イラスト入り
溺愛を欲している！
「溺愛」「ゴージャス」などのワードに敏感に反応してしまい
手に取りました(；´Д｀)
表紙絵のように確かに受け様は攻め様に溺愛してもらいますし
攻め様、男前です！ステキです
桜城ややさんの攻め様、大好物です！！
受け様は美人受けでもなく、普通の高校生という方で
なにか凄い事ができるわけでもないと自分でも思っているし
親戚や親からは、出来のいい姉と比べられて、結構かわいそうな感じの方です
攻め様はホスト＆ホストクラブオーナ＆ベストセラー小説家で
紳士な方です
受け様の出来のいいお姉さんの結婚式当日、
受け様はトイレにて酔っ払いのモブのおじさんに襲われそうになっている所を
攻め様に助けてもらいます
受け様はとてもいい子で、その場で攻め様の心をわしづかみ！
後日、受け様は攻め様に助けてもらったお礼に伺った先で
小説のモデルにと言われます
話の中で溺愛物ではありますが、高校でテニスを頑張っている受け様の
レギュラーになりたいとか、家族から心配されていないとか
いろいろな苦悩が描かれています
そこを攻め様が優しくフォローしていくのですが・・・
個人的にはもう少し溺愛とかゴージャスな感じに振り回されている
シーンが欲しかったように思いますが・・・面白かったですよ！
溺愛系はやはり癒しですね！
ホスト設定の必要性？
御堂さん初のホスト物とのこと。
あとがきでも触れられていましたが、ホスト業界の話は書き辛かったのか、ホスト以外の設定があれこれ盛り込まれており、ちょっと統一感に欠ける感じがしました。
受けの真都は、地味で平凡な高校生。
ある日、姉の結婚式でホストクラブオーナーの一矢（攻め）に出会い、小説のモデルになってほしいと頼まれます。
彼と会い励まされるうち、万年補欠だったテニス部でも力をつけていく…というちょっとスポ根入ったシンデレラストーリーです。
真都は、小柄でウブで大人しい、いかにも庇護欲をそそるタイプの受けですが、中身は意外と男っぽさもあるところがいいなと思いました。
一矢とのデートで肉をガツガツ食べたり、水泳で勝負を挑んだりするあたりに、体育会系男子っぽさを感じました。
一矢は、紳士的で優しいスーパー攻め様ですが、ちょっと設定が豊富すぎるような？
ホストクラブオーナーにして現役No.1ホスト、
サイドビジネスで書いている小説は常にベストセラーで、
学生時代は弓道部所属でスポーツ万能……
ホスト物のわりにホストの仕事をしている場面があまり出てこないので、ただのベストセラー作家でも良かったのではないかと思いました。
真都の部活の話、一矢の書く小説の話、二人のデートの話……
各エピソード自体は悪くないのですが、話があっちこっちに飛びすぎて、何を言いたいのかちょっと分かり辛くなっている気はします。
両想い→Hまでの流れがラスト数十ページで済まされてしまうので、受け溺愛モノとしても物足りなさを感じました。
脇役としては、後にスピンオフ「王様社長は独占する」の主役となる神咲が登場しています。
悪役に見えて実はイイ奴、というキャラクターはこの前作から健在でしたが、本書だけでは何を考えているのかちょっと分かり辛いかな。
中立寄りの萌です。
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