小箱あき初単行本。

声しか見えない

koeshika mienai

声しか見えない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×28
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
58
評価数
17
平均
3.5 / 5
神率
11.8%
著者
 
媒体
コミック
出版社
ジーウォーク
シリーズ
ムーグコミックス BFシリーズ(コミック・ジーウォーク)
発売日
価格
¥694(税抜)  ¥750(税込)
ISBN
9784862976376

あらすじ

トラウマから声が出せないサラリーマン「藤沢」と、どうしても藤沢の声が聞きたい部下「岸野」。岸野は藤沢をトラウマから上手く救い出すことができるのか。

藤沢裕は上司との不倫が原因で支社に飛ばされることとなった。 不自然な時期の異動…みなが腫れ物のように接してくる中、 今日も岸野辰巳だけがやたらと絡んでくる。 「よく聞こえないんでもっと大きな声でお願いします」。 戸惑いながら参加した歓迎会で酔いつぶれてしまった 藤沢は岸野に介抱されることに…。藤沢のトラウマとは?!

表題作声しか見えない

岸野辰巳・会社員
藤沢裕・会社員(攻めの上司)

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

次回作も期待!!

受け様が不倫経験あり・・・っぽいという部分には引っかかりつつも(すみません、基本ピュア受け萌えするたちで・・・)、なんとなく気になって購入しました。

コメディーっぽいノリも入りつつも、シリアスな流れもあったり・・・と、初見時は自分の中でノリが確定せず戸惑いもあったのですが、読み進めていくうちに、どっちということでもなく、両方がバランス良く入っているお話なのだと気が付きました。
それでもう一度読み直してみたら、すんなりとお話も読めるようになり、途中切なくなりつつも、楽しく読み終える事ができました。受け様が悲観的になり過ぎないのがイイです。

「声しか見えない」の意味も、なるほど!!!と、納得。
私は失顔症ではありませんが(でも顔を覚えるのは若干苦手・・・)、攻め様と同じく「声」に敏感に反応する傾向があるので、妙に共感してしまいました。

また、当て馬で登場した園村さん。最初掴めない部分もあって、裏があるんじゃ・・・と警戒していましたが、なんだかんだ最後まで良い人で、スマートな行動のできる人でした。園村さんの片想いは前途多難そうだけれども、是非ともスピンオフで園村さんが恋続き愛成就させるところを見てみたいです。

作者様、初単行本とのことで、次回作もチェックしてみたい作者様の一人になりました。

3

声から見える彼の姿

トラウマで声が出せなくなった藤沢と、
苦節7年。入社以来藤沢の声に惚れ込んで、お近づきになることを目標に仕事に励む(笑)岸野の恋の話。

これ、ただの声フェチの話かと思いきや違ったんです!
岸野のある事情により、藤沢でなくてはならない理由が後々語られます。
だからどんなにそっくりな声の持ち主が現れても、ぶれることなく藤沢を愛する姿が見られて感動!
ただの声フェチの変態男の話から、
意外とシリアスな理由による一途な恋の話へとシフトチェンジします。

藤沢のトラウマの払拭の仕方が、ちょっと無理ある様な気もしますが、
所々笑いを誘うセリフなどもありつつ、
藤沢のトラウマも、岸野の件も余り重くなりすぎず
素直に良かった!と思えた作品でした。

最後、題名に納得です!

1

斜め上にズレた攻めが面白い!!

ずっと気になっていた作品です。紙本になったので購入。
電子配信時の「睦言のように囁かないで」よりも、「声しか見えない」というこちらのタイトルの方がピッタリで素敵です。ちゃんと意味があるのですよ~!

部長に脅され、不倫関係にあった藤沢(受け)は、そのせいで支社に飛ばされて、更に心の傷から声が出せなくなります。そんな藤沢にやたらと絡んで来る部下の岸野(攻め)。声を聞かせてくれないなら、秘密をバラすと脅され…という展開です。

受けは清楚系というか、しとやか系。シャツのボタンを外すと見える、首のホクロが色っぽい(//∇//)
たまたまゲイバーで部長とかち合ってしまった為に、ゲイだとばらされたくなければ~と脅され、関係を強要されます。更に「妻にばれたから」と支社に飛ばされ、支社では変な部下にロックオンされ、と踏んだり蹴ったり。仕事の出来るエリートという設定ですが、なんだかこうやられ放題だと、ちょっと情けない…。
情事の最中に、男の喘ぎ声を聞くと萎えるから、声を出すなと言われていたため、必死で声を我慢しているうちに、トラウマから日常でも声が出なくなってしまったのです。

攻め続きは声フェチ。新人研修で聞いた受けの声に惚れて、7年も受けに近付く為に頑張り続けた執着系。ズレた所はありますが、一途で自分の気持ちに正直です。そして受けの声にやたらこだわるのも、彼なりの深い理由があり…といった所。
とにかく攻めにとって声というのは、その人自身を表す重要なものなんですね。

攻めがグイグイ行く事で、傷付き頑なになった受けの心に徐々に入り込み、二人の距離が近付きます。そこに、また例の部長が現れたり、取引先である、受けと声がそっくりな従兄弟とその上司というダブル当て馬が現れたり…と波乱の展開が続きます。

最初に「秘密をバラされたくなければ」と脅す暴挙に出つつも、受けを真っ直ぐに想う、攻めの不器用さだったり、一途さにはキュンキュンします。この秘密の内容がちょっと強引すぎる気もしますが…。

斜め上にズレた所のある攻めのボケたセリフと、受けの冷静なツッコミも見所。「寝てる時の声、エロいし…」という攻めに対して、「だからって普通寝てる男とコキあおうとは考えない…」みたいな。

絡みはちょこちょこ。最初は寝ている受けを辛抱たまらず襲っちゃうから始まり、大抵我慢の効かない攻めががっつく…といった感じです。年下らしい余裕の無い攻めと、エロの時でも清楚な受けに萌えます( ´艸`)

最初に攻めが受けを脅すのってどうなの?とか、エリートという設定の割には何だか流されすぎじゃないか…と気になる点はあるものの、テンポよくグイグイ引き込まれる感じで面白かったです。

従兄弟とその上司の今後が気になります…!

2

声にまつわるまっすぐなお話

受けがトラウマから声を出すことができない、という部分に惹かれて手にしました。
初単行本とのことですが、1コマ1コマとても丁寧に描かれており、お話の進み方も良く、最後まで一気に読み込んでしまいました。

受けの藤沢さんが支社に飛ばされる原因となった上司との不倫は双方合意の上ではなく、ゲイだとバラされたくなければ…と半ば脅されての関係であったこと、
また、男の喘ぎ声は気持ち悪くて萎えるから我慢しろ、と上司に言われたショックと、支社に飛ばされた原因を周りに知られているのではという不安から日常生活のなかでもか細い声しか出せなくなったこと、
という上記2点が、不遇な環境にいる薄幸な受けが幸せになっていくお話が好きな私のツボを刺激してくれました。

支社を訪れた上司の誘いを拒否できずにホテルでシャワーを浴びながら、その間ずっと岸野さんのことを考えてしまう藤沢さんや、
岸野さんに感じている声を聞かれるのが恥ずかしいと思う藤沢さんが、とてもかわいらしかったです。

強迫観念から声を発せない藤沢さんですが、心のなかではきちんと強い意志を持っているので意志薄弱というわけではありません。続き
だからこそ、周りに岸野さんとの関係を悟られないようにどうしようどうしようと一生懸命考える藤沢さんの姿も楽しむことができました。

藤沢さんと岸野さんの関係を確固たるものにするためのキーパーソンとなった園村さんと森谷くんが、今後どのような道を辿っていくのかという部分も非常に気になりましたので、
続編やスピンオフが出てくれたら良いなぁと思いました。

2

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