電子限定かきおろし付
しっかり裏表紙の説明を読むまで、タイトルの印象で童貞攻めの話かと思っていました(笑
おどおどして女々しい感じの受けが普通に見目がイイので、どのあたりが童貞要素なのかいまいちピンとこなくて良くある感じに収まってしまっているのがもったいない
空気の読めない兄にぜんぶ持っていかれてる感じ、どこまでも兄がくどく鬱陶しかったという感想しか残らなかった。兄出すぎ
同時収録されている、これが愛なら
オネエ攻め最高、かわいげがあってイイ安易に男言葉にならない最高
155ページの最後のコマの表情が絶品
騙して利用しようとしていたヘタレクズ受けマサくんが、逆にじわじわ懐柔されていくのがニヤニヤポイントでしたが
思わずかばってしまう程に絆されているというのが少し解りにくいのが惜しい気がしました
この二人のお話はもっと読みたい
初めて読んだ作家さんですがなかなか面白かったです。童貞くんはめんどくさいから指名は受けないでーと二回目以降を断っていたのに、仕事だから思うようには断れなくて。でも、その予感は、童貞くんがめんどくさいじゃなくて、こんな純粋な人にメロメロになりそうな自分がめんどくさいなんですよね。
付き合うとなったら出張ホストはすぐやめて、バーテンに転職するユウさん。その一途さも好みなんですが、それ以上にそこのマスターが!
なにあの体型!いい感じのサブキャラでもっと登場させてほしかったなぁ。
途中から出てくる性格が正反対のお兄ちゃんも、天然なんだか、知ってて邪魔してるんだか物語のいいスパイスでした。
無神経で空気の読めない兄が途中からいきなり登場で笑っちゃいました。
面白い話だけど、貴弘も可愛いのに……兄の登場で全部が台無し。
どっから沸いて出たの。
悪気がないから悪いんだよ。兄のキャラは面白いけども。
で、お兄さん結婚していたなんて!
あのウザイキャラで女性と結婚できて子供がいるなんて!びっくりだよ。
しかも、子沢山だよ。びっくりだよ。
短編の2つも良かったけど、萌えもあって面白かったけど、今は兄しか残ってない。
でも、面白かった。
スムーズに話が進んでいて、特に気になるところがなかったです。
兄の印象強すぎです。
表題作は、カバーのあらすじによると、「お金にしか興味のないゲイ向け出張ホストが、客のウブな童貞君にうっかりはまっちゃうお話。」のようなんだが、この「ゲスの極み」出張ホストさんが、早々に童貞君を好きになっちゃう。
ぜんぜん「悪い奴」になりきれない。
同録の「これが愛なら」も、酔っぱらってうっかり拾ったオカマちゃんを、陥れて自分のストーカーから逃げる盾に利用してやろうと思っていたのに、いざストーカーがほんとに襲ってきたら、自分でオカマちゃんをかばっちゃう。
どちらのお話も、ワルぶっていても、根はどうしても善で、この善良さを良しとするか、物足りないと思うかで評価は変わるのかな。
私は、この性善説展開は結構好きだけど、ものには限度があって、表題作に登場する、童貞君の兄のような、根が善なら全て許されるのかキャラは苦手。
なので、差し引きして評価は萌1こ。