その男、有能でプライドが高くどこか危うくて美しい…

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表題作ヴェリタス

存在せず
シャノン・ベルツ 某国の対外国特殊諜報機関の工作員

同時収録作品heven

ベイビー・シュバルツ 受け攻めなし
シャノン・ベルツ 受け攻めなし

その他の収録作品

  • sacramento
  • あとがき

あらすじ

某国の対外国特殊諜報機関に所属するシャノン・ベルツは容姿、頭脳、技能、どれをとってもトップクラスのエージェント。
そんな彼がある任務のために潜入することになったのは、世界のVIPを会員に持つ巨大な秘密結社───〝ヴェリタス〟
とある古城で開かれるという人間をペットに見立てた〝擬似ペットショー〟に〝ペット〟として潜り込んだシャノンは、検査と称してカラダを探られ、奥まで弄られて───…!?

作品情報

作品名
ヴェリタス
著者
真行寺ツミコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクションDX
発売日
ISBN
9784801956209
3.4

(74)

(23)

萌々

(8)

(29)

中立

(6)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
13
得点
240
評価数
74
平均
3.4 / 5
神率
31.1%

レビュー投稿数13

BLではないんですね

絵が美麗です。真行寺先生作品読むの5作目です。
優秀でクールな美形諜報員が富裕層の秘密組織へ潜入してエロいことをされる。マンガみたいで(マンガですが)好きですよ。

本格的?な設定(説明が複雑で多い)と美しい世界観で期待したのですが、恋愛のレの字も全く出てこない。
モブによるレイプはありましたが。

BLってボーイズラブですよね。
Bがエロいことするだけのお話ではないですよね。
なのにBLレーベルから恋愛要素がほぼない単行本が出るのが驚きです。私が無知なだけですかね。
さすがにラストにほんの少し匂わせがありましたが。
にしても「ブラフマー」も作り込まれた世界観はあっても恋愛要素なく、そのことについてあとがきでお詫びされていましたが。
本作でもまた恋愛していないとは驚きました。

0

トップクラスのエージェント

この作品、ちょっと複雑で何度か読み直しました。
そして、読み度に感想が変わるパターンだわ。
とても珍しく、ラブストーリーはありません。
なので、決まった相手と恋に落ちる等の甘い設定は皆無。
エージェントの、シャノンが任務を遂行する物語。
それに、絡んで〜シャノンの魅力を最大限に引き出しています。
他のレビューにあるように、もう1つ作品があるようで、それはまだ未読です。

美しく気高いシャノンに、任務中に行われる不特定多数からの卑猥な行為。
ここは、見どころですね!

これは、シリーズ化しても良いんじゃないかと。かなり、面白かった。

ネタバレ無しでおすすめです。

0

もっと読みたい!

他の作品がすごく良かったので、作者買いです。綺麗なモブ×大好き。シャノンも本当に魅力的で・・・!ガチなショタって可哀想になっちゃいますが、『内面だけショタ(な振りをしているエージェント)』という素晴らしい設定にめちゃくちゃに萌えました_(:3 」∠)_

ただ、自分の理解力の足りなさ故に、たびたび展開についていけないことがあったので、もっとじっくりねっとり描いていただけると嬉しいな、と思います。

今後も作者様追いかけます!

0

ファンタジーのような作品

独特の世界観に引き込まれました。

ヴェリタスとは秘密結社なのですが、人間をペットとして売買したり品評会に出したりしているクソ組織です。
その組織に諜報部員のシャノンがペットとして潜入捜査するのですが、出てくるヴェリタス会員のゲスさったらありませんでした。

現実かと思ったら夢?だったり、過去だったり…ほとんどファンタジーです。
そして、B Lではないと思います。

ラストは死を装って護衛のベイビーと行方をくらますのですが、ベイビーに対しては人間愛的なものを感じました。
頭脳明晰・容姿端麗の付け入る隙がなさそうなシャノンですが、意外と情に脆く優しい人のような気がします。

ちょっと一冊では伝わりきれないほどの世界観ですので、いつかシャノンとベイビーたちのその後を読んでみたいです。
そして、2人のラブにも期待したいな…

0

この蠱惑的な世界にもっとどっぷりと浸かり込みたい…

わわ、これは超好みな世界観!
そして修正の薄さにビックリ!!!耽美な画面を邪魔しない黒棒線がありがたいです。(※Rentaです)

金持ちの享楽主義者達が集っている秘密結社「ヴェリタス」。
そこに任務で潜入することになった特殊諜報員の〔シャノン〕を主人公に描かれる、ダークで蠱惑的な世界観のお話です。
作者の中で“攻め”に位置付けられているキャラは一応いるものの、そのキャラとどうこうなるストーリーではないのでBLには少々分類し難い内容かも。
ガッツリBL誌の麗人よりも、2000年代のエロティクスエフあたりに載ってた方が読者受け良かっただろうなと思いながら読みました。
ちなみにヴェリタスの意味は「真理」。
作中に「The Ones Who Walk Away from Omelas」という本が登場するのですが、この実在する本のあらすじをさらうと、本作のラストについてはちょっとだけ答えが出るような気がしますね。
何も感じないか、黙って去るかのどちらでもなく、「潰す」と答えたシャノン。
その後、彼がどういう道を選んだのかはカバー下でさらっと知ることができ、まぁ一番妥当な道かなという未来です。
で、その未来のお話にあたるのが、本作よりも何年も昔にGUSHpecheで描かれた「GOOD NIGHT BABIES」という短編(単行本未収録)のようなのですが、掲載誌が古過ぎて電子化されてなかったー↓↓残念。
あと、もう少しスピリチュアルなことに詳しければ、シャノンが医者から渡された「お守り」(鈴)の役割や、「真理」に辿り着く前に鳴る鈴の音の意味合いなんかも汲み取れそうなんですが、んーちょっと分かんないな。

・・・とまぁ小難しい話はさておき。

本作の楽しみどころとしては、美形諜報員のシャノンが元より“そういうこと”をされる前提で秘密結社に潜り込み、心の中で悪態をつきながらもモブの変態オヤジどもにいいようにされまくるところですね!!
エロエロにされながらも決して快楽堕ちはしない、だけど金持ちのペットを演じているので痴態は惜しげもなく見せるシャノンの姿は、私のおかしくねじれまくった性癖を大いに滾らせてくれます♡
ペドフィリアに取り入るために「見た目は大人、頭脳は子供」の逆コナンキャラで潜入する3話目以降が、たいへんドエロくて良かったです。
修正ありがとう!!いくら任務だからって、いくら任務だからって・・・尿道とお尻そんなグリグリされちゃっていいのーー?!って心の中で大騒ぎしながら読みました。
惜しむらくは、シャノンの身体がやや丸すぎる点だなー…。熟女体型で肉感的なのはエロいっちゃあエロいけど、もうちょっと脂肪少なめ筋肉多めがよかった><
なお、モブの顔(目)は描かれません。モブはモブです。

色々と謎を残したまま終わりますが、こういう曖昧模糊なお話は寧ろ好きな類いなのであれこれ想像を膨らませつつ、取り急ぎ「GOOD NIGHT BABIES」を探してみようかな。
評価の「神」は好み過ぎるノワールな世界観に捧げます。

新刊(車輪の下)もバッチリ好きなやつっぽいので買わねば♪

【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(2p)付き

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