BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
大好きな新也美樹さんの最新刊です。今回のお楽しみは、最強親分や最強組長が登場するので(実はショタ好きです)ワクワクしました。
『最強♡日本』
最強SPの鬼木と科学者の薫をを含む5人(+最強総理)が勢揃いします。
そのラヴリーさといったら!特に特別仕様の短パンをはいてる姿は、そのラヴリーさで世界征服できるんじゃないかと思っちゃいます(笑)マーベル平和賞を受賞するのも納得です(笑)
他には、わざと淡白なフリをする攻め(本当は執着心の塊です)や隣のお兄ちゃんのロリコン好きに付き合う幼馴染、尽くしたがりな攻めが登場します。最後のシリアスなお話では、どこで笑わせてくれるんだろうと身構えてたら、最後までシリアスでした(驚)
どのお話も面白くて笑えたけど、やっぱり自分の中では、最強番長が最強でした!
表題作は、
新人SP×ショタにしか見えない先輩SPのコメディ。
この先輩、伝説のSPと噂される存在なのですが
見た目も中身も子どもそのもの。
誰もその姿を見たことがないのは
単にちっちゃくて視界に入らなかったから?w
一見子どもだけど、実はすごく優秀で~等の意外性を期待したのですが、そんなこともなくw
任務では基本的に役に立たず
活躍が最後の投げ技だけだったのが少し残念。
絡みも大人と子どものそれにしか見えず
ちょっと自分の好みとは外れていました;
攻めが、受けが大事にしているテディベアに
嫉妬心メラメラなところは面白かったです。
お子様相手だとライバルは縫いぐるみなんですねw
そのほか、既刊「最強総理」「最強 親分」とのコラボもあり、ショタ総理とショタ親分も登場しています。
ショタ萌えはないので
後半の同時収録の読みきりの方が楽しめました。
特に、変態作家×幼馴染みの恋を描いた
「お隣さんの秘密」は
笑えるだけでなく
キュン要素もあり良かったです。
八つ上の攻めのことをショタコンだと思っている、
大学生の受け。
攻めを犯罪者にしないため
子どもの頃から太ももを触らせてあげたり
女子高生の制服姿を披露したり
色々協力してきたけど
もう若くない自分はそろそろお役御免かも…
そう悩む姿が可笑しくも切ない。
でも実は、攻めがショタが好きなわけじゃなくて~~という王道のハピエンにキュンとできるお話しでした♪
その他、
淡白すぎる攻めだったり、
病的に世話焼きなリーマンだったり、
攻めがボケで受けがツッコミという
パターンの話が多めでした。
そして最後の収録作「孤独な真珠」は
何とギャグ一切なしの時代物!!
(この話だけ絵が古いなと思ったら
2005年に書かれた話のようです)
成上がり商人×落ちぶれた侯爵家の息子で
切ない再会物。
話自体は非常にオーソドックスですが
あの新也さんがこんなまともな(失礼)お話を!!というレア感でちょっと贔屓目に読んでしまいました☆
電子書籍で読みました。
『最強 親分』や『最強 総理』シリーズに登場するキャラ達も登場しますが、この作品だけでも理解できると思います。
表題作シリーズの他に短編が4作品収録されています。
『最強SP』の主人公はSPなんですが、またまた子供みたいな可愛いキャラが登場します。
今回の攻め様はなんとなく報われていない気がして気の毒な感じがするのですが、まぁ、それもギャグの一部なので(笑)。
既刊の『最強』シリーズから全てのキャラが勢ぞろいして可愛かったです。
同時収録作には、大学生、リーマン、小説家、そして時代物と色々な立場の人たちが登場します。
個人的に好きだったのは『僕にくびったけ?』でした。
あっさりした恋愛関係が好きな主人公が気が付けば…という流れが好きです。
色んな変態さんがいっぱいだ〜。
新也さんは短編でもちゃんと納得させてくれますね。
たいてい受けか攻めがチョロくて相手に上手いこと誘導されちゃって。いつの間にかエッチしてますよね、とっても良いです!
特に気に入ったのが「僕にくびったけ?」と「お隣さんの秘密」です。
正攻法では攻められない相手に、まんまと言いくるめたりわざと放っといたりして、受けから攻めの手の中に飛び込んでくるようにして。
特に「お隣さんの秘密」では8つも年下の隣人の小学生に、小学生男子が大好きでそのうち犯罪者になりそう…といって、それは大変!僕が何でもするよ!と堪能させられ。次は中学生男子、そして高校生男子、やがて成人男子と受けの成長とともに変態の対象年齢も上がり…。
とっても楽しくて面白くて新也さん大好きです。