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表題作明日も休診

森村(笠井)貴介・元レーサーの歯科医(29歳)
宮本史哉・高校生

その他の収録作品

  • 明日のポジション
  • あとがき

あらすじ

突然の歯痛に、高校生の史哉がやむなく飛び込んだ歯科医院。だが、二代目だという若いハンサムな先生は、なぜだか無愛想でしかも堂々と廃業宣言を……。元天才バイクレーサーの歯科医×バイク好き高校生とのデンジャラス・デンタルラブ。

作品情報

作品名
明日も休診
著者
きたざわ尋子 
イラスト
果桃なばこ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576011028
3

(2)

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萌々

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(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

好きなんだけど

アホの子受けと、強引な年上攻めを書かせたら、きたざわさんが一番好きです。
主人公はアホの子というほどアホじゃないんですが、迂闊すぎ。つけこまれる隙がありすぎで、攻めはつけこみすぎかな?

いろいろ無理がある設定じゃないかな、と思いながらも、なんとなく好きなのですが、イラストは合ってなかったのが残念。

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明日のポジション

やる気のない歯科医の攻めさま
過去を10年たった今でも振り切れないで前に進む事が
出来ない歯科医の攻め様とバイクとレース観戦が好きな
受け様との偶然の出会いから恋人になるまでのお話です。
受け様は高校生で途中の歯科医院にバイクをいつも
置かせてもらっていたのですが、そこで攻め様と出会い
無断で停めていると思われたと思い院長先生の許可が
あると、そして攻め様はその歯科医院の息子だと知る。
しかし、受け様に許可した歯科医は10日前に亡くなったと・・・
それでも今まで通りバイクを置かせてもらえることに。
そして翌日歯が痛み出し、歯医者嫌いの受け様は覚悟を決めて
攻め様の所へ行くのですが攻め様は歯医者は廃業するからと
それでも応急手当てをしてもらい、流れで受け様だけは
最後まで治療をしてもらう事になるのです。
攻め様は受け様の父親がお気に入りだったプロバイクレーサーで
10年前に引退していたのですが・・・
受け様はその事実を知りやめた訳を知りたいと攻め様に
でも攻め様は言葉を濁し話してくれなくて

10年前の意に沿わぬ引退で何もかも投げやり気味だった
攻め様が受け様と出会ったことで前に進んでいく話で
子供ならではの感性と正直さで攻め様に言葉を飾らずに
話すのですが、それは攻め様を前向きにさせてくれる
言葉なんですよね。
受け様と出会ったことで新たにやりたいことを見つけて行く
攻め様、それと同時に受け様に告白するのですが
意地っ張りな受け様は好きなのに保留にしちゃったりと
年の差ならではのラブストーリーでした。
完全な医者ものかと思ったら後半はレーサーものになってます。
年上の攻め様の焼き餅や受け様の無邪気発言には
苦笑いも出ちゃう内容でした。

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