「平穏、ときどきスパイスな…LIFE WITH YOU FOREVER」

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20

あした愛かもしれない 2

ashita ai kamo shirenai

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表題作あした愛かもしれない 2

山崎夕、凪の大学の先輩でアパートの隣人で彼氏
北川凪、大学生、フォークソング部

その他の収録作品

  • ep9.5〈学園祭〉
  • another story〈あこがれ〉
  • カバー下

あらすじ

美大に通う北川凪は、フォークソング部の先輩で同じアパートの隣人・山崎夕と、半年前から交際中。
誰にでも優しい人気者で、憧れの存在であった夕に田舎出身の無垢な凪は、恋人同士になってからもドキドキが止まらないのだが、夕もまた、凪を好きになることで初めて知った“本気の恋”に夢中になる日々で、お互いの部屋を行き来しながら想いを育んでいく。
出会って二回目の春を迎え、かつて添い寝から始まった恋は、一歩一歩ふたりのペースで階段を上って――。

《収録内容》
◆『あした愛かもしれない』6~11話
◆描き下ろし11P

作品情報

作品名
あした愛かもしれない 2
著者
山下街 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758026789

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20

4.5

(128)

(85)

萌々

(32)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
15
得点
571
評価数
128
平均
4.5 / 5
神率
66.4%

レビュー投稿数15

平凡な日常が素晴らしいと感じる二人

流れていく季節と二人の時間を写真で切り取って閉じ込めたアルバムを見ているような気持ちにさせられて、終始心がぽかぽか温かくなりました。

劇的な事件なんてないけど、「恋をする」って浮いたり沈んだりしながら同じ時間を過ごすことなんだなぁって思わせてくれる素敵な作品でした。

二人の初めて、焼きもち、将来への不安…リアルのどこかにこんなCPいるんじゃないかな、、、って思うぐらい自然体な二人で、これからも二人幸せに過ごして欲しいです。

2

愛が溢れてる

前巻でこの可愛い二人の世界観に浸り、癒され、
続きが読めたらなぁ…と思っていたところに
続編の報を聞き、発売を心待ちにしておりました♪

いざ手に取ってみると、想像していたよりも大ボリューム!

前作で先輩と後輩から恋人同士になった夕と凪。
今巻ではそんな二人のその後の日々が描かれていました。
相も変わらず優しくて、愛が溢れていて、派手さはないものの
二人の愛がじわりじわりと沁み渡ってくるような温かい読み心地でした。

一見何も変わらないように見えながらも、
ゆっくりと歩を進める二人の関係の変化にも読み応えを感じました。

家族への紹介、同棲…と可愛らしい恋人同士たちから
生涯添い遂げる二人に少しずつ変わってゆく夕と凪に
じんわりときてしまいました…。

この二人の物語には当て馬なんて無粋なものはいらないし、
別れの危機なんてものも見たくないけれど、
またいつか変わらずいちゃいちゃしている二人を垣間見れる
機会があれば…嬉しいな。

2

あした愛かもしれない 2

幸せしかない続編でした
日常の幸せがとても丁寧に繊細に描かれてました
すごく幸福感のある一冊

この世界をこっそり覗き見しているような、二人の住むアパートが近くにあるようなそんな親近感がありました

親への紹介とか将来とか、ビッグイベントがたくさんあるのに、淡々と着実に進んでいく二人がとても良い

周りの人の気持ちがすごくよくわかる
ずっと見守ってたいです

癒されるし満たされるお話でした
いろんなBLがあるけれど、こういう作品も素晴らしいなと思いました

1

ふたりの愛がゆっくりと育っている

夕と付き合いだして半年。周りの友人の言っているマンネリになるかもと不安を抱える凪。
でも凪の「隣にいることが当たり前になるってこと」と思うのが素敵だなと思う2巻のはじまりでした。

「スパイス」として普段しないことをがんばる凪。
いちゃいちゃしても挿入なしなので、「進展がない」と不安な夕。
このふたりの間の想いや行動がホントいい!!大好き!!

そして夕の誕生日にやっとやっとふたりは初えっちをしました!
ふたりともがんばったね!よかったね!
いつものようにふたりらしいなよやかで、互いを思いやる優しさがたっぷりのえっちでした。


夕が凪の幼馴染風真にやきもち焼いたり、凪が夕の過去の恋人や経験に切なくなったりします。でも夕にとっては凪が初恋だし、ふたりにとってたくさんの初めてがこれまでもこれからもあるんだと気づく凪。大きな障害や当て馬や事件がなくてほのぼのとした日常系のBLの良さが2巻ではパワーアップした感じでした。

夕の卒業に向けて、ずっと一緒にいたい気持ちが自分だけなのか不安になる凪。そして夕も…。
続きはぜひ本を読んで楽しんでください!

山下街先生の書くモノローグがホントに素敵だな、いい言葉が溢れているなとつくづく感じました。
お布団にふたりが入っているシーンがたくさん描かれています。そのすべてのシーンがめちゃくちゃ萌えるんですよ!!
ふたりだけの世界。ゆっくりと愛が育っていっています。

2

ものすごく満たされる

大好きな作品の続編ということでものすごく期待をして読んだけれど、その期待を裏切らないどころか想像以上に満たされて逆に胸が苦しいです(笑)
「ただいま」「お帰りなさい」のやり取りに爆萌えしたのは初めてかもしれません。
どこを見てもほんわか癒やされた2巻でした。

お付き合いは順調で、一緒にいる時間が増えるごとにその想いもどんどん大きくなっているふたり。
日常の小さな喜びを大切にして、お互いの存在があるだけで笑顔になれるような。
夕と凪の日々はいつも幸福度たっぷりなのが素敵でした。

でもただ幸せで楽しい!というだけではなくて、お互いにしっかり悩むところは悩んで、そしてそれぞれにとっての最善を一緒に選択していく。そんなふたりの様子が見えたからこそ、心を掴まれた部分があったのかなと思います。

そして周りの友達はもちろん、彼らの家族もありのままのふたりを受け入れてくれるあたたかな環境なのもすごく良かったな、と。
夕たちが自分たちらしくいられた理由がそんなところからも伝わってきて、心がじんわりしました。

エロ的な絡みもあるけれどどの場面も優しさと思いやりにあふれているので、エロさを感じるよりも幸せそうなふたりにただただほっこり。
初セックスで夕が思わず涙をこぼした場面はグッとくるものがあって、大切にし合える関係って本当に尊いものなのだなと感じたのでした。

これから先、お互いに少しずつ環境は変わっていくだろうし、これまで通りではいられないこともあると思うけれど。
それでも夕と凪ならきっと大丈夫だなと無条件で思えてしまうくらい、心で深く繋がっているふたりを見ることができて本当に幸せでした!
大満足な続編、ありがとうございました。

3

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