CIEL 2016年 3月号

ぼすこさんの連載モノに期待☆

気になる作家さんの名前がチラホラあったので久々に購入してみました。
一緒に買ったdrapと違って、連載作品に前回までのあらすじがないのでちょっと分かり辛いかも。
でも全体的にポップで王道系の作品が多く、楽しめました。

以下、特に好きだった作品の感想です：

■市川けい「ハローアゲイン」第6話
幼なじみの寛人と恋人として付き合い始めたになった晄希ですが、友達以上の行為にはなかなか発展せず。
「男とセックスとか正直ムリ」
と寛人に言われる夢を見るほど悩んでいますが……

女子と話しているところを嫉妬され、寛人にちゃんと好かれていることが分かって一安心、という話。
元タラシでちょっとチャラい晄希も、真面目そうな寛人もどっちも可愛いですv

■高崎ぼすこ「それでも俺のものになる」Vol, 2
雑誌編集者の伊月（受け）と、若手指揮者で高校時代の先輩の榊（攻め）の再会モノ。
榊が少女漫画のヒーローにありがちな俺様ドS系かと思いきや、意外と一途で気さくで甘々なタイプだったのが良かったです☆
榊に高校時代から想われ、今も口説かれているのに全く気づかない伊月の天然ツンデレぶりも良く、可愛いカプになりそうな予感。

今回ですでに想いが通じ合い一線も越えた二人ですが、今後はどんな展開になるのか楽しみです。

■鳩屋タマ「ヤミ金くんの甘い言葉は当てにならない」新作
初コミック『声色に染まる』で素敵なオヤジ攻めを描かれていた鳩屋さんですが、こちらの新作は年下攻め。
一緒に起業した友人に裏切られた堀川（受け）が、高校時代の後輩でヤミ金業者になった和真（攻め）に再会し…という話。

和真に勧められるまま金を借り、返済する代わりに和真とHすることになる堀川ですが、両片想いのような関係なので、あまり深刻な感じはなし。
年下なのに渋い出で立ちの和真も、お人好しで天然な堀川もいいキャラで、今後の展開に期待したいです。