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表題作ひそやかに降る愛

竹内泰史,27歳,瀧川組若頭の側近
香西聡太,19歳,中華定食屋の住み込み店員

その他の収録作品

  • ひそやかに愛を紡ぐ
  • あとがき

あらすじ

俺は、あの人の代わりですか……

瀧川組若頭・夏樹の側近を務める竹内泰史は、
すでに恋人がいると知りながら、夏樹に秘めた想いを寄せていた。
そんな竹内の元に、夏樹にそっくりな人物が存在するという噂が舞い込む。
事件に巻き込まれる可能性を考慮し、彼が働く店へ様子を見に行く
ことになった竹内だったが、そこで出会ったのは姿形は瓜二つながら
夏樹とは正反対の繊細で儚げな空気を纏った聡太という青年だった。
偶然、客にからまれていた聡太を助けたことがきっかけで、
竹内はそれ以降も聡太を気に掛けるようになる。
天涯孤独だという聡太の、健気さや朗らかさに触れるうち、
今まで感じたことのない焦れた想いを抱えるようになる竹内だったが…。

作品情報

作品名
ひそやかに降る愛
著者
名倉和希 
イラスト
嵩梨ナオト 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
徒花は炎の如く
発売日
ISBN
9784344834040
3.7

(9)

(2)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
34
評価数
9
平均
3.7 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数2

健気な受けに、不器用な攻め

「徒花は炎の如く」のスピンオフです。「徒花」を読んでいても問題はありませんが、「あの二人のすごいところってのは…」という竹内のセリフが気になって私は購入してしまいました。商売上手?!

竹内(攻め)の上司である若頭・夏樹と顔が似ているのを理由に、聡太(受け)はさらわれて男専門のデリヘルに売られてしまいます。デリヘルの客と間違って接客する聡太に苛立ち、竹内は強引に抱いてしまいます。

「ひそやかに降る愛」「ひそやかに愛を紡ぐ」の2本収録されています。

「降る愛」は全体の4分の3を占めており、二人が両想いになるまでの話です。両想いなのに、すれ違う二人。でも切なかったのは少しだけで、苅田(欣二の運転手)の助言もあり、仲良く暮らし始めます。

「愛を紡ぐ」は、聡太目線。聡太の体調を気遣って身体に触れない竹内の心情が分からず、不安を抱く話です。夏樹・欣二の二人がいちゃついてます。

「徒花は炎の如く」のコミカルで破天荒な雰囲気が好きな方は、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。竹内も聡太も真面目なので、なかなか吹き出すところまでいきません。

健気な受けと、不器用な攻めが好きな方にオススメです。

※一度レビューしたつもりですが、無いので改めてレビューします。復活して重複したら、申し訳ありません。

3

受けの幸せを見守れる

「徒花は炎の如く」のリンク作品です

ちなみに私はそれを知らずにこちらから読みましたが
前作品のカップルがちょい脇役で出てこられる程度で
ホモォカップルが近場にいるんだな~と思う程度でした

受け様は貧しくも日々を頑張って生きている青年で
心やさしい子です
攻め様は、前作品の受け様の側近の方で密かに前作品の受け様に心ひかれていましたが、
そのソックリさんが今回の受け様で・・・

このまま、ちょっとお金に余裕のある!?攻め様に可愛がられるのかと思いきや
受け様は、前作品の受け様に似ているということだけで酷い目に遭います
つД`)

酷い目からも抜けだすも、攻め様の言葉足らずとかで
すれ違いが生じて受け様を悩ませてくれます

それでもハッピーエンドになってくれるので終わった後は
受け様の幸せを祈るばかりでした

2

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