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正体不明でも、好きだと言える。
幼少時からヒーローに憧れ、ヒーローになるべく努力を重ねてきた真っ直ぐすぎる男子高校生・ゴウ。ある日ヒーローショーのスーツアクターに目を奪われ、友達になりたい!と猛アタック。ゴウの勢いに押されとまどいつつも、距離を縮めてゆくふたり。仮面の下の本心は?そしてその素顔とは?・・・こちらも『CV:ヒロイン』と同じく扱っているモチーフへの熱い愛が感じられる好印象の作品。
「声優」「スーツアクター」というアイテムはオタクな香り。スーツアクターは私も一目惚れした経験がある(仮面ライダーゼロノスの伊藤慎)ので、この熱い語りにはちょっと共感。BLなんだけど、少女漫画・少年漫画のセオリーをはぶかずキチンと描く正攻法漫画に感心。
スーツアクターと友達になりたい、真っ直ぐなとってもいい子が主人公です。
攻めの顔はほとんど仮面で見えないんですけど、とっても可愛いお話でした~。
顔が見えない状態でどうやって恋愛に繋げるんだろう?と思ってたんですが、その過程もよかったです。
中盤で友達になる折上くんもいい味出してました。最初は嫌なキャラだと思っててごめんね…。
すごくよかったんですが、贅沢を言えばもう少し攻めのことが知りたかったかな。
書き下ろしでの攻めが真面目すぎてとっても可愛いです。
お話も絵も素敵なので、お勧めです!
題材が顔も見えないスーツアクターへの恋ですが。
顔という第一印象を抜いてどのように恋に落ちていくかがこの題材のポイントだと思います。
剛くんが不良キャラで恋のお相手が正義の味方という逆ベクトルが織りなす、恋の障壁はすごく良く描かれていてキュンキュンさせられました。
折上くんという揺さぶるキャラクターも定番ですがいい使い方をしているなぁと思いました。
ただ、惜しいなと思ったのは、顔バレまでを丁寧に描きすぎてページオーバーといった感じが否めないところです。
というのは、本編ではプラトニックに終了しているにもかかわらず、描き下ろしでサラリと肉体関係が見えてしまったところに要因があると思います。
読者としては剛くんからのベクトルが強い本編終了を見て、完全なるハッピーエンドは連想できなかったので続編では、wから剛くんへの気持ちの変化がえがかれることに期待が大きいところに、描き下ろしのwの気持ち置き去りのままの肉体関係暴露は置いてけぼり感が強く感じられました。
しかし、描き下ろしで一コマ、二コマ描かれた、ムネヤマヨシミ先生の美しいエロ描写に期待が奮い起って止まりませんので、2人の気持ちの動きから肉体関係までのストーリーを是非ともゆっくりと描いていただきたいと思っています。
ストーリーは他の人が詳しく書いているので割愛。
絵がとても綺麗で見易い。ストーリーも良かったし、設定もキャラクターも良かった。…けど、BLにする必要あった?という感じです。
BLじゃなくても、漫画として完成度高い感じ。憧れから恋に変換されるのが早急過ぎて感情移入できません。わき役の折上のキャラクターも中途半端だし、ラストも駆け足過ぎたか?いろいろ消化不良。でも、続きがあるなら読んでみたいってくらい良かったのでおしいです。キャラクターが気に入り、設定も好みでした。最後の最後まで攻めは仮面をかぶっているので、攻めの正体っていうか本体についての掘り下げがなく、正体表してすぐエンドだったので、そこも残念でものたりない。萌えツボを捉えてるんだけど押さないで延々とさすられているだけのような歯がゆさ。
本編が爽やか、ピュア、純情、サッパリって感じで、エロもなし、BL感も薄め……なんで、それでも別に良いのですが、書き下ろしで急にBLはじめちゃって蛇足だったかな?書き下ろし要らないな、と思いました。
顔が見えないのに恋に落ちる?どんな風に?と興味を持ったのが、購入理由です。
気は優しくて力持ち、でも怖いと勘違いされて、ヒーローになりきれない剛と遊園地のヒーローショーで活躍するスーツアクターとのピュアなラブストーリーです。
学校では怖がられて、友達のいない剛。唯一の楽しみは、遊園地のヒーローショーを見に行くことでした。そこで、自分の理想のようなヒーローに会って、のめり込んでいきます。対するヒーローは、イレギュラーが苦手で不器用。こんな二人がどうやって恋に落ちるのか…。剛に近づく友達が登場したり、ヒーローがテンパったり、くっつく経過が楽しめます。
不器用は二人の恋心にキュンキュンします。書き下ろしの、ノロケという名の相談をされる折上が、気の毒で笑えました。