただきたいです。

3

snowblack

amaneさま、こんにちは。

銀座若菜の『江戸たまご』について。
東急東横店のお店では、暫く前までは扱いがあったのですが
今は何故か通常の扱いがなく、取り寄せになると思います。
頼んでおけば入れて貰えますし、銀座の本店や三越銀座店、東京駅大丸では
今も(変わってなければ)いつでもあると思います。
ご参考になりましたら……。

6/16 ←個人成績です。

榎田尤利&中村明日美子のコラボ本、
しかも美味しいもののお取り寄せがテーマとなれば
これは買わずにはおられまい!……と購入。

BLじゃあありません。
榎田節とあすみんの絵が好きであれば、充分楽しめますが。

美少女マンガ家・中田みるくと官能小説家・榎村遥華。
出版社からコラボ話を持ちかけられた二人は、
その作品からの予想を裏切る実物にお互いガッカリするのだが、
実は意外な共通点が……
そう!引きこもり(職業病?)の強い味方、お取り寄せグルメ。

……という感じで、一話ずつ交互にマンガと小説が綴られ、
毎回実際のおとりよせグルメが登場する。


肝心の(笑)お取り寄せグルメは、16店。
個人的に食べたことがあったのは、そのうち6つでして、
さて感想。
このお二人とはすごく趣味が合う訳ではなさそうです(笑)
ワタクシ、バームクーヘンはクラシックな固い派だし
トマトもソフトクリームも苦手だし……
あ、でも文中にはモンブランのティーコンフェクトなどの
お気にいりもあったけれど。

こういうのって、知らなかった物の情報という意味や
実際に食べてみたいというのもありますけれど、
日本全国色々な美味しい物があるんだなぁ〜と思うと
なんとなく楽しくなる♪というのもありますね!

個人的に味わってみたいな……と思ったのは
弘前タムラファームの『タムラシードル』!!
誰か携えて一緒に飲もうって来てくれないかな〜♪

えっと。
萌評価はかなり至難ですが、食欲と性欲は極めて近い……
ということで、作家萌え食べ物萌えでこの評価に。


4

雑誌連載で読みたかった

こちらを読んだのは数年前ですが、それでも単行本にまとまってからでした。その時も思ったのですが、これは連載時に読みたかったなぁ。…できれば一般の雑誌で。"a○an"とか…要するにBLとかなんとか全く関係ない媒体で、です。
コラボしている2人の作家様の特性からいって、ほんのりBL感が漂うのは仕方ありませんが、その程度はいいスパイスになるんじゃないかなぁ、と。

まとめて読んでも十分に面白かったのですが、一話一話連載で読んでいたとしたら、まな板に上がったお取り寄せグルメを毎回買っちゃったりしてヤバイことになってた可能性もあります(笑)

漫画と小説のリレー形式、実際の商品を紹介しつつ、なんとなくストーリーもある…というスタイル、十分に楽しめました。

2

maruchan

ありがとうございます。ぴくしぶにあるんだっけ? と思いながら単行本しか見てませんでした^^; ちゃんとこっちも見てきます〜!

ただ、漫画誌とかじゃない普通の雑誌のエッセイ連載みたいな感じでも見てみたいような気もするなーって。

ピピン

こんにちは。
余計なお世話かと思いましたが、今もゆっくりと連載中ですよ。
https://comic.pixiv.net/works/351
最新話では、米沢牛コンビーフセットです。
会員登録しないでも読めますよ。

テンション高すぎ(笑)

漫画と小説のリレー形式でおとりよせグルメを紹介する一冊。
登場するメインキャラは漫画家と小説家の男二人で、BLじゃないが出会いからちょっとずつ仲良くなっていく様子にほっこりする。全員があまりにもテンション高く盛り上がっているので、ついて行くのが大変だった(笑)

ラインナップはあらすじに書かれている通りで、甘いのも結構あって嬉しかった。トマトジュースはお取り寄せしてみたいな~500ml/1500円……贅沢。

小説はフォントに注目したい。強調したい一文の書体や文字サイズを細かく変更して雰囲気を出していて(インタビュー記事みたいな感じ)、飽きずに読める。
特に笑ったのがorder.6で、あの単語をポチポチ選択する編集作業楽しそうだな~と思ったりした。最終話は作家の主張が太字になっていて、書き手の指定なのかが気になった。

お手頃なものからお高めのものまで、さまざまなお取り寄せグルメを知れてとても良かった。

0

中×榎なのか、榎×中なのか。

 中村明日美子先生と榎田ユウリ先生による、打ち合わせ無しのリレーおとりよせエッセイ小説漫画。
 おとりよせ大好きな有閑マダムか両先生のファンぐらいしか喜ばないのではと疑心暗鬼で読み始めましたら、まさかのBL展開を期待させるような美味しいスタートでした。

 美少女漫画家の「中田みるく(男)」と官能小説家の「榎村遥華(男)」。お互いに熱烈なファンである2人の間に持ち上がったコラボ話。しかし初顔合わせでお互いのイメージとはかけ離れた姿にショックを受け、喧嘩を始める2人。
 「中田みるく」の中身はヒゲ面のおっさん(表紙右上・お姉風)、「榎村遥華」の中身はデリカシーのないガサツな変態男(表紙左下・巨乳好き)だったのです…。

 2人の男性がコラボ作品に取り組みながら、素直になれないながらもお互いの趣味である「おとりよせ」を通して交流を深めて行くおとりよせ漫画&小説のリレー。
 初回はBL要素も充分、引きこもりゆえ「おとりよせ」にハマるのですと謙遜しながらも、どこかオシャレな「おとりよせ」生活を隠しきれていない素敵な両先生でした、が。

 回を追うごとに冷静さと方向性を見失っていく両先生。
ハイテンションギャグエッセイの流れになっていきます。ハイテンションギャグが嫌いではない私でもついていけなくなる事多々。考えるな、感じろ、の域でした。

 収拾のつかない展開ながらも「おとりよせ」に関する詳細でマニアックな解説と今すぐ食べたくなるような神々しい描写(昭和生まれは『ミスター味○子』を、平成生まれは『食戟のソ○マ』を連想して下さい)がしっかり織り交ぜられ、仕事観について語り合ったり風邪をひいて看病したりされたりというBL要素も取り入れられ、ほろりと涙ぐむ落とし所もあったりします。

 お互いに恋心を抱くまではいきませんでしたが、コラボ作家同士以上の絆は生まれてます。心あたたまる2人鍋シーンなんかもあったりして、「アリ」な2人に萌え×2でした。見た目は中田×榎村ですが、精神的には榎村×中田という、魅力とギャップ溢れる2人です。

 読む時は、パソコンモバイルスマホ等の電源は落とし、枝豆やスルメなど低カロリーな食物を準備しておいた方が良いです。判断力が鈍ってくるので大変危険です。

7

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