ひつじの鍵

hitsuji no kagi

ひつじの鍵
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神79
  • 萌×255
  • 萌17
  • 中立8
  • しゅみじゃない11

119

レビュー数
18
得点
674
評価数
170
平均
4.1 / 5
神率
46.5%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
山田2丁目 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403524066

あらすじ

金持ち学校に通う高校生の羊は、父親のカード会社のコンシェルジュ一色と知り合う。
どんな難題でも叶えてみせる彼に夢中になる羊だが……?

表題作ひつじの鍵

一色千喜・コンシェルジュサービス・31歳
登島羊・高校3年生

その他の収録作品

  • ひつじの夢
  • ひつじの心配 あとがきに代えて

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数18

設定が気になった

カード会社のコンシェルジュの設定が気になって前半しか読めませんでした。
私の知ってるカード会社のコンシェルジュは予約や買い物の手配だけでカード会員と会う機会なんてないと思うのですが…。
しかも主人公がした質問の回答を手紙にして家まで届けるなんて異常としか思えません。
もし主人公が女性ならばカード会社に気持ち悪いとクレームをつける事案だと思います。
カード会社のコンプライアンスも攻めの社会人としての意識もどうなってるの?と気になって気になって先に進めませんでした。
仕事の出来る男性が好きなので、今回の設定が合いませんでした。

2

受け攻めどちらの思考にもついていけず

序盤は二人の出会いに萌え、敬語の攻めも好きなのでドキドキしながら読んでいた。執事さんに会いたくて無茶ぶりする受けも可愛いし、そんな受けを穏やかな口調で叱る攻め様にはときめいた。
が、そこからすぐに、プライベートな本来の、乱暴な言葉づかいの攻めになってしまい…。個人的にはお仕事モードの攻めの方が好きで、ギャップ萌えはなかった。
それでも好みの問題と気持ちを切り替えて読み進めるも、攻めの住んでいるアパートの部屋が、まんま受けの昔住んでた部屋、というのに、ご都合主義的なものを感じてしまい、持っていた鍵を使って受けが攻め宅に不法侵入し、写真を盗むくだりには普通に引いてしまった。いや、それ犯罪…。
その写真の女性が亡くなった妻ではないと知った受けが、嘘つきと攻めをなじるのも、人の家に勝手に入ってもの盗んでおいて、この子なに言ってんだ、としか思えず。

それより何より、やっと受けが恋心を自覚したと思ったってとこで、即、攻めが「高級ホテルとラブホどっちがいい?」って訊いて、「ラブホ」って受けが即答する展開の性急さにびっくり。
だってそれまでは攻めの心理描写がなくて、受けも読者も、攻めはバツイチノンケだと思ってたし。その場で実は元々男が好きで、受けには一目惚れみたいなものだった、と言われても。こっちは一体いつ、どこをそんなに好きになってたの、って位なのに、いくらなんでも、好き→初キス→ホテル直行の流れはサクサクし過ぎじゃないか。
で、受けものこのこ、ホテルついてくんかーい!  みたいな。しかも最後までやっちゃうんかーい、みたいな。
コレだけ年齢差あって、受けはまだ高校生だけど、ていう躊躇もなにもなく? 
申し訳ないのだが、この展開の唐突さにまったくついていけないというか乗れなくて、結ばれたシーンもまるで萌えず、平常心で読んじゃった。
んでもって、受けの家宅侵入と窃盗も、特にお咎めなし? それもなんだか納得いかず…。この結ばれるまでのお話が、一冊まるごと使ってもっとじっくり丁寧に書かれてたらな。
最初の設定なんかは好きなのに、残念。

3

キャラメルからはじまる恋

攻めの一色さんがカード会社のコンシェルジュで受けの羊くんのお父さんの顧客のお願いでキャラメル千箱用意してもうらうとこから始まるんですが、羊くんがたまたま見てしまった一色さんの一仕事終えた素の姿が気になって…みたいなお話。
一色さんのTHE・コンシェルジュのお仕事モード丁寧口調からオフモードの乱雑な口調へのギャップがどハマりしました!
羊くんのお金持ちになったのに洋服をイオンで買うような素朴さも可愛いし一色さんにかまって欲しいけど素直になれないところもいい!
理想の年の差カップルですね。一色さんもいい大人なのに高校生に手出しちゃうところがさらにギャップ萌えで好きです。

あと、羊くんのお父さんの悲鳴が「キャッ」なのが個人的にすごくツボりました(笑)
お父さんかわいいですねぇ。小動物を愛でてる気分になります。

1

最後の最後でドーーーン!

作家さん買いです。
そして失敗しました。
一穂ミチさん作品はどれもキャラクターが生きていて、どんなストーリーでも実際に本の向こう側で世界が存在しているような特別な感覚になっていました。
BL界ではモブ、当て馬にしかならない女の子も生きていてキャラクターへの愛情も感じられて、鉄板中の鉄板作家さんだったのですが、、、
今回も最後の最後まで「あー、素晴らしいな。さすが一穂さん!やっぱ鉄板だ!攻めも受けも本当に本の向こう側で生きているような、でもカッコイイし可愛いし!素敵!」と思っていたのだけど、最後の最後で「は?」「え?」と思ってしまいました。

本当に最後の最後、攻めと受けが久しぶりにガッチュンする場面。
スーパーコンシェルジュ、ドラえもんのポケットコンシェルジュ、仕事に愛とプライドを持つコンシェルジュである攻め。
顧客である受けの父親の名前を出してまで飛び入りで泊まり込んだコテージ。
そこは受けが友達の伝手で見つけたバイト先。
金持ちが趣味がてら経営しているようなコテージ。
そこで何の下準備もせずにヤっちゃう。
一歩譲って受けの喘ぎ声の遠慮のなさは「壁が厚いからへーきへーき」で、いいとしても、シーツにアレなものがポタポタ落ち染み込むのは駄目でしょう。
そのシーツどうするつもり?当然替えは持っていませんよね。
どこかにあるはずのシーツ庫にでも行ってこっそりと付け替えるのでしょうか?
受けがそのまま寝ちゃってるのに?
その受けくん「このまま眠りこけても朝にはきっちり起こしてくれる」
、、、なんでしょうか、このお客様状態。

どの作品にもキャラクターへの愛情が感じられた一穂さんでしたが、この作品に関しては最後の最後でポーンと放り出したような、愛情が他に逸れたような気がしました。
途中までは本当に神展開だと思っていただけに惜しいです。

0

胸のキュンが止まりません。

究極の癒し系BLでした。

正直、一穂先生の作品群の中ではやおい度が高めというか、ストーリーよりもキャラ萌え重視な雰囲気でしたが、胸がキュンとして止まりませんでした。
たまにはこういった、考えるより萌える作品というのも良いな〜と。

特に一色さんのキャラ設定には、お見事としか言いようがありません。相変わらずお仕事のチョイスが素敵。カード会社のコンシェルジュサービスなんて、由緒ある庶民()出身の私からすれば、本当に存在するのかも分かりかねる存在。しかし、先生の小ネタの説得力と、一色さんの慇懃な振る舞いも相まって、読ませる力がありました。このリアリティ、興味をそそられる話題の提起が本当にすごいです。

序盤の、羊が一色さんに興味を持ったお手洗いの場面では、一色さんはため息をついて手を洗っていただけ。しかし年上の男性の、なんとなくセクシーな、見てはいけない部分を見てしまったような、若干の背徳感さえ感じるときめきを共に味わい熱量が一気に上がりました。日頃の何気ない一場面が、人生の分岐点になってしまうことってありますよね。

しかしまあ、年齢的には一回りちょっと離れている2人ですし、お仕事モードの一色さんの言動から、慎みというか、あれやそれは我慢する方向性かと思いきや、手ェ出すのはや。はやっ。(もう一度言う)
お話の分割地点が表題(付き合うまで)と番外(付き合ってから)で半々くらいなので致し方ないかとも思ったのですが、そこだけは解せませんでした。

序盤の期待値から比べて、読んでみたら全体的にざっくりとしたお話でしたが、それを超越してめちゃくちゃ萌えました。
もう一点、挿絵担当の山田2丁目先生のイラストが素晴らしかったです。普段挿絵はおまけ程度に捉えていることが多いのですが、キャラのハマり具合が半端じゃなかったです。特にお気に入りのシーンは、ラストの挿絵。羊の表情に私の萌えタンクが爆発しました。

一穂先生の文芸的な作品群からは、あまり想像がつかない展開でしたが、純粋に楽しかったので神評価に致します。
いや〜コンシェルジュ最高です!

1

人当たりのいいコンシェルジュも口の悪い素もステキ!!

変な題名だなと思ったので読んでみたくなりました。
読むとなるほどねという意味がわかりました。

資産家のお坊ちゃんお嬢さんの集まるセレブ高校に通う成金ながらそこそこの資産家の息子が、子供のくせに親の金を使ってお気楽に遊んでる、と見せかけて結構な苦労人な羊くんです。
お金があることを謳歌し楽しんでいるほうがお父さんが喜ぶ、なんて理由で深夜の帰宅にタクシー呼んじゃうのです。

根が庶民の羊くん、100均とイオンのシャツが好きってところが面白くて気に入りました。

なんだか気になる、見てると自分が安定する、と自覚のない片思いそしている相手はカード会社のVIP専用コンシェルジュの一色さんです。
アホな望みを言ってくるしょうもない子供の希望を叶えてくれる魔法使いか猫型ロボットのコンシェルジュさまなのです。

言葉責めというには可愛いものですが、この二人のエッチはやたらとおしゃべりが多いです。
気を逸らしたいのか照れくさいのかよく喋る、それで笑わせてくれるエッチでした。

イラアウトも文章のイメージ通りで一色さんは温厚で誠実さ満載のイケメンさんで、羊は無邪気で天然ぽい感じ、3頭身の羊がめっちゃ可愛いです。

1

かわいいかわいい

よくよく考えてみれば酷い話というか(笑)いい歳したおっさんが男子高校生に手を出す話なんですけど、そこは一穂先生。かわいく、ゆるくお話が進んでいきます。

キャラメルやフィギュア、一枚の写真など小物の使いかたが上手い。
タイトルも納得でした。

なによりも山田二丁目先生のイラストが素晴らしい。
もうこれだけで眼福です。

コンシェルジュの一色さんはかっこいいし、羊くんはただ可愛い。

どこかほんわりとした、リアリティのないお話でしたが、それもありかなと思わせるいいお話でした。二人は今後、相当のバカップルになるんでしょうね。結構お腹いっぱいですが、まだ入りますよ(笑)

2

掛け合いが絶妙

初読み作家さんです

いやぁ、掛け合いがテンポよくて面白かったですー

受けの羊くんが、色々考えててすごい尊敬しちゃいました
私だってこんなん考えて生きてなかったよ、10代……
健気なとこが、またいいな……見せないようにしてて……

対する攻めの一色さん
オフがオラオラ系ですか、口悪いっすね!最高です!
この切り替えっぷりが良かったー

何だかんだいいつつ羊くんに惚れちゃってんのが伝わってきてニマニマしてしまいました

登場時から気になった和楽くん……
いい男に育ちそうでおばちゃん、君の話も読みたいよ……

全体的にとても読みやすく、それでいてエチシーンはエロくて良かったです!
作家買いする作家さん、増えちゃったわ〜

2

テンポ良い会話が魅力

読み始めたら面白くて一気に最後まで楽しく読み終えられました。読後感も良い。

この作品の魅力は何といっても一穂先生らしいテンポ良い二人の掛け合いだと思います。
会話の間に変に心理描写がなく、ポンポンと繰り広げられる漫才のような小気味良いやり取りが大好きです。
ただの日常会話の中にちょっとした皮肉さや、プッと笑ってしまう要素がごく自然に混ぜ込まれていて、一穂先生はほんとにこういった掛け合いを書かれるのが上手いな~としみじみ思いました。

攻めの一色のオンオフのギャップにはびっくり萌え。
非の打ち所のないお仕事モードからの、ちょい悪風の口悪いプライベートモードの落差がたまりません。
仕事に対しては誠実でどっちにしろ男前なんですが。

一方受けの羊も、軽そうに見えて実はちゃんと物事を深く捉えてしっかりしている所、口ではマセた発言をしつつも意外と純情な所など、ある意味二人ともギャップがあってキャラ立ちしていて面白かったです。

歳の差が結構あるので絡みはちょっとした背徳感があって萌えました!
「狼の皮をかぶった羊の皮をかぶった小悪魔」まさにその通りで誘い受けのくせに恥じらう羊がエロかわいい!

読みやすくテンポが良いけど、軽すぎず芯があるお話なので満足度が高く、何度もリピートしたくなる作品です。
名言が端々に散りばめられています。

愛と愛と愛と愛のコンシェルジュを堪能したい方はぜひ!

2

新鮮なギャップに魅かれました

今現在はお金持ち学校にも通いセレブな生活をしているものの、貧乏経験もあり見た目のわりにシッカリしている受け(高校生)と父親の利用しているカード会社のコンシェルジュの物語です。

まず思ったのは「攻めのギャップがスゴイ! 今までここまでのギャップは見た事がない!」でした。
これは羊が惹かれてしまうのも納得です。 ただでさえ高校生からしたら大人な一色に惹かれるだろうに、あのギャップを見せられたら好きになっちゃうよね。

しかし、一色は羊のどこにそんなに惹かれたのだろうか。 いい子だと思うけれど顧客の子供に手を出してしまう危険をおかすほど好きなのね?とちょっとびっくりしました。

仕事第一でプライベートに時間をさけないような一色が、未成年で顧客の子供に手を出したって事はそれだけで十分羊を愛してるのが伝わるわけだけれど、いつそんなに好きになったのか一色視点で読んでみたかったです。

こんな風に書いてしまいましたが、羊は再婚でお金持ちになっても謙虚だし素直でとてもいい子でした。 一色が羊の良さをわかってくれて本当によかった!

後半は一色の嫉妬や余裕のなさが少し見え隠れしていたのもよかったです!
大人だけど、高校生位の子の気持ちの移り変わりの早さも知ってるだろうし同じ年の子に気持ちが移ってしまうんじゃないか心配な気持ち、よくわかります。

個人的な好みの問題ですが、それでももう少し大人の余裕のなさが見たかったです。

ライトな感じで読みやすいのでBL初心者さんでも読みやすい作品だと思いました!

4

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