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声はして涙は見えぬ濡れ烏

koe wa shite namida wa mienu nuregarasu

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表題作 声はして涙は見えぬ濡れ鳥

会沢征志 → 佐藤拓也

鳥生田凛 → 興津和幸

その他キャラ
凛の父[村上裕哉]/ 凛(子供時代)[相川奈都姫]/ 側近[蓮岳大]/ 久喜宮聖人[永塚拓馬]/ 凛の母[堀越知恵]

あらすじ

会沢征志が最近気になっているのは、超絶クールで色っぽい美形のお隣さんかつ同じ大学に通う烏生田凛。
彼となんとか仲良くなろうとしていたある日、ゲイだと知らされた上、「不用意に近付くな」とキスをされたことで
凛への恋情に気付く会沢。「セフレでもいいから」と、凛を激しく抱いて……。
セフレからかけがえのない存在へ、変化していく二人の関係は――。

作品情報

作品名
声はして涙は見えぬ濡れ烏
著者
ウノハナ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
鈴木潤一朗
脚本
野中幸人
原画・イラスト
ウノハナ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
CROWN WORKS
シリーズ
ハイブリッド・スターダスト
収録時間
79 分
枚数
1 枚
パッケージ発売日
JANコード
4560317789174
4.6

(106)

(76)

萌々

(23)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
489
評価数
106
平均
4.6 / 5
神率
71.7%

レビュー投稿数12

情景が浮かんでくる演出も素敵だった

原作既読。

約10年前の作品ですが、昭和っぽい色合いのある、オスくさい男たちのかっこいい物語だと思いました。

たまたま隣に住んでいた大学生が、先輩の院生が気に入って、気になって、なんとかして仲良くなろうとせっせと声をかけて、ちょっとしつこいほどの付きまとうという関係です。

明るくてまっすぐでちょっと思慮にかけるように感じるほどあっけらかんとした大学生、会沢征志を佐藤拓也さんが、お家騒動に巻き込まれ半分後ろを向いてひっそり生きている大学院生、鳥生田凛を興津和幸さんが演じています。

おふたりの声のバランス、演じ方、声質、対比がとても会沢と烏生田にあっていました。
また、昭和の下宿生活をする大学生を連想させる背景、景色を、セミの鳴き声などを使い、その雰囲気を耳から味わせるように演出していて、情景が目に浮かぶようでした。

何でも物事を気難しく考えてしまう男と感情に素直な男のやり取りが、うまくあっていないようで、ちぐはぐしているようで、でも、ところどころ、ふと心が触れ合ってる感じがするのが、とてもきれいで素敵でした。わくわくさせられました。

熱射病で倒れた烏生田を看病してくれた会沢に、お礼だと体を差し出すやりとりは、烏生田の内心、自分への、会沢への言い訳、迷いなどが、言葉の合間ににじみ出てきているのが感じられました。
言葉ではなく、声色の端々ににおわせる演技、演出がすばらしかったです。

想いが通じ合った2人、そして烏生田の決断と努力、その烏生田の決断を受けての会田の決断と努力、という事態の流れは、とてもかっこよくて、素敵で胸が熱くなりました。

公私ともにパートナーとなった2人が、これまでと違って軽やかに会話をするのが最後のシーンであり、その空気感にとてもほっとし、安心するとともに萌えました。
優しくてかっこよくて素敵なハッピーエンドでした。

キャストトークも楽しいです。

0

声はして涙は見えぬ濡れ鳥佐藤拓也さんの男前ぶりが光ってます!

佐藤拓也さんは平成でリメイクされた[キャプテン翼]の日向小次郎を演じてたのでそれで知り、お気に入りだったのだが、決定的なのはジョジョ二部のメインキャラ[シーザー]を演じたことで大好きな声優さんの一人になった。買えるだけジョジョのラジオCDも集め、ジョジョの裏事情を楽しんだ。その一つに[興津さ~ん!俺シーザーです!]とジョナサン役の興津さんに抱きついた、というエピソードがあり、佐藤拓也さんの人懐こさ、明るさ、ストレートさがめちゃ好感持てたものです。この作品は佐藤拓也さんの素でいけるようなキャラ設定だなぁ。ただ、変幻自在な興津さんがやたらガードの堅い美人キャラ。そんな興津さんをどう佐藤拓也さんが攻略してくれるのか、楽しみにしてCD拝聴しました。
興津さん演じる烏生田凜に一目惚れしてつきまとう会沢政志。なるほど。一目惚れか〜。一目惚れには理屈なんてない。私も一度だけ経験ある。デュラン・デュランというイギリスのビジュアル系バンドのベーシスト、ジョン・テイラー。世界一美しい男のキャッチコピー。一目で私も心奪われ、人間見て[天使だ]と思ったのは後にも先にもジョンただ一人。[ジョン・テイラーとか反則よ!]なんて、逆ギレしていた弟には笑うしかなかった。
人間嫌いな凜になんとか近づこうとつきまとう会沢を遠ざけるためしたキスが逆に会沢の気持ちを本気モードにしてしまうって、なくはない話。人懐こくて、重すぎず、押し付けがましくないさりげない気配りができる会沢に惹かれていくのは無理もないと思う。加えて女にモテるイケメン。顔も性格も花丸。セックスも悪くない。非の打ち所がない会沢に口では悪態をつくものの、本音は違うことも会沢はお見通し。将来の夢や仕事のことなど語りつつ、[一緒に来ませんか?あなたを連れて行きたい]なんて、早くもプロポーズしたりするあたり、ほんとに凜のこと真剣なんだな。その軽快な口調とは真逆な強固で揺らがない意志を持つ人。そうでなければ男とはじめてのセックスしたあと罪悪感もないし、気になることがあるとしたら凜がイッたかどうかだけとか言えんでしょう。これ以上自分の内側に入り込まれたくないと凜は大学院を辞め、会沢から逃げたが、無駄な悪あがきとしか思えなかった。逃げてもどこに行ったかわかっているので会沢は必ず来てくれる。それで期待を裏切らない会沢の登場はまるで本物のナイトのようだった。凜のためにスキルを磨き、凜に相応しい男になろうと頑張ったんだと語る会沢の努力の仕方もとことん素敵。こういう男はスパダリになれるでしょうね。こんなにもかっこいい男に一途に愛される凜がすごく羨ましくなりました。興津さんは男に愛される男役が多いですね。美しい男は私も大好きです。佐藤拓也さんのイケメンぶりが光ってました。二人の絡みも良かったです。やはり相性バツグンなカップリングでした。

1

しっとり

原作未読でしたが、キャストが佐藤さんと興津さんの組み合わせだったので購入しました。

このお二人は本当に作品によって全く違うので色々聴いても飽きないし、それぞれの役にぴったりで、今回も割と寡黙で美人な凛と年下ワンコな会沢がぴったりで、音声だけでも色んな情景が思い浮かぶ素敵な作品でした。

凛はツンデレだけど、会沢がめげずにグイグイ凛の領域に入ってくるのが最初本当に鬱陶しそうにしていた凛が徐々に絆されていくのがわかって。拒否られても拒否られてもぶつかっていく会沢が一生懸命で凛も最後には折れちゃうのもわかります。

興津さんはツンツンしている凛が本当にぴったりで、安心して聴けました。
佐藤さんはかっこ良いのですが、年下のかわいい感じも出ていてさすがという感じです。
効果音も皆さんおっしゃってますが、雨の音や蝉の声が印象的で、丁度良いです。

Hシーンも長くはありませんが、色っぽいです。
原作なしでも楽しめましたが、ストーリーが良かったので後ほどコミックスも購入しました。

4

原作との一体感が凄い良作!販売元さんの神対応も素晴らしかった!

優しさ切なさ愛おしさ一途に愛するということが心に沁みわたる。心情の機微がとてもうまく表現されていてとっても感動しました。聴き終わった後の安心感というか清々しさというか余韻がはんぱないです。聴いて良かった~としみじみ思いました。全く「?」な部分が見当たらずテンポ良く自分も一体化したようにお話に入り込めます。
雰囲気をとても大事に原作をリアルに作られている方々の繊細かつ丁寧な愛が伝わってくる作品で大満足。フリトも急遽付けて下さったりと心遣いが嬉しい。しいていえば原作通りなのでHシーンは多々あるんですけど短いので佐藤さん興津さんのからみをじっくり聴きたい!もっとくれ~!と思いました(笑)。
佐藤さんの会沢君も興津さんの凛君もぴったりって感じがした。
全てがハマってる作品ってなかなか出会うことがないので貴重です。
ぜひぜひ原作と一緒にどうぞ聴いてみて下さい。

余談ですがキャストインタビューを読んでから聴いたのでさらに萌えました。フリトもそうでしたが、お二人とも可愛いです(笑)。

2

キャストファンにおすすめ

原作を読んだときに「聴かなくてもわかるやつ」「絡みは多いけど短い。むしろ疲れるパターン」と思った。
いやでも相性も演技も抜群の佐藤興津コンビで穏やかな話、本当に安心して聴ける。

ワンコ佐藤×ツンギレ興津、
濡れ場(5回?)は艶やかですが、やはり短い上に何をしているのかわからない。

烏生田(興津さん)の真似をする佐藤さんが上手いw
芸達者ですねw

再会後のグッと大人っぽくなった二人もイイ。
ほぼ二人しか出てこないのでキャストファンにおすすめ。

盛夏の京都、しっとりとした雰囲気の中、演技を楽しめます。

2

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