可愛い顔してとんだド変態! !

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作一枚越しフェティッシュ

岸田柊真,デザイン専門学校の服飾部2年,着衣フェチ
黒江洋児,同専門学校の電脳部1年

その他の収録作品

  • スイッチヒーロー(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき・漫画「変態偏差値」「片付かない」

あらすじ

三嶌デザイン学園に通う電脳部の黒江洋児は、訳あってコスプレサークル衣装担当、服飾部の岸田柊真にコスプレ衣装制作を依頼しに行くことに。
しかし、10万円という高すぎる制作費にまったく手が出ず困っていると〝モデルになったら衣装の制作費無料〟というおいしい条件につられて引き受けてみたら、着せられたのはなんとピッチピチの全身タイツで――! ??

利害一致(!?)のうすうすでドキドキな攻防戦、開幕★

作品情報

作品名
一枚越しフェティッシュ
著者
山佐木うに 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
一枚越しフェティッシュ
発売日
ISBN
9784801955554
3.8

(197)

(67)

萌々

(64)

(46)

中立

(8)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
27
得点
737
評価数
197
平均
3.8 / 5
神率
34%

レビュー投稿数27

肉感がまたイイのです

もはや何にトキメイタのかわからんが
踊りだしたいくらい可愛かったヽ(*´Д`*)ノ
引くくらいの変態に攻められて興奮するとか、
それまたかなりの変態だとおもうのワシw

コスプレの衣装を作ってほしい。
そんなお願いをするために訪問した服飾サークル。
まさかの高予算・・無理か・と思っていた矢先
「モデルをするならタダでいい」
上手い話に二つ返事をしたものの、そのモデルとは・・?!
が今回のきっかけ。
ピッチとした全身タイツをきた男に興奮するという特異体質の攻。
これまた超絶美人なのに、引くくらいの変態さんww
裸の男がすきなわけじゃない、別に男が好きなわけじゃない。
でもピッチリタイツをまとった男の体にしか興奮しない。
最初は触るだけ、でもだんだんエスカレートしていって~

正直、着衣エロで萌えるとか・・・なんて思っていたんですが
今回は以上にエロスでしたね。
イイ感じの肉付きと筋肉の具合がいい。
あいまって、美しいのに変態丸出しの攻がなお一層オイシイ。

攻守逆でも面白そうなカプでした。
変態さん万歳☆
脇でも恋愛もようありそうですよね。
ぜひともそちらで続編希望

8

フェチモノ王道!潔くフェチです!

凄いイイ!フェチモノで教科書にできそうな立派なフェチ!
最後の最後までフェチの勢いが止まらない!駆け抜けた!!素晴らしい!!
フェチを描いてるくせに、2人のラブ度が増せば「こんなの僕たちにはもう必要ないよね!」みたいに、逆にフェチを否定する方に走るのがよくあるパターンですが、こちらは……もう凄いww素晴らしい。

ラブ度が増した2人は、たしかにフェチ抜きでもラブラブできます。
しかし攻めさんwwそれはそれこれはこれ!!みたいなww
心が通じ合った!じゃあもっと本音出していい!?みたいなww

攻めさんが驚きの加速を見せるのに対し、受けさんが(半泣きで)「どんと来いや!!」みたいに受けて立つのがまた可愛らしく男らしく潔いwww

読んでて気持ちよかったです。2人の飛翔っぷりがww
あと付け足しのようになってしまいますが絵がきれいなのも良かったです。

3

全身タイツをBLに

同人や電子書籍等では「全身タイツ」というエッセンスが加わったBLは見たことがあったのですが、商業誌の単行本という形でこのエッセンスを見たことは記憶にはなかったので、それだけでも歴史的な作品になったのではないかと感じます。
私はゼンタイフェチ(今作の全身タイツとは区別して、ゼンタイは「頭の上から足の爪先までしっかり覆った全身タイツ」という個人的解釈です)も兼ねているので、フェチ目線も含めて作品を読んでいました。
さすがに顔まで覆うのはBL作品としては成り立たないと思ったので、そこまでは期待してませんでしたが……。

結論から言うと、着衣フェチを扱ったBLとしてはストーリーは王道だったかな、と(着なくてもH出来るという意味で。関係ないですが世のコスプレ系アダルトな映像も最終的には脱ぐ傾向にありがちなので王道と書いてしまいました)。
全身タイツがメインかな?と思ってただけに、製作していた衣装でもHする後半の展開には、ゼンタイフェチとしては少し残念な気持ちもあり、ストーリーの関係上仕方がないと納得する形に落ち着いたなぁという印象です。

全身タイツを着る黒江くんの身体がとてもエロかわいいですね。水泳体型は細い中にもしっかりとした筋肉は残されているので、全身タイツにはぴったりです。柊真くんの全身タイツに対する言葉もフェチとしては共感できますね。

山佐木先生の作品は今回が初めてだったのですが、細かいふくらみや肉感を大事に描いているし、細かな設定(先述の黒江くんの水泳部設定・柊真くんの言葉や、着衣フェチは特撮からハマったことなど)も説得力があるので面白いなあと思いました。
反面、カップル成立までの大筋が少し物足りないと感じてしまいました(基本的に美人な顔や才能や性に流されて、ほだされて、好きになっていく感じに見えた)。☆4なのはその物足りなさ故です。
ただ、それはフェチメインで扱う作品としては超えにくい壁なのかな、とも考えさせられました。最初のきっかけが「流されて……」だと愛情へと変化させるのがかなり難しいなぁという印象です。

あっ、扉絵!扉絵めっちゃエロかったです!
どうして扉絵のような全身タイツ×全身タイツを本編でやらなかったのか!
もしゼンタイBLが今後出てくるのであれば、是非そういうのも見てみたいですね!片方だけでなく、ゼンタイ同士で擦り合うとより一層快楽の扉が開きますよ!

15

着衣プレイシーン集が欲しくなる

作者のイラストが好きで、この度もタイトルだけ見て購入。
まず本を開くと飛び込んでくるカラー口絵がすんごくエロかったー!場所も衣装もシテルコトももちろんそうですが、この配色があまりに自分好みで読後何度も表紙をめくっては口絵を眺めております...変態(笑)。ところで「レイヤー」って何だろう?というレベルの私は、あれこれ理解するのに少々時間がかかりましたが、わりとシンプルなお話だと思います。あまり深く考えずとにかく「着衣エロを楽しむ」のがおすすめかも(楽しむというより、舐めまわすように見ました)。これから読まれる方は衣装もお楽しみに。※以下、ネタバレ含む(衣装にも触れていますのでご注意)

【表紙のふたり】
・黒江(表紙右):グラフィック科一年・ゲームサークルキャラクターデザイン担当・原点は特撮ヒーローの衣装&必殺技・普通のオタク(※本人談)
・柊真(表紙左):服飾部二年・コスプレサークル衣装製作担当・好みの体を見つけると採寸したくなる服飾オタク・キレイだが近寄りがたい雰囲気も

部内自主制作ソフトのPR用にコスプレイヤーを探すよう促された黒江は、有名なレイヤー集団がいる服飾部にお願いに来たが、ちょっとした有名人の柊真に頼むと製作費がなんと相場の10倍!そこで柊真から出された条件は、製作費ゼロで引き受ける代わりにモデルになってくれというもので…。

ここからはもう、次々くるHシーンにニヤニヤしっぱなしでした。
コンテスト用の衣装を作るという柊真先輩の家へ行けば、渡された衣装はなぜか全身タイツ。そして水泳をやっていた黒江の体は、見事にこれを着こなしてしまう!そう、依頼された「モデル」とは名ばかりで、柊真は着衣フェチだったんですね。布の上から触る舐める、触り合い布越しキス…さらにエスカレート。柊真の顔を見ると結局流される黒江ですが、毎回心の声(ツッコミ)が可笑しくて笑ってしまいます。そして、黒江が "モデル" をしてくれたおかげでコンテストの衣装は着々と進んでいるよう(笑)。変態を堂々とカミングアウトしても我が道を行く柊真ですが、ある話題になると急に態度がおかしくなって…?

恋愛に変化していく部分は少し薄い気もしますが、好きなものが同じだったり共有できるというのは強いものだし、なによりも着衣エロがすごくよかったのでそこだけでも萌2を付けます。ステキなコスチュームも…アソコからアソコがレースアップで、アソコは黒のシースルーで…!…!!これは汗かいたらホント脱げなくなってしまうパターンですな。

さて描き下ろしはコスチュームが "特別" なんです。柊真が黒のタートルというのが彼の隠れSと妄想力を際立たせているようで、エロさが増してましたし(←これは私が思っただけです)。気になっていた黒江がパイパンな件は、カバー下でちゃんと説明がありスッキリな読後感。よかった!

10

全身タイツでもっこり☆

特撮マニアの黒江(受け)は、自分たちでデザインしたゲームキャラのコスプレ衣装の制作を依頼するため、リア充イケメン揃いの服飾部を訪れる。そこで出会ったキラキライケメンの柊真(攻め)は、1着10万円の制作費用をある条件でタダにしてくれると言う。悩んだ挙句に引き受けた黒江だったが、そのモデルというのが、着衣フェチだという柊真のために、全身タイツでポージングをするというもので…。


攻めが、リア充オーラまき散らかしてるキラキライケメンなのに変態、というまさかのギャップキャラでした。
受けに全身タイツを着せて、触りまくり舐めまくり、なのに「俺、布まとってない男の身体にはまったく反応しないから」と清々しく言い切る変態。布をまとった男体がお好きなようです。
受けは特撮が好きで、それが元でキャラデザインを学ぼうと大学に入った筋金入り。コスプレ衣装を作ってもらうためなら全身タイツもやむなし、と耐えていますが、エロいことはされるし、なのにモデルは別に自分じゃなくていいんだ、と知るとモヤモヤ。

受けが、攻めのことをずっと「可愛い」と思ってるので、もしかしたら思ってるのと受け攻め逆なのかな、と心配になったくらいでした。個人的に、攻め×攻めだろうが攻めのが体格小さかろうが大丈夫なんですが、最初思っていた受け攻め予想が裏切られるのが苦手で…。だから、読んでる途中でこちらの作品ページの受け攻め設定を見にきて、「よかった、思ってた通りのポジショニングだった」と安心して読み進めました。(笑)

受けが思っている通り、攻めが可愛くて、なのに変態で、なかなか楽しく読めました。着衣エロと聞いて、中途半端に脱げた状態を想像していたのですが、布越しじゃないとダメ、というフェチでした。直はダメらしいです。
キスですら布越しじゃないとダメだったのが、想いが通じた途端に直でもOKになるのがちょっと納得いきませんでしたが、エロエロ楽しく、ぴっちりタイツでの勃起が肉肉しくて眼福でした。
1冊まるまる同じカプの話で、読みごたえありました。

4

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP