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先輩の突然なセクハラについて

senpai no totuszen na sexual harassment ni tsuite

  • 紙書籍【PR】

表題作先輩の突然なセクハラについて

鵡川 生徒会長
霧島 元美少年の長身イケメン

同時収録作品すべては両手におさまらない

茅部 高校2年
タカ 高校1年

同時収録作品こどもごっこ

その他の収録作品

  • わるがきごっこ(描き下ろし)

あらすじ

身長が40センチ伸びて、
小柄美少年から超絶イケメンへと急成長した霧島は
その姿を見た先輩・鵡川に突然服を脱がされた。
霧島が何度告白しても「恋愛対象じゃない」と断ったくせに、
触ってきたりキスしてきたり、掻き乱してくる。
デカい男なんて可愛くもないのに、なんでこんなこと!

作品情報

作品名
先輩の突然なセクハラについて
著者
たなせたな(たなせ) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758076326
3.5

(4)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
13
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

カップリングネタバレありご注意

超絶美少年だった霧島は、生徒会長の鵡川が好きで、何度も告白しては振られていた。結局受け入れてもらえないまま鵡川が卒業し、その後の2年間で身長が40センチ伸びた霧島。しかし生徒会の用事で再会した鵡川は、自分より遥かに大きくなった霧島にやたらとセクハラをしかけてきて…。


可愛くてもダメだったのに、こんなに育っちゃったら万に一つの可能性もないな、と絶望している後輩と、寡黙で何考えてるのかよくわからない元生徒会長の先輩のお話です。
かつて美少年だった後輩が受け、元生徒会長が攻めという、逆体格差カップルです。

攻めの言葉数が少なすぎていまいち気持ちがよく分からなかった。小柄な美少年はダメで、がっつり育った長身イケメンになったらオーケーな理由は一応ちゃんと説明はされていたのですが、ちょっとふわっとしていて、それならあんなに完膚なきまでに振らなくてもよかったんじゃ…と思ってしまいました。
あと、受けがそこまで攻めを好きな理由がさっぱり分からない。あまり好きになる要素がない気がします。
カップリング設定自体はとても新鮮で面白かったので、ちょっともったいない気がしました。


他、別の高校生ものが二編入っていました。
ひとつは大柄な後輩と、それより身長の低いチャラ男な先輩というコンビ。こちらも先輩×後輩で、逆体格差カプのようです。
のよう、という通り、受け攻めは推定ですが、まあ先輩×後輩だろうなと確信できる程度のエロはありました。
こちらも受け攻めそれぞれの良さがあまり分からず…。特に受けがなぜ攻めに惚れたか疑問でした。


もうひとつは恋愛以前の同級生の高校生もの。これはかなり前に描かれたものらしく、絵柄が粗く古かったです。
とある因縁のある長身イケメンの同級生が、公園で子供のするような遊びをしているのに遭遇した主人公、というお話。子供の遊びを長身の高校生が黙々とやってるのはシュールでした。
エロはなく、どちらが受けか攻めかはまったく分からないのですが、逆体格差の好きな作家さんのようなので、もしかしたらこれも逆体格差設定なのかな、と思ったりしました。

絵柄は幅がありますが、どことなく秋葉東子さんを彷彿とさせる感じの絵柄でした。
評価は全体的に中立〜萌という感じです。

2

タイトルと内容に関連性がない

最初にごめんなさい。
「たなと」さんと勘違いして読みました。
ずいぶん画風が変わったなと思ったら、別の方だった。
初読みの作家さんでしたが、ちょっとわたしの好みには合いませんでした。

【それはお互いさまです】しゅみじゃなさすぎる
生徒会長を好きになって生徒会にまで入って1年間告白し続けた霧島。
最後まで無下に断られたまま、先輩は卒業して2年後、先生の手伝い(スピーチ)で先輩が学校にやってきて…、という始まり。
先輩在学中の1年生のときは体も小さくて美少女に見紛う容姿だった霧島が、2年で40cmも身長が伸びたことで先輩が興味を示すのですが、もう「先輩を好きになれるかどうか」、この一言に尽きると思います。
わたしはだめでした…。嫌い。嫌いすぎる。
常にひとを見下す態度。ぶっきらぼうな物言い。好きになれる要素がない。
あと先輩は「卒業生のスピーチ」で学校に来ていた設定だったのが、なぜかレポートの資料探しや先生の手伝い風に生徒会室にいる。高校の生徒会にある資料が必要なレポート?大学のレポートならまずありえない。先生も手伝わせるなら在校生でしょう。卒業生は部外者ですから。それにスピーチは何だったのか?進路関係の卒業生の話かと思ったけど、その後何もなく…。と、先輩嫌いさで粗が目につきまくる。こんな自分、いや…。
ふたりに関しては、「お互いがいいならいいんじゃないの」というくらい興味が持てませんでした。
タイトルも何がお互いさまなのか、よくわからなかったです。

【すべては両手におさまらない】中立
下心ありで可愛い女子には優しい茅部と誰にでも優しいタカの話。
女子を呼び出したら、いつでも代理のタカがいるというのは面白かったけど、「運動できない」はずのタカのガタイの良さが気になって。柔道部の73〜81kg級レベルでした。
この作品もタイトルと内容がつながらなくて悩みました。
両手におさまらないほどのガタイの良い受けってことでいいのかな?

【こどもごっこ】萌?
萌というのと違うな。唯一、タイトルと内容が一致してました。
母親の不倫で親が離婚した高坂と、そんな高坂が公園で土をこねているのを見つけた小坂の話。
「小さい頃は習い事ばかりで遊んだことがなかったけど、もう禁止する母親もいないし、いいかと思って」泣ける。そんな同級生がいたら全力でケードロでも何でもしますね。
後半で衝撃の真相が明らかになります。友情の話でした。
萌えはしませんが面白かったです。

【わるがきごっこ】
「こどもごっこ」の描き下ろし。
BL要素がなかった本編に、BL要素をほんのり付け足した感じでした。

0

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