声はして涙は見えぬ濡れ烏

koe wa shite namida wa mienu nuregarasu

声はして涙は見えぬ濡れ烏
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神147
  • 萌×290
  • 萌40
  • 中立21
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
30
得点
1236
評価数
307
平均
4.1 / 5
神率
47.9%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784537131956

あらすじ

「友達はいらない。セフレだったら…考えないでもないけどな」
会沢征志が最近気になっているのは、超絶クールで色っぽい美形の、お隣さんかつ同じ大学に通う烏生田凜。大財閥・久喜宮グループの社長の孫らしいが、まるで人に興味がないかのような態度で学内でも浮いた存在だ。
なんとか仲良くなろうとしていたある日、凜がゲイだと知らされ、「不用意に近付くな」とキスをされたことで凜への恋情に気付く会沢。
「セフレでもいい」と、凜を激しく抱いて…。
セフレからかけがえのない存在へ、変化していくふたりの関係は――。
夏の京都を舞台に、クールで激しい大人の恋が始まる!

表題作声はして涙は見えぬ濡れ烏

会沢征志,大学2年生,20歳
烏生田凜,同じ大学の院生,23歳,大財閥の社長の孫

その他の収録作品

  • お兄ちゃんと僕(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:初期キャラクターデザイン

レビュー投稿数30

じわじわ暑い夏の日の…

好きだわ~!
ある季節に特化した出会いとか、話とか。
切ないし、ぎゅっと人生における何かが凝縮されていて。
なんと言うか、じわじわ蒸し暑い盆地の夏。
鬱陶しい暑さと、だらだら汗を流す描写がたまらないですね…

ウノハナ先生の、じわじわだらだらの夏の日の恋が好みでした。

凛の隣のアパートに住む会沢との出会いが、ツボでした。まあ、凛の家の庭と縁側で過ごす様子を覗き見する始まりなんですがね~
これって、何か引き寄せられるポイントでもなければ全力でブロックしたい案件です。

ぐいぐい近づく会沢と、嫌々しながら心を開いていく凛が良かったです。

凛の生育環境は切ない。
背負った哀しみとかは、凛のエロスに繋がっている。
内省する事が多いとか、内包できずにぽろりと洩れこぼれた本音とかが分かっちゃった時は、自分の事が相手にとって唯一無二だと感じますよね~
きちんと見えたものが、崩れた時は何か魅力的な気がします。

身体を繋げる2人のセックスは、ウノハナ先生のキレイな作画と、古い日本家屋のシチュエーションも合わさって眼福です。

凛と会沢の、夏を越えた話がまたっ。
良いですよ~!

小さな金魚鉢の金魚のエピソードも、大好きです。
金魚、長く飼うとびっくりする大きさになりますもんね(経験有ります)
じわじわだらだら汗を流す季節は、好きじゃないけどこちらのお話ではたまらないポイントでした。

0

勢いだけじゃなく覚悟もしっかり感じられる

 聖人の兄である凛がとっても気になっていたので、彼メインの話を読めて嬉しいです。今となっては敏腕秘書の会沢と、どんな風に出会ってどんな風に親しい関係を築いていったのか。偶然、学生時代に住んでいた互いの家と下宿が隣り合っていて、会沢の部屋からは凛の家が見下ろせたというきっかけが素敵ですよね。京都の田舎の情景、汗ばむ夏の情景も合わさって、学生らしい瑞々しい青春が楽しめました。

 凛はこの歳の青年にしては珍しく、なかなか頑なな性格ではあるのだけど。複雑な家庭のこと、両親のこと、これから背負わされるものなどなど、これだけたくさん抱え込んでいれば、そうなってしまうのも当然なのかもしれません。そんな彼の機微に目敏く気付き、喜怒哀楽を理解してくれた会沢。才能でもあるかもしれないし、以前から凛をよく見ていたからこそできたことなのかもしれないですね。この若さで他人の背負うものを分かち合う決心をするのも、なかなかできることじゃない。肝の据わっている2人なら、欲深い大人達に負けずにやっていけるだろうと思います。

0

大満足です。

もともとは「ハイブリッド・スターダスト」を先に読み、お気にに入りに。
レンタルで読み、購入したかったんですけど、どこの本屋にもなく、通販でも手に入らず…何年かして最近やっと中古ですけどゲット!!
八京と聖人の話が中心だったけど、チラチラと出てくる凜さんと会ちゃんが気になり…この本を読むことにしました。
二人の過去に触れ、その後の話が見えてきて。
エピソード1的な(笑)
2冊を読むことで、より深く二組の話の良さがわかり、大満足です。
描き下ろしの「お兄ちゃんと僕」は、ちょっとウルッと!
願わくば、何年後かの4人に出逢いたいです。

1

一目惚れからの

数年前に読んだきりだったのですが、最近ウノハナさんの作品を読み返していてこちらが評価をし忘れてたことに気がつきレビューもと。

こちらがスピンオフになるんですね。
とっても読みごたえがありました。

凛さんをほっとけない気持ちわかります!
会沢と出会えて良かったね、凛。
あんなにそっけなかったのにセフレまで昇格し、とうとう恋人に!

でも何もかもを捨て未練を立ちきり一人で実家の会社に社長代理として乗り込みます。
結局実家の、自分の中の血に縛られる事を選んで。
重役達からの嫌がらせにも一人で立ち向かいます。

そしてそして会沢が入社してきます!
2年半かけて凛の為に!まだ二人の愛は続いていましたね。

お兄ちゃんと僕では会沢が秘書に?
あの時の金魚も大切に育てられてます。二人で旅行に行く約束も覚えてますね。
会沢と凛がずっと続きますように!凛を支えてくれますように。

0

最初のカラーページで引き込まれました。

知らなかった!ハイブリッドスターダストのスピンオフだそうです。

私、表紙買いしました。
何て美しい表紙!と。。。
読み始めたら、どんどん引き込まれました。
受が、ツンです!ツンツンです。
そして、攻が年下の癖に懐広い!

学生物かと思ったら、意外に深い内容です。
えっちも、結構ありますし、読み応えも有り。
スピンオフと知らないでも、全く平気でした。ただ、書き下ろしの話で、少しだけ誰?っとなり、あとがきでスピンオフと知りました。こちらだけでも、充分楽しめました。

が!やはり本編が気になるので、私は近々読みます!

ウノハナさんの作品は初めて読みましたが、話も好きだし、絵も美しいので、ハマりました。
是非、気になる方は、読んでみてください。

4

ツンのさじ加減が…

「ハイブリッド・スターダスト」のスピンオフということで、あちらのコミカルな雰囲気を引きずったまま読んでしまったのもあり、残念ながらいまいちこちらのシリアスな雰囲気にのめりこめませんでした。
 ひねくれた性格のツンデレ受けは嫌いじゃないのですが、凛の場合、ちょっと頑な過ぎて可愛げ気がなかったかな。さじ加減って難しいですね。あと、一目惚れらしいですが、会沢が凛に執着する理由もあまり伝わってこなかったです。
 前作を読んでなかったら萌1にしたと思うのですが、前作との比較で中立にさせて頂きました。

0

悪くないワンコ攻め

表紙がきれいだったので手に取りました。

ですが、受けの三白眼が苦手でした。
攻めはワンコで悪くなかったです。なかなかの忠犬だし。

よみやすかったし、ていねいだし、受けの三白眼が好みではないのは、わたしの趣味の問題なので、この作品じたいはよかったような気がします。いろいろ、つっこみどころがないわけではないんですが、BLだし、主人公たちが幸せそうならいいかな、というレベル。
エロはワンパターンかな、と思いましたが、おそらくマンガ家さんの萌えつぼが、このパターンなのか、それとも、このレーベルの読者の好きなパターンがこれなのか、と思いました。

ともかく受けのビジュアルが好みじゃなかったので、中立。
それ以外は萌えでした。

0

兄さんと兄さんの良いパートナー

「ハイブリッド・スターダスト」のスピンオフ…で、確かにあちらの主人公である聖人くんの腹違いの兄の凛さんが主役のお話なのですが、本編とは雰囲気がだいぶ異なる一冊でした。

あちらがキラキラとカラフルなフェアリーテールだとしたら、こちらはしっとりとした和物の短編小説というか。

ストーリー自体は特に新奇なものはなく、全体的に定番の展開なのですが、雰囲気作りが上手いと思いました。

会沢さんが凛さんに一目惚れしてしまうのなど、ちょっと理由が弱いように思える所もなくはないのですが、一度離れ離れになった後の再会シーンの良さで許してしまいます。前向きに頑張る人っていいですね。

こちらの会社、兄弟がどちらも同性とパートナーになっちゃって今後がすこーし心配ですが、4人でなんとか打開していってほしいものです。

「ハイブリッド・スターダスト」で聖人くんが「凛が会ちゃんのこと会沢って呼んでるのかっこよくない? 腹心って感じで」と言ってたのとか思い出すと、キュンってしたりして。

2

ワンコは人の心を溶かす

はぁ。。。
ここにもいた。ワンコが。私の大好きなワンコ。
それも駄犬じゃなくてかなりの忠犬かつ名犬。
これは「 いとしのワンコを愛でる会 」の会員入りに決定です。それも名誉会員でも良い位の。

ただノンケなのに受けに一目惚れしちゃう、というのがちょっとご都合主義に感じました。
一目惚れなら、ノンケが男を好きになる葛藤も、だって惚れちゃったんだもん!で片付ける事が出来るし便利だなぁと。

まあそこはさておいて、ワンコだから惚れたらもう一直線。受けの迷惑そうな顔もなんのその、おかまいなしです。

ワンコは人の心を溶かします。
最初は身体から、次第に心も攻めに溶かされていってる受けが凄く色っぽい。
抱かれている時の色気といったら凄い。
その色気に思わず喉が鳴りました。

途中、別れがあってどうなるの?と思ったらそう来たか!!
正々堂々と正面から来ました、という攻めがカッコ良すぎます。
はぁ。。。何て健気で一途なの。おまけに優秀。
言うことなし!の忠犬ワンコ。
このまま一生公私ともに忠誠を誓ってくれるだろうなぁと確信できるお話でした。

この作品はスピンオフですが、こちらが先でも全く問題なくかえって二人の将来を知らずに読めたので良かったです。


6

萌×2に限りなく近い萌です。

『ハイブリット・スターダスト』のスピンオフですが、
試し読みした時には何故か気が付かず、
「凛?うごうだ?どこかで見たような名前…。あっ!!」
と、やっと気づき、今回ちゃんと読んでみました。

一冊まるまる、会沢×凛のカップルでした。
さまざまなカップルが登場するのも面白いですが、
一組のカップルのみというのも、じっくり読めてイイですね。
描き下ろしで、聖人と八京が出てきたのもうれしかったです。

評価が低めになった理由は、

凛の母が、父さんとのことは後悔していないし、
この家には楽しい思い出しかないと言っているにも関らず、
京都の家に、凛と一緒に住んでいない理由がよくわからなくて
モヤモヤしてしまったのと、

縁側で、雨に濡れながら涙を流していた凛の姿に、
会沢が一目惚れをしたので仕方がないのかもしれないし、
読んでいれば、内面にも惹かれているのだとわかるのですが、
凛が「俺のどこがそんなにいいんだ?」と、会沢に聞いた時に、
外見の好きなところしかあげなかったのが、
少し残念に思えたからでした。

でも、そこはあくまでも個人的な好みの問題で、
全体としては、最後まで楽しく読めて満足できる作品でした。

1

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