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社長蓮実瑶 逮捕寸前!

shacho hasumi haruka taihosunzen

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表題作社長蓮実瑶 逮捕寸前!

蓮実 瑶,ホテルに雲隠れ中のベンチャー企業社長
須郷 亮介,28歳,ホテルマン

その他の収録作品

  • あなたまかせの夜だから(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下 マンガ2ページ(笹山の黒皮の手帳)

あらすじ

超一流ホテル、コクーンコンチネンタル東京。
ホテルマンとして勤務する須郷は、
バリタチの誇りを持って28年、抱いた男は数知れず…の充実した日々を送っていた。
世界中の好みの男たちを鑑賞できるこの職場に満足していたのに、
今、日本で(あまり良くない意味で)一番話題の男、蓮実瑶に
怪我をさせるという失態を演じてしまう。
引け目を感じて、とてもじゃなく逆らえない状況のなか
蓮実に「君の中でイキたい」とオーダーされてしまった須郷は――! ?

疑惑のノンケスパダリ社長×バリタチホテルマン
エグゼクティブなホテルで繰り広げられる
男としてのプライドをかけた凸凸ラブ攻防戦!

作品情報

作品名
社長蓮実瑶 逮捕寸前!
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801962361
4

(270)

(110)

萌々

(95)

(49)

中立

(13)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
28
得点
1090
評価数
270
平均
4 / 5
神率
40.7%

レビュー投稿数28

何にも捕らわれない男

と、そんな男を本気にさせた男と言う事で!!

ウノハナ先生の作品が元々大好きですが、そんな中でも今回は特に大好きな「攻め×攻め」です。
個人的に、この設定が大好きでして。
期待大で読み始めましたが、その期待を上回る素晴らしい作品でした。
感想のみ失礼します。

まず設定やストーリーが素晴らしかったです。
逮捕寸前でホテルに雲隠れしてる青年社長に、そのホテルのホテルマン。なんか如何にもあり得そうで興味をそそられる設定ながら、これまで(私は)お目にかかった事が無いのです。
ウノハナ先生て、設定が斬新と言うか、目の付け所に非凡さを感じると言うか。
いつも新鮮味を感じさせてくれる一味変わった設定が魅力的だと思うんですよね。個人を防衛する自衛隊とか。

そして、その魅力的な設定を土台にした、これまた魅力的なキャラクター達。
この設定だからこそ、このキャラクター達がより生きると思うのです。キャラクター達を最大限生かした設定であり、設定を最大限生かすキャラクター達でもある。
ありきたりな表現になっちゃいますが、完成度が非常に高いのですよ。
う~ん・・・。無駄が無いと申しましょうか。

そしてそして、最高に萌えたのが攻め×攻めの攻防!
この二人、良い意味で非常に対極的です。
自由奔放と言う言葉を体現したようなカリスマ社長の蓮実に、仕事に対して強い矜恃を持つ硬派なバリタチ・須郷。
そんな須郷が心ならずも抱かれてしまうワケですが、そこでメス化しないのがとってもとっても萌えるのです。
いやもう、抱かれながらバリタチの矜恃を語る男が居たでしょうか・・・。いや、居ない!!

何でしょうね・・・。この須郷。絆されて行く過程も、すごく男らしいのですよ。
そして、最後の最後まで形勢逆転を諦めないのも良い!!
蓮実の方が一枚うわてでして、結局は毎回やられちゃうワケですが。

これでリバってくれたらな~と、欲も出たのですが、おそらく須郷が形勢逆転する事は無いでしょう。
将来攻めに転じそうだなぁと感じる受けがたまに居ますが、須郷はその逆で、どう考えても逆転出来そうにない印象を受けます。

ただ、描き下ろしでの須郷は受けとして最高に輝いてました。
男らしい色気に磨きが掛かってます。これは蓮実も「ずっきゅううううん」とやられちゃっても仕方ない・・・。

あと、普段ヘラヘラしていて掴み所が無いクセに、ここぞと言う時には本気を見せてくれた蓮実も良かったです。このシーンにはシビれました。

と、とても素晴らしい作品。終始、萌え転がりました!!
とっちらかった感想ですみません(^^ゞ

11

受けになってもバリタチのプライドは捨てない

オールバック(ぽい)黒髪受けと、ちょっとチャラそうな金髪攻めという私の性癖にヒットする素敵な表紙に惹かれて購入しました。
キャラ良し、濡れ場多め、ストーリーもしっかりしていて期待以上に良かったです。
攻めが受けになる話が好きな人におすすめ!(ただし蓮実社長は受けになりません。受けになるのは28年間バリタチだったホテルマンの須郷です)ちょっとですが須郷×モブの濡れ場シーンもあります。

数えきれないくらい睦言を耳元で囁いてきた須郷が、逆にそっちの立場になったときの反応が可愛いですw
早く終われしつこいんだよ!と心の中で悪態をついていたのに、だんだん感じるようになっていく須郷さんのエロさはすごい。
蓮実は蓮実で、須郷も世間も弄ぶ?お騒がせスターです(ちなみにノンケ)。飄々とした性格の社長が、最後に自分のことを顧みず記者を殴り飛ばすシーンが大好きです。ただのチャラい人じゃない。
え~スパダリかな~?って思ってたけど、ここで一気にスパダリになりました。
「俺にも許せないモンくらいあるよ?」という台詞はかっこいいの一言に尽きます。
殴らなければ逃げ切れたのに……。須郷のためってところが素敵でした。
最後はハッピーエンドで良かったです。受けとして靡かない須郷も良かったw
受けになっても安易に雌堕ちせず、いまだタチとしてのプライドを持ってる須郷が愛おしいです。

書き下ろしもエロかった。「瑶」て名前呼ぶところ、組み敷かれてるのに攻めの貫禄がありましたw
個人的に、社長の右腕兼バリタチの笹山さんが好きです。

9

掘って惚れて、掘られて惚れて

ウノハナ先生が"攻×攻(受)"みたいな事を以前おっしゃっていたような気がして、
ん?どういうこと?
って思っていたのですが、バリタチがノンケにターゲットにされるお話だったんですね(^^)!
逮捕寸前?で世の話題の中心である会社社長の蓮実さん(攻)に怪我をさせてしまったことを弱みとして握られた、ホテルマンのバリタチ須郷さん(受)。不満ながらも蓮実さんに抱かれ、何度も抱かれているうちに、彼の本当の人柄に惹かれ、蓮実さんもまた、仕事に誇りとプライドを持つ須郷さんに惚れて、最終的に2人は両思いになります(^^)/出来る男は、やはり同じく出来る男に惚れるんですよね!!あ、蓮実さんは、報道されていたような法的に悪いことはしていませんでしたが、別件で拘留されます。これもまぁ、須郷さんを思っての行動…クソ野郎かと思っていましたが、蓮実さんは素直で自分に正直に生きるカッコイイ人です!!このシーンが"神"です!ホテルマンを辞めようとする須郷さんを止めて、"プライドの使い道"を語るところがマジで素敵!!
保釈後にまずは須郷さんのとこに行くのですが、久々にHしてから、ツンデレの須郷さんを手に入れるために、"君ごと、このホテルを手に入れる"と蓮実さん(〃ω〃)ぜひ頑張ってください笑!!
描き下ろしは、須郷さんが行きつけのバーへ蓮実さんを連れて行きます。さらに電子版限定でバーの帰り道が読めます(洋服同じだし、話の流れ的に多分続きで間違いないかと…違っていたらすみません)。
当て馬でもなんでもなく、蓮実さんの友人であり右腕的な人で、笹山さんと言うバリタチが登場します。超重要人物です(^^)この方、やり手でカッコイイのですが、バリタチの割には、この方のHなところは出て来ません…残念笑。
ホテルマンの詳細なお仕事内容を全然知らないため、実際どうなのかは分かりませんが…こんなHばかりしていてバレないのか笑⁈服汚れないのか⁈1人のお客様にどっぷりでイイのか⁈なんて疑問もあったりなかったり…笑。
ウノハナ先生の要所要所の小ネタがツボにハマりまくりで面白くて、でもグッとくるカッコイイ男達も描かれていて、すごく楽しめた1冊でした(^^)

8

バリタチって身体のことだけを言うんじゃないって知った1冊。

揉み応えのありそうなむっちむちの雄っぱいや、ぷりっぷりのお尻もたまらなく魅力的ですが、同じくらい骨太で色気がむんむんするような男子が大好物な私。ウノハナさんはそんな理想的な骨太男子を描いてくれるので大好き!発売日をウキウキしながら待って購入しました。

エロ多めの作品もあれば、全く絡みのない作品もあるので(絡みはなくてもそれはそれで十分面白いのですが)今回はどっちかなとワクワク読み始めたのですが、早い段階からエロ全開の展開になっただけでなく、仕事もバリバリこなすホテルマンでプライベートはモテモテの自他ともに認めるバリタチが受けって!きゃ〰️っ、キタ〰️っ!!(悶絶)

下剋上が好きな私にとっては、いかにもタチってタイプが受けってだけでもすごいテンション上がるのに、自らの意に反してやむを得ずネコにさせられて、抵抗しているのに身体はどんどん開発されちゃって、それに気持ちが引きずられて引き返せないところまできちゃうとか(泣)たまらない〰️めちゃくちゃ嵌まりました。

そんなバリタチ須郷でさえネコにしちゃった強者の攻め様蓮実社長がまた魅力的で…(泣)逮捕目前のイケメン青年実業家で、仕事も遊びもアグレッシブながらもどんな厳しい状況も楽しんじゃうような飄々と世渡りしちゃうタイプって、もう格好よすぎるんですけど…。

蓮実を体を張って助けたり、社会的制裁を黙って1人で引き受けようとしたり…身体はとろとろにされても攻めの矜持を持ち続けてる須郷の姿は惚れ惚れするほど男前だし、トップブリーダーの顔で独占欲丸出しになんてされたら、蓮実社長だって子猫ちゃんみたいにきゅん…となっちゃうのわかるわ〰️うんうん。

さらに当て馬か?と思わせるようなクールで知的さ溢れるバリタチ眼鏡男子が出てきたりと、1冊丸々めちゃくちゃ楽しめませて頂きました。
この眼鏡男子、このままにしてしまうのは惜しすぎるくらいおいしいキャラなので、ぜひぜひ彼でスピンオフ出してほしいです!で、ひと暴れもふた暴れもしていただいて、ぐちょぐちょの汁まみれにして(なって)頂きたいです(笑)

7

バリタチからネコへ

今作にて初めて作家さん(ウノハナ先生)を認識しました。
その後は過去作もひっそり読んでます。

本を持った時の感触で分厚いなーと思いながら、ゆっくりゆっくり読み進めると・・・止められない!!
え、続きは? 続きは? となりながら読んでました。

タチからネコになるなんて・・・こんなの初めて読んだんだけど!!
と脳内ではどんちゃん騒ぎ。

元々タチはタチ、ネコはネコだと自分の中の定義だったので一気に覆されました。
有り・・・有りだわ・・・
読んだ後はもう、うんうん頷いてました。

バリタチだけどネコの子の気持ちいい所とか台詞とかを把握してて須郷くん本当に凄い(あ、駄洒落じゃないですからね!)

5

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