アニキのシゴキ！

表題作が好き

私がピアスに何をまず求めるかというとまずエロ、そしてエロへ向かう必然性、そしてそれを必然にする設定力
（ただ、一度エロ脳スイッチ入ると判断力は鈍る、男子ですもん。）
ですが、表題作は見事です。

憧れのアニキが同級生なのに遥かに大人感が強く、女子にモテるのに興味なし、むしろ自分に興味もつヤンチャ可愛い同級生に惹かれるのは単にゲイだから。
しかも既に前だけでなく後ろも終了というか、最初バリネコだと思ってたから。

・・・あれ。これ、絵柄と柄の悪さで対岸にいるけど、村上左知さんのルールそのいちに背景がそっくり。
こちらの方がキャラに合う感じに野獣ですけどね。

そしてそのアニキを受けとして抱いていて未だに全く引く気もない悲しい当て馬早乙女、いい遊び人な大人です。
あと、可愛い男抱くなら普通に女抱けばいいのにというバイらしい？クズな発言に思わず納得するクズな自分。
とにかく、しっかりその時の話まで一話さくのは親切設計ですね。リバはいやーっ！な方には地雷ですが、その頃は髪の色も違う明らかに別キャラなんで。

後ろの方の作品になぜか出てくる謎の絵の癖がどうもあわないのでパッとしない評価ですが、贅沢すぎるいちゃもんはほっといていい本でした。