銀座ネオンパラダイス

ginza neon paradise

銀座ネオンパラダイス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神154
  • 萌×294
  • 萌34
  • 中立11
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
33
得点
1259
評価数
302
平均
4.2 / 5
神率
51%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
ISBN
9784537133578

あらすじ

昭和23年、東京・銀座--。
東京の片隅で、葵は戦争から戻らない幼馴染を待っていた。
それは出征の前夜、ただ一度だけ身体を重ねた男(ひと)でもあり…。
ところがその鷹彦が突然目の前に現れて…!!
相変わらずのワガママさで葵をあきれさせるが、人を引きつける力も昔と同じ。
そして役者になるという夢に向かって少しずつ変わろうとする鷹彦に、葵は秘めていた恋心を止められず…。
痛くても、苦しくてもお前とともに生きたい--お前は俺を照らす光、俺の生きる理由だから。

表題作銀座ネオンパラダイス

郡司鷹彦、老舗呉服問屋のドラ息子
見目葵、下請けの縫製工場の息子で進駐軍通訳

レビュー投稿数33

お前しかいない…萌え〜

2人ともいい男〜。
素直になれず意地をはっちゃったりもするけれど、お互いすごく思い合っているのがいい。

鷹彦の放蕩ぷりに耐えて待つ葵が何て忍耐強い。
その葵が戦後3年間ひたすら鷹彦を待つ日々は辛かっただろうな。そりゃ帰国していても連絡よこさなかった鷹彦に怒るよ。

それでも葵は一途で健気で、鷹彦が相変わらず奔放にしていても最後には自分の所へ帰ってきてくれればいいと。
ま、戦争で死んだと思えば、生きていて自分のところへ帰ってきてくれればいいと思えるか。

鷹彦はそんな葵に甘えて相変わらずだったけど、役者の道を目指すと言った割に中途半端で。
それが葵を喜ばせたいと真剣に役者に取り組めるようになってよかった。

鷹彦のデビュー作をスクリーンで見る葵の号泣っぷりにどんだけ好きなんよ!!と笑ってしまったけどw
何があってもお前だけ、お前は俺のもの、と言える2人がウノハナ先生らしい萌えなのだなと楽しく読めました。

0

王道が難しい時代にエモで現代テイストで通す

素晴らしい作品でした。カバーも美しい〜。

出兵して戻らない友人、最後の夜に触れた記憶、いつも船を出迎えて帰りを待つ、銀座のネオン、米人とのやりとり。
戦中戦後はなかなかBLで少ないテーマだと思いますが、重苦しくない描き方で読みやすく、キャラや台詞も現代と言ってほぼ遜色ないです。
鷹彦の性格が宵の金は持たない江戸っ子っぽさというか、昭和の色男風と言えなくもないのが良いし、葵の真面目な常識人の白黒コントラストが楽しいです。
王道的な流れもありますが、でも戦後でBLで王道って無い(テーマとして・時代背景として)からジンと来ます。
脇キャラの配置のソツの無さ、お話との絡ませ方は流石です。

戦後すぐ鷹彦が葵の元に戻らなかった理由、それを知って泣きながら無言で鷹彦を抱きしめる葵にグッときました。
映画に映り込む鷹彦に涙する葵。鷹彦が戦中想像したように、もし葵が家庭を持っていたとしても同じように泣いたでしょうね。
映画は一生その人のその時の輝きのまま残ります。映画と2人の普遍性、生きていることが溶け合ってエモーショナルなシーンでした。

あの頃って開襟シャツでは?とかボロ家で致して(個人的に対面座位がとても良かったです)筒抜けでは?とか、突っ込みは野暮です。でも髪型や言葉使いや生活にもっと歴史背景取り入れて欲しかった気もします。でもこのままで素晴らしく完成されている作品なので、やはりそれは野暮。
Kindle Unlimitedにて

0

面白かったお話

すごく面白かった
以前からこの本の存在は知っていて、レビューの高さもあって気になっていたが、昭和初期のお話とあって、あまり食指が動かなかったのですが、読んでみたらなんて事ない、すごく面白かったです

攻めと受けは王道で、定番のカップリングとストーリーの展開なのですが、それでも魅せ方がすごく上手くて引き込まれます

激動の時代を出来るだけ華やかに生きたい人間と、華やかな世界にいることに多少の罪悪感を抱えている人間
取り巻くキャラクターも個性豊かで、人間味あふれるお話でした

重くるしいだけの話ではなく、ライトで時にしっとりと繊細に描かれる世界観はウノハナ先生の業‼︎流石でした

0

雰囲気とセリフが良い!

表紙に惹かれて気になっていた作品で、昭和のお話です。ストーリーは少し物足りないと感じてしまったんですが、ウノハナ先生の絵がすごく好きです!

戦争に行って帰ってこない攻めの鷹彦。やっと帰ってきたかと思えば俳優を目指している。帰ってきてすぐに葵のもとに行かなかったのは、このままの自分ではダメだと思ったから...

いつも葵が鷹彦に銀座の街を連れまわされていた描写が良かったのと、全体的な昭和の雰囲気や銀座のネオンが気に入りました。

鷹彦は女の所へいくけれど、いつも最後に戻ってきます。内心帰ってこなかったらどうしようと不安になる葵へ向けられた言葉、

「醜くてみっともないのは生きている証」が好きです。

読んだ時にひっかかって、もう一度読み直してしまうようなセリフが多いです。心が揺さぶられるという感じではなく、淡々と入ってくる感じのストーリーでした。

0

二人の絆にジーンときます

異色の本格昭和ロマン譚!

ザ・BLなお話ですね。戦争も挟んでます。
追いかけっこのようでいてブーメランのような、いつも葵の元へ帰ってくる鷹彦。何年たっても何があっても切っても絶ちきれない二人の想い。

鷹彦は放蕩息子でしたが戦争に行き修羅場をくぐって帰還したら変わりましたね。こんな自分じゃ葵に会いに行けないって。死にそうな時もうわ言で葵の名前を繰り返して。

再会した時はあっさりで葵だけが忘れられずにひたすら待ってたようでしたが鷹彦にも色々あったんですね。

鷹彦の嫉妬や初映画に号泣する葵、祝杯と酒の席に慣れた葵へのヤキモキと濃厚エッチ。

時代もありますが必死で生きてる、生き生きしてます。
本当に葵の元へ帰って来てくれて良かったです!

0

ドラマチック!

出兵とか、戦後復興とか、自分は全く知らない時代の話だからこそ、 淡々と進んでいくのにドラマチックなストーリーで良かった。

自由奔放で磊落な郡司に対して心配性で一途で必死な葵が、破れ鍋に綴蓋な感じでキレイな恋愛小説を読んだ気分になれました。


1

戦後の美味しいケンカップル

電子書籍で購入したけど紙で買えば良かったかも。(Renta!は、あとがき無かった…)
面白かったです。
ちょこちょこ笑えるコマがありながら泣けるシーンや穏やかなシーン、
グッとくるシーンもしっかりある。
過去エピソードも違和感無く挿入されていて、話の流れがスムーズで読みやすい。
ウノハナ先生の描く男性は男前で可愛くて、とても表情がいいです。
特に、葵の泣き顔はグッときました。
二人の抱き合うシーンは熱々、ホットです。

俺様な幼馴染みが放蕩者で、そんなところもひっくるめて好きになってしまった葵。
終戦から3年も経って、連絡も無くフラリと帰ってきた鷹彦が家に転がりこんでくる。
鷹彦は勘当されていて帰る家が無いから、家を探している状態で。
出征前には一夜を共にしたのに、そういう素振りは一切無く。
男女だとほぼほぼ「同居=同棲」だけど、男同士だと単なる同居の場合もあるから
家に帰ってくるだけじゃ不安なんだね。
鷹彦は相変わらずフラフラしているようで、つかみどころが無い。
どうしても葵に感情移入してしまって鷹彦の心情はそっちのけになってしまうけど、
葵の恋が成就してよかった。
脇の小百合さんや初子さん、ウォルター中尉もいい感じに絡んできて話に引き込まれました。

3

昭和の雰囲気が感じられてよかった

戦後すぐを扱ったBLを初めて読みました。
ろくでなしの色男×一途な真面目な青年 っていう王道ながら、
舞台がハードな戦時なので、新鮮でした。

学生時代~徴集された離れ離れの時~戦後の平和な日本、と描かれ、
ストーリーは濃密でしっかりしています。
恋愛も切ないシーンと、きちんとHシーンもはさんでくる。ソツがない印象です。
もう少しガツンと印象に残るシーンがあったら、神判定したと思います。

日本の歴史ものが好きな私は大変楽しめました。

2

じんとくるシーンがなきにしもあらず

切なくて泣けるBLが好きなので読んでみました。
結果、じんとくるシーンもありますが、泣く程ではなかったです。その一番の理由は、攻めがあまりにも金持ちのドラ息子なせいだと思います。何か事情があるならともかく、あのご時世に実家の呉服屋を嫌って遊び歩き、あげく妹に借金を清算させるなんて、そりゃ勘当もされます。自由人というより、遊び人のヒモ男の印象を受けました。
そんな遊び人を「最後に俺のところに帰ってきてくれたらいい」と待ち続ける一途な受けが不憫で、アメリカ人の上司の方をお勧めしたくなりました。受けへの好感で星3つといったところです。

2

懐かしい日本映画的な世界

戦後の東京を主な舞台にしたストーリー。すっごく雰囲気がいいですよね。

戦前のギラギラとした「銀座」のイメージを上手く作品に重ねて、独特の時代感を表現しています。鷹彦のイメージは、もうちょっと後の裕次郎あたりの気もしますが。
ただ、タイトルが「銀座ネオンパラダイス」ですし、ギラギラ時代の銀座のエピソードなんかももう少し入っていても良かったのかなあ? 鷹彦の「銀座愛」を印象づけるためにも。

皆様もおっしゃってますが、鷹彦がもう少し何か芯のある男として描かれていれば受け取り方も違ってきたのでしょうが、戦後に偶然足を踏み入れただけの「俳優という仕事」がたまたま合っていたというだけでは、葵があそこまで鷹彦に惚れ込む理由にはちょっと弱いなぁ…というのが正直なところ。2年も連絡しなかった理由も弱すぎるし。

せっかく凛とした男らしさを持った性格のはずの葵が、「あなたがどんなダメ男でも、最終的に私の元に戻ってくればいいわ」という「聖母たちのララバイ」みたいな感じになってしまって惜しい。これが男女の物語だったら、めちゃくちゃベタな昔の映画みたいですよね。

鷹彦が親とのわだかまりも解けかけ、俳優としての道を歩み始めてからの描写は素敵でした。最後の「逃げるぞ」がいい感じ。(…余談ですが、このシーンに既視感あると思ったら、「坂道のアポロン」のアレだ。そういえば二人のキャラ設定もタイプが似ているぞ。)


最後になりますが、本当に良い人だったウォルター中尉は幸せになっててほしいなぁ。役回り的に惚れた葵を無理やり手篭めに…などという展開もあり得たであろうに、そんな不埒なことはしませんでした。ちょっと疑ってごめんなさい。

1

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